I・DA・TENのブログ一覧

こんばんは。

ついに新年度を迎えました。
I・DA・TENの職場も人が入れ替わり、組織自体も大きく変わったため、色々な意味での新しいスタートとなりました。
クソ忙しいのは拍車かかってます・・・。



さて、本日のブログのタイトルについては今日という日に免じて忘れてください。m(_ _)m
でも一度、書いてみたかった・・・。現実的には難しいですが(^^;;

さて、本日のブログの本来のタイトルは『名機の引退と純国産の配備』です。
趣味の飛行機ネタでございます。

黒沢明さんデザインで話題呼んだＭＤ９０　ラストフライト

日本エアシステムの時代から17年間にわたって地方路線で活躍したMD90の引退です。
もうダグラスというメーカー自体存在しません。

かつてはDC-3



そしてDC-8



といった名機が世界を駆け抜けました。
ダグラスはボーイングやエアバスと並ぶ旅客機のビッグネームでした。
軍用機でもF15イーグルやF18ホーネットなどがダグラスの製品です。

しかし、1997年ボーイングに吸収されました。
MD90は中型として優れた機体でしたが、JALの会社再建の一環で、機種の統一化が図られる中、次々と消えていき、3月30日にラストフライトとなりました。
これをもって日本の空からダグラスの翼は消えました。



Ｉ・ＤＡ・ＴＥＮの友人でこの機体の整備士がおりまして、時々この機体の話題になっておりました。
航空機の整備士免許は機体で全て異なり、それも非常に難関。
国家試験に合格した時はとても喜んでいたことを今でも覚えています。
彼にとっては感慨深いものだったと思います。

新型哨戒機:Ｐ１、厚木基地に配備



日本の海を守る純国産の新型哨戒機Ｐ1が厚木基地に配備されました。
これまでのＰ3Ｃと交代していきます。
哨戒機というと見た目も地味な存在ですが、四方を海に囲まれた日本にとってはとても重要な機種。
アメリカでもボーイング737をベースにしたＰ8ポセイドンを開発していますが、なかなかうまく行っていないので国産で開発したＰ1が暫く世界一の性能で活躍すると思います。
メーカーはバイクで有名な川崎重工です。もともと航空機メーカーでもあります。
１機あたり200億円とＦ15の約2倍というお値段ですが、4発エンジンで2発を止めながら長距離をゆっくり飛んで長時間海上にとどまることについてはエンジンが2発しかないＰ8より安定しているそうです。
フライ・バイ・ライトと呼ばれる光ファイバーを使った最新の操縦システムが初めて導入されるなど技術面でも注目されています。
最終的には約7０機製造され８０機のＰ3Ｃと交代の予定。
日本の翼で日本の海をしっかり守ってもらいたいです。

こんばんはこのへんで。