
スーパーカブの外装は致命的なサビもなく、表面に浮き出た錆をこすり落としてしまえばOKな程度です。
でも、ガソリンタンクの内側は大丈夫?
キャップを開けて見える範囲は大丈夫っぽかったけど、奥の方とか上の方とかボロボロだったりして??
心配なので、内視鏡で観察してみました。

給油口からカメラの先を入れていくと、ガソリンを送り出すパイプが二本。
メイン用とリザーブ用が段違いに設置してあります。
製造時のロウ付けのような模様があるだけで、見た感じは良好です。
ここまではキャップを開けて目視できる範囲。

少し奥に進むと・・・・
なんだこのパイプは!
スーパーカブはこういう物がタンクに設置してあるのか??
センダーゲージ的な何かか?????
その先を見てみると!

何もない!!
何だこれは!誰かが間違って入れてしまって取れなくなった何かと見ました。
タンクの底は全く問題なさそうです。
気になるのはタンク上部。
普通に目視では観察できない箇所です。
内視鏡のカメラを側部に切り替えると、どっちが上だかわからない映像が出てきました。
ぐりぐり回すとタンク上面らしきプレス面が見えます。

赤茶色のサビ始めのような模様が見受けられますが、状態は至って良好!
こんなにキレイだとは思いませんでした。
フレームの状態もそうですが、タンク内部の状態もかなりいいです。
これでホントに昭和のカブなのか?
聞いていた年式は1987年式で、32年は経過しているはずですが、そんな事は微塵も感じさせないこの状態に驚きました。
畑に半分埋まってたとは到底思えない上モノなんですが???
初めてのスーパーカブのレストアとしては、ハードルが低くて大変ありがたいところです。
引き続き、フレームやその他主要な構成パーツのサビ落としを進め、この良好な状態に負けない仕上がり目指して頑張ってみます。
Posted at 2020/05/07 00:15:16 | |
トラックバック(0) |
スーパーカブ_________ | 趣味