くろネコのブログ一覧

レストアが進むリトルカブの作業風景。
今回はエンジンが載るシーンから。

去年の緑のスーパーカブの時に、前にカクっと倒れそうになってドキッとした瞬間があったので、今回は角材を置いてエンジンが前に傾いてもジャッキから落下しないようにしておきました。

２本の固定ボルトさえ通ってしまえば落ちることは無いので、ジャッキを引き抜くことが出来ます。

ハーネス類をすべて繋ぎ、燃料ホースも接続。スロットルやチョークのワイヤーも接続していきます。

このモデルはクランクケースのブローバイガスを大気解放せず、エアクリに吸わせるエア回路が増えているので、ハーネスやホースの取り回しには気を使いました。

リトルカブのレストアの様子。

今回は燃料タンクの搭載とシートの取り付けから。
メインハーネスやイグニッションコイルなど、タンクの下にある配線類を済ませると、ようやく燃料タンクを載せることが出来るようになります。

今回は元々の燃料タンクのメーターが交換できなかったので別のタンクを用意して塗装しました。
新品のメーターとキャップを取り付けて、フレームに固定。
フレームのサビて穴が開いていた箇所は隠れますが、隙間に入り込む水分が原因で今後サビが起きる可能性がある箇所なので、合わせ面にグリスを塗りながら組みました。

タンク固定のネジ穴の前二つはシートのヒンジ固定も兼ねているので、ここでシートも取り付けます。
フレーム色に合わせてブラウン系を選びましたが、白い部分が純白過ぎてアイボリーにはちょっと合わないような・・・

リヤキャリアーも取り付け、保護用にとシートに付いてきたビニールカバーを掛けてあげれば、さながら新車の雰囲気です。

あとはエンジンを載せるだけと言った姿になったリトルカブは、すっかりカブらしい姿を取り戻しつつあります。

白いリトルカブのレストアの様子。

動画はやっとエンジン編まで辿り着きました。
キャブレターの分解中に問題が起こって、エアスクリューのD形状頭をナメてしまって緩めることも閉めることも出来なくなっていたのです。

この部分の処置が出来ていないままだったのでエンジン編が完了できない状態でしたが、ようやくそこも決着がついたので動画の最後に付け足すことが出来ました。

動画の前半は以前と同じなので10倍速の早回しですが、後半のエアスクリュー摘出シーンは早回し無しです。

今日は新型コロナワクチン接種の二回目でした。

二回目は熱が出るぞとみんなに脅かされましたが、今のところ何も起きていません。
それどころか打った箇所の傷みも無く、前回よりも何も無いのですが本当に打ってくれたのでしょうか？？


もしかすると特定の遺伝子配列にだけ反応するタイプを打たれたのかもしれません。

接種が済んでから、リトルカブの作業が継続できたので良かったです。

レストア中のリトルカブは、メインハーネスを載せてテールランプ周りが済み、今度はハンドルとヘッドライト周辺の組付けです。

ハンドル周りはスロットルやブレーキなどの操作系があるので、各種ワイヤーも同時に通さなければなりません。


両側のスイッチとウインカーのソケット部、メーターのケーブルも通しました。

ここはハーネスの末端にあるギボシ端子が集中していて、かなり込み入った箇所です。

狭いスペースにすべて押し込み、ヘッドライトが収まる奥行きを確保したら、いよいよヘッドライトの取り付け。

人間や動物で言えば”目”にあたるヘッドライトは、クルマと違って一灯ですが、やはり目が入ると一気に表情が付いてきます。