
またまたネットネタですが、I・DA・TENは正直びっくりしました。
あの世界を席巻した
耐久マシンの王者ポルシェ962が日本の公道を走っているではありませんか。
http://www.speedhunters.com/2012/10/porsche-962c-loose-on-the-streets/
I・DA・TENはもともとレース観戦が大好きですが、最も好きだったのが、今はなきGr.CとGr.A(ツーリングカーとWRC)でございます。
ラリーはまだ形を変えて続いていますが、それ以外は消えて久しいです。
特にル・マンをはじめとするスポーツプロトタイプカーのレースは大好きでした。
90年代に日本勢が多数参戦して最終的にマツダが総合優勝したときは感動しましたが、それ以前の時代はポルシェの天下でした。
81年から87年まで総合優勝を独占してたのだから圧倒的な強さです。
最後にルマンで優勝した時のマシンがこの
ロスマンズポルシェ(ワークスポルシェ)です。
そこに割って入ってきたのがトムウォーキンショーレーシングのシルクカットジャガー(ジャガーXJR-8LM)です。当時はタバコのスポンサーが多かったですね。
1987年ルマンは壮絶な死闘でした。
世界選手権のレースは既にジャガー勢に席巻されていましたが、ルマンだけは死守したいポルシェとのガチンコでした。
ポルシェは3台体制でしたが、決勝出場できたのは2台。影のワークスと言われた有力なプライベーター(ヨーストポルシェ)も早々にリタイヤしてワークスポルシェも1台脱落。ワークスは残り1台。ジャガーが優勝する雰囲気になっていきましたが、今度はジャガーの1台がユノディエールの直線(当時6キロもあって速い車は400キロ近く出てました。)でタイヤがバーストしてカウルが吹っ飛ぶ事故などがあり、徐々にジャガーにもトラブルが襲い、
結果的には残った1台のワークスポルシェが2位に20周くらいの差をつけて圧勝しました。
I・DA・TENはその時のマシンのゴールした時の映像が鮮明に残っています。汚れてボロボロでしたが、王者の風格が漂ってました。
翌1988年はポルシェワークスが世界選手権に参戦していなかったはずですが、ルマンだけは参戦して「ルマンだけは負けない」という意気込みで乗り込んできました。
ボディはシェルのカラーリングでしたが、偶然なのか意識したのかI・DA・TENにはドイツ国旗に見えました。 (これはもう国のメンツのレベルか!?)
結局ジャガーもポルシェもトラブルを抱えながらも最終的にはジャガーが優勝しポルシェが2位となったのですが、
凄まじいことにこの2台は24時間走りきって同一周回でした。最後までテールスライドさせてガムシャラに走っていたポルシェが印象的でした。
日本車やザウバーメルセデスの活躍し始めたはこの翌年からです。
ポルシェ962の時代は終わったかに思われましたが、1994年突然
「ダウアー962LM」という外観はまんま962というマシンが登場して総合優勝します。
レギュレーションにより公道仕様が1台作られたそうです。
ルマンを語りだすと止まらないI・DA・TENですが、このへんでやめときます。
以前フォーミュラマシンでナンバー取得した車がありましたが、962はもともとヘッドライトやウインカーがあるので違和感はあんまりありませんね。
プライベーターにも販売した962だからこそ出来たんでしょうね。
NISSAN R90CPあたりの公道バージョンは多分ないでしょう。
ルマンといえばここのところアウディの天下ですが、日本での販売にはあんまり貢献していないようですね。
やっぱり強いライバルとのバトルがリアルタイムで見られないとユーザーには響かないでしょう。
今年はようやくトヨタも活躍し始め、日産もデルタウィングで出ていますのでもう何年かこのような状況が続けばテレビ中継(もしくは録画)も復活するんじゃないでしょうか。
話は飛んでしまいましたが、
こんな車がファミマに突然現れたらびっくりなんてもんじゃないでしょうね。
I・DA・TENなら暫し固まったあと、写真撮らせてもらいます。
できればお友達になります。(無理か)
あの車高なら道路との段差がありますので寄れるコンビニも限られるでしょうが。
どうせならタバコ(やっぱロスマンズ)買わなきゃね。
(´Д`)えっ? 売ってませんか・・・。ははは。
是非、仙台にも来て欲しいですね。
道路の凸凹が復旧したら・・・。
Posted at 2012/10/12 12:40:50 | |
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