
前回内張りとの干渉のため取り付けを断念したフロントスピーカーの自作バッフル。
「今度こそ」ともう一度作り直した。いくつかの改良ポイントを盛り込んだ新作は、内装と干渉することなく、無事に取り付けできた。
取り付けたスピーカーは今までも使っていた純正品で、純正はスラントされて付けられるのに対し、自作品はスラント無し。
これにより低域レンジを伸ばし、スピーカーに被さりぎみなグリルに対して若干下げた位置にスピーカーを固定することで、音の抜けも改善し、低域ばかりボッコンボッコンな音にならないようにしようという物。
ツイーター側の改善で、高域側はかなり出るようになっているので、これでまたバランスよく出てくれるはず。
取り付け後の試聴では、今まで聞こえなかった、裏返ったような低域レンジの、更に下の音域にまでレンジは伸び、わずかに残ったレスポンス遅れな低音のボン付き感もなくなり、全てのエネルギーが音に変わった感じ。
どこかアッサリぎみだった音質も、濃厚で水分を取り戻したかのようにしっかりと鳴り、まるで別のスピーカーにでも交換したかのよう。
好みからすると、低域がちょっと出すぎな感じもするが、一般的にはかなり好まれる音になったと思う。
それにしてもこの純正スピーカー、かなりの実力を秘めていたのだなと思う。
デッキも含め「純正なんてこんなもんだろ」とそのまま使っている人や、「音が悪い」とすぐに市販品に交換してしまった人は、とてももったいないことをしていると思う。
↓失敗作のバッフルは削除したので、あらためて整備手帳に載せました
Posted at 2006/05/20 19:54:50 | |
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