
キヤノンのフィルムカメラ最高峰にして最終モデルとされる
Canon EOS-1v
記号「V」は、MF時代の「F-1「→「NewF-1」を経て、AF時代の「EOS-1」→「EOS-1n」と代を重ね、フラッグシップの5機種目であることを意味します。
今回手に入れたのは中古ですが、まだ
新品販売されている現行機種でもあります。
「EOS-1n」の5点測距から「EOS-1v」は一気に45点測距へと強化され、単三乾電池では秒間6コマで「-1n」と同等ながら、ニッケル水素バッテリーを組み合わせれば秒間10コマ連写という驚異的なスペックを誇ります。
カメラボディを変えたからといって、大きく描写がよくなるとは行きませんが、AFのしやすさや測光の確かさなど、熟成を重ねた進化モデルである「EOS-1v」に期待したいところもいくつか。

空シャッターで2台のフィーリングを確かめてみると、メカニカルでパワフルな「1n」のシャッター音も金属質で好きですが、「1v」はそれより洗練され少し静かで引き締まった感じ。
エンジニアリング・プラスチックからマグネシウム合金製になったという外装は、筋肉質なデザインをまとい、少し大きくなっています。
デビュー年を調べてみると、「EOS-1n」は1994年で「EOS-1v」は2000年。
奇遇ですね。我が家のセリカGT-FOURは1994年式で、レガシィB4は2000年式です。
先日の紅葉撮影では「EOS-1n」に最新スペックのレンズを組み合わせて、満足度の高い写真を撮る事ができました。
「EOS-1n」でもまだまだいけますが、今度の「EOS-1v」ではどんな写真が撮れるでしょうか。
まずは試しにネガでも一本通してみます。
Posted at 2012/11/23 23:10:45 | |
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