
去年の公民館花壇コンクールの写真をプリントして欲しいと頼まれていたので、地区公民館に行って取り込んできました。
何しろ壁に掲示された写真なので勝手に剥がすことも出来ず、カメラで撮影しても満足のいく画質になりそうもなく・・・
仕方がないのでノートPCとスキャナーを持ち込んで、壁にスキャナーを押し当てた状態で取り込んできました。
高解像度で取り込もうとすると、けっこう時間がかかります。
震える手でスキャナーを押え付け、なんとか取り込みに成功。
さて、いざ印刷しようかと思ってみたら、A4サイズの光沢紙が無くなっているじゃないですか。
せっかくなので、EPSON純正用紙の最高グレード「クリスピア」を使ってみる事にします。
ここ数年、すっかりプリンターで写真を印刷しようという気が無くなっていたので、実際にこの用紙を使うのは今回が初めてです。
以前のPM写真用紙「光沢」はロール紙でよく使っていましたが、はたしてこの「クリスピア」の「高光沢」とはどのような物なのか??
ついでに今後なくなるであろうインク6色のうちの2色も同時に購入。
公民館関連の印刷が多いのを良いことに、会計の特権を行使させていただきました。
さてさて、PC内でサイズ合わせと若干のコントラスト調整をしたあと、さっそく印刷してみました。
「おおぉぉ!! これはスゴイ!!」
少しずつ出てくる写真にビックリです。ホントに写真です。
色鮮やかな花壇の花の様子がクッキリと描かれ、滲んだり黒く潰れたりすることなく濃い部分や薄い部分がしっかりと表現されています。
今までの光沢紙でありがちだった、本来黒いはずの部分の白ボケしたような表面の曇ったテカリは全く起きず、濃い部分に透明なコーティングがされているかのように深みのある色が表現されています。
色鮮やかに、濃く、それでいて全く不自然に誇張されているわけではない「写真」品質が、そんなに高くなかった家庭用プリンターで普通に印刷できるとは驚きです。
この用紙はオススメです。ヘンに妥協して安い紙に吹く理由は何もありません。
どうせ同じ量のインクを消費するんなら、最高の紙に吹いた方がずっといいです。
この高品質な用紙と最新普及機種のプリンターの組み合わせで、大満足の印刷結果が得られた事実を見ると、かつて「写真性能」にこだわってハイグレードなプリンターを購入し、でもなんだかピンと来なかった印刷結果にガッカリして結局あまり写真を印刷しなくなってしまったのはいったい何だったのかと考えてしまいます。
技術の進歩はスバラシイ! けどちょっと悔しい・・・・
950Cでこの用紙に吹いたらどうなってたんだろう???
Posted at 2009/06/13 22:25:05 | |
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