
実は昨日、今回のクラッチディスク破損の件について、メーカーの営業の方が来たんだそうです。
残念ながら直接会って話すチャンスにはなりませんでしたが、今後もう少し詰めた話し合いの場を設けていこうと言うことになったようです。
そこでいったいどんなことが疑問なのか一覧をまとめてくれとの申し出。
突然宿題を出されてしまいました。
これってこっちが提示するようなことなの?
まぁ、せっかくいろいろ教えてくれると言うことなので、この機会に疑問点をいっぱいぶつけてみようと思っています。
前回の回答から整備工場でも考え得る内容について質問してくれたようですが、メーカーの言い分は「ミスアライメント」と「シャフトのガタ」と言うことに終始してたそうです。
確かに分解時にシャフトのガタ量まで精密に測定なんてしていませんでした。
実は清掃の時に「このシャフト回したら回るのかな?」と素朴な疑問から少し回そうとしてみたのですが、そんなに簡単に回るような物ではなく、そんなことより酷い汚れが気になってひたすら清掃したのでした。
その時に触ったり見たりした印象では、シャフトに異常なガタや摩耗などは感じられなかった記憶があります。
以前のエンジン載せ換え時に撮影した同じ箇所の汚れを見ると、汚れの色が全く違います。
以前のは(左上)フェーシングの摩耗粉と思われる黒いダストがほぼ全てです。
対して今回のは赤錆ダストがビッシリで、いかにも鉄が摩耗していた事がよくわかります。
そう言えば前回はトランスファーも取り外してスペースを確保して作業してたんだなぁ・・・・
真っ直ぐエンジンに向けられるので、ミスアライメントも起こしにくいんじゃないかと推測。
でも今回のはトランスファーはそのままに脱着出来たようです。
とりあえずメーカーに聞いてみたいことは、
製造時のスプリング長と破損品のスプリング長。
同じくリテイニングプレートとスプラインハブの角窓寸法。
ガチャガチャだったスプリングは、こんなにガタがあって当たり前なのか、こういった摩耗に対する対策はされているのか。
かなり摩耗していたが、クラックとの関連がないのか。
装着直後から振動音を感じていたが、それ以前のディスクや今のディスクではその音がしていないことなど。
どうにもメーカー側はシャフトのガタありきで話しがまとまっていますが、あらゆる物が動くと言うことは多かれ少なかれガタ(クリアランス)があるのは当然のこととメカニックさんも言います。
だいたいクラッチ交換をするくらいの走行距離となれば、新車時から多少の劣化が進行しているのは当然のこと。
ジャダーもなければ異音もしない、ホンのわずかなシャフトのガタにさえ過敏に反応するほどデリケートな、新車にしか装着が許されない「補修部品」なのか。
そう言った物と物の不整合を吸収するためのスプリングじゃないのか。
などなど、言いたいことが山ほどあって、宿題はまとまりそうにありません。
Posted at 2011/11/18 21:48:44 | |
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