足守は、岡山市北区にある、かつては北政所の一門木下氏が治めた陣屋町です。
武家屋敷や商家が残る古い町並みです。緒方洪庵もこの地の出身です。5年ぶりに訪れてみました。
旧木下権之助家屋敷表門です。
旧木下権之助家は、足守藩三代藩主木下利房の養子とした権之助利古を家祖とし、当主は代々「権之助」あるいは「権輔」と名乗り、北木下家とも呼ばれていました。
この長屋門は弘化3(1846)年に再建されたもので、明治になって当地一帯が足守小学校になった後も正門として使われていました。しかし、昭和16(1941)年の小学校改築に伴って現在の場所に移築されました。
旧木下権之助家屋敷表門 posted by
(C)pismo
足守陣屋は、北政所の兄・木下家定が、慶長6年(1601年)播磨国姫路より転封し、立藩したのが始まりです。嫡男木下勝俊は関ヶ原の戦いの前哨戦とも言える伏見城攻防戦の前に城を立ち退き、若桜小浜の所領を没収されました。
慶長13年(1608年)家定死去により幕府が遺領を子の勝俊・利房に分与しようとしましたが、北政所が勝俊一人に所領を与えようとしたことから、幕府は勝俊が利房の所領を横領したことを理由に取りつぶしました。
その後、浅野幸長の弟長晟が2万4千石で入封しましたが、幸長死後の後本家を嗣いだため、足守は天領となりました。
その後、木下利房が大阪の陣の功績により2万5千石にて入封したため、再び木下家が明治維新までこの地を治めることになりました。
陣屋跡は現在は公園となっており、堀と石垣が残っています。
足守陣屋 - 1 posted by
(C)pismo
足守陣屋 - 2 posted by
(C)pismo
木下利玄(きのしたりげん、本名はとしはる)生家です。利玄は、足守藩最後の藩主・木下利恭の弟・利永の二男で、明治24(1891)年5歳の時、利恭の死去により、宗家を嗣ぎました。
佐佐木信綱に師事し,白樺派の代表的歌人として知られています。
木下利玄生家 - 1 posted by
(C)pismo
木下利玄生家 - 2 posted by
(C)pismo
近水園(おみずえん)は、足守藩主木下家の居館である屋形構の奥手に設けられた池泉回遊式庭園の大名庭園です。近水園の築庭時期は、記録からは定かではありませんが、6代藩主の木下公定の時推定され、県下では岡山の後楽園・津山の衆楽園と並ぶ大名庭園です。
数寄屋造りの吟風閣は足守藩木下家が京都の仙洞御所と中宮御所の普請を行った際に、残材を持ち帰って庭園整備に活用したものです。
近水園 - 01 posted by
(C)pismo
近水園 - 02 posted by
(C)pismo
近水園 - 03 posted by
(C)pismo
近水園 - 04 posted by
(C)pismo
近水園 - 05 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構は、足守藩の国家老を務めた杉原家の居宅でした。
昭和48(1973)年に岡山市は、杉原氏からの寄贈を受けて解体修理を行い、一般に公開しています。
壁の長屋門と土塀に囲まれた屋敷が美しい建物です。長屋門、母家、土蔵などがあり、唐破風の玄関を構えた家老屋敷のただずまいを完全な形で現在に伝えています。
昭和31(1956)年4月1日、岡山県の重要文化財に指定されています。
旧足守藩侍屋敷遺構 - 01 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 02 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 03 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 04 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 05 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 06 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 07 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 08 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 09 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 10 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 11 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 12 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 13 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 14 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 15 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 16 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 17 posted by
(C)pismo
旧足守藩侍屋敷遺構 - 18 posted by
(C)pismo
ブログ一覧 |
ドライブ | 日記
Posted at
2012/01/21 21:39:47