
本日は台風のため朝から雨です。風は大したことなく通過し、この後
の雨の方が気になります。
昨日は、一昨日と同様、午後の最高気温が38度になるとの予報でした。
台風で今の時期の花やトンボが見られなくなる前にと、少しはマシな
午前中にバイクで出かけて来ました。
まず最初に向かったのは、先月以来の音無湿地です。
タイトル画像の池の奥が湿地帯になっています。
前回と同様、ゲートの前にバイクを止めてその横から入っていきます。
ほとんど人は入っていないようですが、砂利が新しくなっていました。
7月はチョウトンボがたくさん舞っていましたがめっきり減ってしまい、
ウスバキトンボが葦の上をたくさん飛んでいます。
チョウトンボが1匹だけ写っていますね。
イトトンボは前来た時より個体数が減っているようでした。
多かったのはアオモンイトトンボ。
マユタテアカネもオス、メス見かけました。こちらはメスです。
アカネが増えてくると夏も後半といった感じです。
ここでは、市内でよく見かけるシオカラトンボよりもオオシオカラトンボの方が多いようです。
クロイトトンボ。
こちらはアオモンイトトンボのメスです。
今や少数派のチョウトンボ。
台風前で風が吹いていましたが、直射日光が強く日向では汗がでてきます。
葦原の周りを一通り歩いて、バイクのところに戻って来ると、すぐ近くにマユタテアカネのオスがいました。
これから胴体が赤くなっていきます。
上の写真を撮ったのが9時過ぎで、既にじっとしていても汗が出るほどの暑さです。
そこから標高で300mほど高い樫原湿原まで移動します。
ここまでくると、かなり涼しく、バイクだと快適です。駐車場に停めて、湿原まで歩く時も風が心地よく感じます。
前回(2週前)から増えていたコバギボウシが群生していました。
湿原の中で寄ってみます。
サギソウがピークでした。
台風の後も保ってくれると良いのですが。
カワラナデシコはそろそろ終わりです。
この他にサワギキョウなど夏後半に見られる花が咲いていました。
トンボの方は、個体数がかなり減っていて、ハッチョウトンボは1匹も見られませんでした。
例年より終わるのが少し早い気がします。
相変わらず多かったのはキイトトンボ。
湿地帯ではめぼしいトンボがいなかったので、林の横の木道を歩きます。
そこでベニイトトンボを見つけました。
音無湿地にもいたマユタテアカネ。
秋が近づくと、湿原の内外でこれより一回り小さなヒメアカネが見られます。
かつては湿原のあちこちで見かけたモノサシトンボも、見られる場所が限られて来ました。
早くもオミナエシが咲いていました。
まだまだ暑いのですが、トンボや花の種類の移り変わりを見ると、着実に秋が近づいていますね。
駐車場に戻る途中の桜の木からホオジロのさえずる声が聞こえました。暑いのに元気です。
帰り道の途中で、サイクリングで使う道をチェックしに寄り道をしました。
先月の大雨以降ずっと通行止が続いている広域農道です。ここは天山に登った後、北の方に移動する際に使う道で、
冬は福岡市からのスキー客が使うために整備された比較的新しい道路です。信号が全くなくて緩やかなアップダウンを
していてオートバイもよく走っています。
LEADで標識の横を抜けて入って行くと、流出した土砂を片付けた跡がありましたが、この程度で通行止は無いだろうと
先に進むと、かなり厳重にバリケードが築かれています。その少し先で道路が崩落していました。
この道がこれだけ崩れるのは初めてですね。スキーシーズン開始前までには修復すると思いますが、大掛かりな工事に
なりそうです。
台風の後はしばらく最高気温が体温以下になりそうなので、ようやく日中に活動ができそうです。
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Posted at
2018/08/15 11:29:55