くろネコのブログ一覧

今日は母が週二回お世話になっている介護施設で夏祭りでした。
ここは以前から夏祭りのお手伝いに呼ばれたりしていたので、何度か夏祭りを体験していますが、雨が降って屋内での開催は初めてです。

ただ黙って歌や踊りを見ているよりも、カメラを持ってウロウロする方が場に馴染めるので、今日も勝手にカメラマン。

去年もそんな感じで写真を撮り、出来た写真とデータをプレゼントしていたので、正式に「今年もよろしく」と言われてしまえばカメラマンは無敵です（笑）
だからといって迷惑な場所までズカズカ入り込むようなことはせず、あくまでも黒子に徹して。

背後に壁があって下がれない室内撮影では、超広角レンズEF16-35mmF4Lが大活躍。
歪みが大きいと画面周辺に入ってしまう人は残念な形になりますが、その場の空間を撮ったシーンの一枚として。

一人ひとりの個別の表情は、望遠ズームのEF70-200ｍｍF2.8LⅡで遠くから狙い撃ち。
明るさに制限のある室内空間では開放F2.8のレンズが活きてきます。

高感度に頼らなくてもと言う点もさることながら、特に今回のように、狭い場所にギュウギュウになってしまった場面では、写したい人物にピントを合わせると、その奥や手前の人にはピントが合わない浅い被写界深度が撮りたい意図を明確にしてくれます。

標準ズームのEF24-70ｍｍF4Lと合わせ、3本のズームと二台のカメラボディをシーンに応じて使い分け。
わずか一時間程度の間ではさすがにF1.2の単焦点や魚眼レンズのような変化球は出せませんでしたが、それそれの機材の持ち味を引き出した撮影が出来て楽しく過ごせました。