くろネコのブログ一覧

先日の田沢湖味噌たんぽオフの時に、リラックマグッズと一緒にこれももらってました。
おじいさんの持ち物だったそうですが、捨てられてしまう所を救出したのだそうです。

かなり古いオリンパスのPEN S2.8と、フジの簡易なカメラ、使い切りタイプのレンズ付きフィルムです。

PENはレンズにゴミが少し入ってるだけで深刻なカビもなく程度良好。
巻き上げてシャッターを切ると動作もしていますが、シャッター羽根に粘りがあるのか動作はちょっと遅めです。

おそらくですが、気に入って使っていたPENが露光オーバーでちゃんと撮れない現象が頻発し、仕方なくフジの簡易カメラを買ったけど、これなら写ルンですでいいじゃん？となって・・・という流れでしょうか。

有り難くいただいた物なので無闇な分解はしませんが（←本当か？）今後のネタに使わせていただきます。

リサイクルショップのジャンクカゴに以前から入っていたのですが、正直何に使う物なのか分からず購入していませんでした。

昔のねじ込み式ケーブルレリーズですが、一回の操作で二つの動作部を持つので、二台のカメラを同時に撮影する物なのかな？と思っていましたが、動作部は一つ目が飛び出し終えた後、もっと押し込むともう一つが飛び出すので時間差が生じます。

何だか分かりませんでしたが、とりあえず買ってきて調べてみると、ベローズ撮影のようなカメラボディとレンズが分離した状態で撮影する時に、連動できなくなった絞りを動かすためのレリーズケーブルでした。

一つ目の動作で絞りを動かし、二つ目の動作でシャッターを切るという事で、この動きがやっと理解できました。
理解は出来ましたが、使い道は無さそうです。

先日のペンタックスの空シャッターと同じように、キヤノンのフィルムカメラも空シャッターを切りました。

FTbは元気だったけど、キヤノネットが動きませんでした。
もともとの症状がシャッタ切れ不良だったので、元に戻った格好です。
たぶんシャッター羽根の洗浄で行けると思うので、そのうち分解してあげないとな・・・

今回は大丈夫でしたが、A-1やAE-1もマグネット貼り付きで動かなくなることがたまにあるので、症状が起こったら対処してあげたい物の一つです。

問題無く動作したFTbの動画をリンクしておきます。

この時期は寒くて外で何かしようと言う気にもなれないし、家の中で何かするのもやる気不足という所で、乾燥剤の交換ついでにカメラの空シャッターを切ってコンディションチェック。

今回は古いM42マウントのペンタックスを取り出しました。
露光メーターを動かすのに電池が入っていますが、メカ的には電池不要で動作します。

SPの方は問題無く動作していますが、SVの方はシャッター幕の巻き取りが弱ってるのか後幕が閉まり切らずに隙間が空いてしまうので、実際にフィルムを入れての撮影は遠慮しています。

そもそもこの頃はフィルムが高いので気軽にフィルム撮影を楽しめる感じじゃなくなっているので、空シャッターを切って動作させるくらいしか出来ないのが残念です。

↓去年の動画ですが、SPを触って遊んでいるところを

以前、前玉が脱落したまま組めなくなったというペンタックスのフィッシュアイズームを預かり、何となくいろいろ触ってたら組み立て出来たのですが、その後ちゃんとカメラに付けて実写確認してみると、近距離のピントが合わせられなくて、無限遠側に余裕があり過ぎるオーバーインフ状態であることが判明しました。


その後持ち主の手で試行錯誤したようですが、どうにもうまく行かないということでまたもやこちらの手に。

何度か組み立てのパターンをずらしてみましたが、やっぱりオーバーインフに落ち着いてしまうようで、根本的に何かがズレている気がしてきました。

ズーム機構の方のカムローラーを手直ししたと言っていたので、その時の組付け位置が変わった可能性もあるのかなと思い、少し内部のヘリコイド付きのリングパーツを120度ずらしながら組み立てていくと、時計回りに120度ずらした時の位置で組付けるとちょうどいい感触。

この前まであったズームリングのトルクムラも無くなって、おそらくこれが正しい位置ではなかろうかと言う手応えです。

前回はAFカメラでピントの確認をしたけど、今回はピントの山が見やすいMFカメラでチェック。
今度こそ、近距離から無限遠まで距離目盛通りのピント位置で組み立て出来たみたいです。