
とある土曜日の昼過ぎ、買い物をして家に戻る途中の交差点手前で、いつものように4速から3速へ入れてエンジンブレーキ。
続いてブレーキングと同時に2速へシフトダウン。
いつもと変らないタイミングで操作したはずなのに、3速から2速へ入れるところでリズムが狂いなぜかシフトミス。
クラッチを切り直して2速に入れ、クラッチミートしたらちょっと違和感・・・・
思い起こせばこの時に何かが起きたようです。
家に戻ってクラッチのフルードを見ると、わずかに減っているようなので少し補充。
でもこれが原因で何かが起こるような程度ではありません。
ネタを探しにセリカで出かけた物の、何だか気になって
虹色の空を撮るだけで帰宅しました。
さてさて、夕方からの勤務時間が近づき、セリカに乗り込んでエンジン始動。
車庫を出ようとシフトレバーを1速へ・・・・・あれ?入らない!
クラッチを踏み直してもう一度・・・・ダメだ入らない。
今は深追いしても仕方がないので、慌ただしくレガシィに乗り換えて出勤しました。
翌日になって、もう一度トライしてみるも、やはりギアが入らない。
エンジンを切れば入るので、やはりクラッチが切れていない模様。
フルード漏れがないか目視で油圧ラインを点検し、試しにフルードのエア抜きをしてみても状況変らず。
あとちょっとのところで切れていないのかと思い、ペダルストロークを最大限使えるようにストッパーやロッドを調整してみても状況変らず。
一人だとレリーズフォークの動きが見れないので、携帯で動画撮影モードにしてレリーズの動きを撮影して点検。
キシミ音が酷いので少し注油しましたが、そんなことでは状況変らず。
見た感じ、十分なストロークで動いているように見えますが、ギヤを入れた状態でクラッチペダルを床まで踏み、しっかりブレーキを踏んでセルを回してみるとガクンと車体が揺れました。
かなりのトルクを・・・というか、全くクラッチは切れていない様子です。
もしかしてレリーズフォーク折れ?
あのときピボットも含めて新品に換えたのに・・・・
でもクラッチペダルのストロークは正常だし、ダイヤフラムの反力でちゃんとペダルは戻ってくるので、フォークのトラブルも考えにくい。
異音も全くないのでレリーズベアリングは大丈夫でしょう。
となると残るはカバーの故障?あるいはディスクのスプリング脱落などしか考えられず。

結局移動することもできないので、いつものクルマ屋さんに積載車で取りに来てもらいました。
エンジンはかかるので、ギヤを入れてエンジン始動。
一発勝負の車庫出し走行でなんとか積載車に向って真っ直ぐに。
もともとJAFの仕事もしている店なので、ここぞとばかりにJAFを使いレッカー代はタダになりましたが、エンジン降ろしを伴うクラッチ交換作業となるので、またまた高額な出費が発生してしまいます。
出来れば単純に油圧系統であって欲しいので、いきなりエンジンを降ろさずに原因を探ってもらって・・・と言うことにはなっていますが、「そこまで調べたんならほぼ間違いないね~」と言うことでした。

車検がわりと安く済んでよかった~と安心していたらこの状態。
再び整備工場に戻ってきてしまいました。
エンジン載せ換えから6万キロ強。
まだまだクラッチトラブルとは無縁のはず。
クラッチディスク・カバー・ベアリングはもちろん、レリーズフォークとピボット、
クラッチマスター&レリーズシリンダーO/Hと、クラッチ系統はほとんどの部品を新品に取り替え、こういうトラブルは絶対にないように備えていたはずなのですが・・・・・
せめてもの救いは、出かけた先でトラブルにならず、車庫に収まった状態で動けなくなったと言うところでしょうか。
なぜ最後に車庫入れが普通に出来たのかが最大の謎です。
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整備手帳:メーカーの回答
Posted at 2011/07/25 22:03:52 | |
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