
仕事の帰りにクルマ屋さんの板金工場へ行ってきました。
下地作りの真っ最中です。
前回見たときのサフは研がれ、パネルの歪みなどを入念にチェック。
部分的にはその後またサフをかけた箇所も見られました。

今まではマスキングシートで覆われていたフロントセクション。
バンパーもボンネットもフェンダーも無いこの姿は独特な迫力があります。
特にフロントタイヤが剥き出しのこのアングルはなんだか新鮮。
こんなにタイヤが張り出した姿は見たことがありません。

細かな石跳ね傷が無数にあったボンネットもきれいに整えられ、本塗装を待っています。
前回地金が出るまで研がれていたリヤハッチの上部も、シッカリとサフまで終わっていました。
まだ下地の調整は終わっていないとの事。
来週からは本塗装に入ることが出来そうということです。
下地のサフを入念に研ぎ、本塗装に入ってからも中研ぎを入れ、クリアの途中も一度研ぎ、平滑で厚みのあるボディを作ります。
それはレクサス辺りでも見られる、手間の掛かった塗装工程になるのだとか。
コストの制約などで量産時は実現されなかったであろう品質の塗装を施し、このセリカが持つデザイン本来の魅力を更に引き出し、走りも外装も、エンジニアが、デザイナーが、元々こういうセリカにしたかったであろう姿に仕上げる。
マイセリカに対するクルマイジリの方向性に向けて、今回のボディリフレッシュは進んでいます。
こうして少しずつ作業が進んでいくのもワクワクして楽しいもの。
早くその極上の仕上がりを見てみたいような、でもこのまま完成間近の状況を楽しんでいたいような、微妙な心境です。
Posted at 2013/11/02 01:01:32 | |
トラックバック(0) |
セリカ__メンテナンス系___ | クルマ