善水寺は、山号は岩根山、院号は医王院、天台宗の寺院です。
常楽寺、長寿寺とともに湖南三山の1つに数えられます。
奈良時代、和銅年間(708~715)、元明天皇の勅命により鎮護国家の道場として草創され、和銅寺と号しました。
延暦年間、伝教大師最澄上人は比叡山を開創され、堂舎建立の用材を甲賀の地に求められました。
材木を切り出そうとしましたが、日照り続きの為、河水少なく思うように材を流すことができず、請雨祈祷の為、浄地を探されたところ、岩根山中腹より一筋の光が目に射し込み、その光りに誘われるまま当地に登られました。
請雨の祈祷を修すること7日間、満願の日に当たって大雨一昼夜降り続き、流の勢いのまま、材は川を下り琵琶湖の対岸比叡の麓に着岸したといわれます。
後に、桓武天皇ば病気になられた際、伝教大師は霊水を天皇に献上されたところ、平癒されたためこの縁に依って岩根山善水寺の寺号を賜わったといわれます。
本堂は、南北朝時代の貞治5(1366)年の建立で、国宝に指定されています。
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Posted at 2012/12/24 22:34:14 | |
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