次の週末には梅雨入りしそうな九州北部です。
サイクリングにしようかどうか迷いましたが、今年まだ行っていない
場所も含めて2か所まわろうと、土曜の朝にLEADで出かけました。
(サイクリングは本日、近場の山に登ってきました。)
タイトル画像は先週にも行った樫原湿原のトキソウです。
この日は先に嘉瀬川の上流にある音無湿地に行きました。
今年初になります。
嘉瀬川ダムまではダム湖の西側を通る国道323号で。
ダムの奥の方で橋を渡って東側の道に入ります。こちらはカーブと
アップダウンが多く、よくバイクが走っています。
朝の早い時間帯でまだそれほど数は多くなく、走り屋さんに遭遇すること
なく湿地帯の入り口に到着。
バイクを停めた場所から下って行く道の両脇にはヒメジョオンが咲いています。
最初は大きな池があって、水面から出ている木の先にアオサギが巣を作っています。
そこに、ヒナがいてこちらを見ていました。
最初に見つけたトンボはまだ色濃くないモノサシトンボ。
池の横ではアオモンイトトンボのペアを見つけました。
こちらは孤独なオスです。
まだ色気ついていない(?)メスですね。
こちらはちょっと色がついたメスです。
今シーズン初のチョウトンボです。ここでは夏にはたくさん見られますが、まだ数は少なかったです。
奥の小さな池には、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、カワトンボがよくいますが、こちらも水が少なめでした。
元気が良かったシオカラトンボ。
足元には、白、薄紫、紫色のニワゼキショウ(庭石菖)がたくさん咲いていました。
名前に「菖」が付くように小さいながらアヤメ科の花です。
チョウも何種類か見かけました。
まずヒメアカタテハ。
シロツメクサの蜜を吸っていたモンシロチョウ。
結構多かったキタテハ。
この他にもキチョウ、モンキチョウと少数ですがシジミもいました。
ここから樫原湿原まで移動するのですが、途中で棚田に寄りました。
田植えが終わったばかりの西の谷の棚田です。
棚田の横にある道を登っていき、最奥部から。
その道をそのまま進むと湿原に通じる県道に出ます。
バイクを停めた場所から300mほど歩いて湿原に入ると、前回は枯れていた小さな池に水が張っていました。
大きな池と木道を挟んで南北に小さな池が4つあり、水が蓄えられていたのは最も北の池だけでした。
そのため、前回は見られなかったホソミオツネントンボが復活していました。
この鮮やかな水色のボディがいいですね。
今週は後半から雨が続くそうなので、珍しい水生植物も復活することを期待します。
そしていつものハッチョウトンボ。まだ個体数は少なめです。
そして今シーズン初のセスジイトトンボ。
いつもいるクロイトトンボ。
前回はオスを撮ったシオヤトンボのメスです。
湿原から少し離れた草原で縄張り争いをしていたハラビロトンボ。
次第にトンボの種類も増えてきました。これからが本格シーズンです。
気温が低めのためか、前回よりチョウの数も種類も少なめでした。
ヒメウラナミジャノメ。
前回もいたウラギンヒョウモン。
そして、アザミの花から飛び立つオナガアゲハ。
曇っていたので朝のうちは涼しかったのですが、さすがに昼になると暑いですね。
帰りは日陰の多い林道を通って厳木町に下りました。
途中でアジサイが咲いているのを見かけて、6月になったことを改めて感じました。
Posted at 2019/06/02 18:08:51 | |
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