
セリカはいつものクルマ屋さんで診察中です。
メカニックさん(社長)はエンジンルームがキレイすぎて、触るのが怖いと言っています。
探していた修理書が出てきたので、釈迦に説法かもしれませんが持って行きました。
修理書にはセンサー単体での抵抗値など、原因究明に役に立つかもしれない情報がいくつか記載されています。
現在の所、セルモーター駆動時の電流変化から推測したコンプレッションは4気筒全て同じ数値で揃っていたので、どこかのシリンダーで棚落ちが発生などの状況ではないだろうとの見解。
これは実際にシリンダー内を観察するまで何とも言えませんが、最悪の状況ではない可能性が高まってきました。
問題がありそうなのはイグニッションコイルやイグナイターの電気が来ていないということと、回転信号が取れていないという事。
今のクルマではあまり見かけなくなったディストリビューターのカム角センサーに問題、あるいは断線などの他、古くなってきているのでEFIコンピューターの異常も可能性が。
物理的な破損と電気的不具合の両面から原因を探り、最適な修理に導く手法。
何だかわからないけど思い当たる物をいろいろ変えてみて、うまく行ったので修理完了。。。とは違う、中身のある処置内容です。
手間も時間も(当然その分の金額も)掛かりますが、クルマの構造やコンディションをより深く理解できるし、納得感のある内容なので問題ありません。
むしろこちらもそれを楽しみたいし、こんなにも深いところまで追求してくれるところには、頼もしさやありがたさを感じずにはいられません。
Posted at 2022/05/26 00:02:52 | |
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