
新年明けまして、おめでとうございます。
このブログをご覧になってくださる方々、今年もよろしくお願いします。
例年、年末年始でも家でじっとしていることは性に合わないのですが、今年は
(少なくとも元日は)新居で過ごしています。
今現在、晴れているので、ちょっと出かけたい気分でもありますが、昨日の
写真を現像していましたので、ご紹介します。
年末にジムニーの馴らしが終わりオイル交換したので、ドライブを兼ねて
雲仙まで行ってきました。
年末年始に気温が下がるとのことで、気象協会の「山の天気」をチェック
すると、雲仙の標高1100m付近の気温が氷点下になるのは大晦日だけでした。
今季初の霧氷を見ようと、D850とレンズ2本をザックに入れて朝6時過ぎに自宅を出発しました。
新居から雲仙へ行くのは初めてなので、Googleマップのナビにお任せで夜明け前の暗い道を進みます。水害のあった
六角川を渡り、鹿島市へと入ります。途中で昼食を仕入れて、信号がほとんどない「多良岳オレンジ海道」へ。
A45のようなペースでは走れませんが、路面の荒れたところはジムニーの方が足が柔らかくストロークがある分、
楽ですね。如何せん、パワー不足で、ちょっとした登り坂でも3速に入ります。
諫早市に入ってから少し進んで潮受堤防道路へ向かって国道207号へ下ります。
全線駐禁の堤防道路の中央付近にある唯一の駐車場に入り、これから向かう雲仙を。
2019年最後の夜明けです。
雲仙に雲がかかっていて、予報通り氷点下なら霧氷は期待できますが、雲がかかったままだと眺望はボツです。
島原半島に渡り県道131号を南下します。
予定より早く仁田峠循環道路に入口に7:50前に到着。8時の開門を待つ車が前に5台ほど並んでいます。
8時少し前に開門され、仁田峠の駐車場に到着すると強風で車体が揺れます。
この時の外気温は氷点下1度。
大晦日というのに、私の後から続々と車が入ってきて、広い駐車場の2、3割は埋まったでしょうか。
車内で支度をして8:10頃スタートします。
強風とガスのためロープウェイは営業しておらず静かな山道を妙見岳へ。
うっすらですが霧氷が付いています。
妙見神社まで歩きますが、道が白くないだけでなく、土も凍っておらず、霧氷とガスだけが白い背景を作っています。
妙見岳から国見岳までのルートは霧氷がよく見られる場所ですが、今回はまだ少なめです。
局所的にはよく育っていますが。
国見岳の登り口です。ガスっていて眺望は期待できませんが、とりあえず登ります。
山頂で関東から車で来られた人と話しましたが、九州でもこんなに寒いとは思わなかったとのことでした。
今回、国見岳山頂の温度計が無くなっていたのですが、これまで氷点下17度というのがあり、それに比べると随分、
気温が高めでした。
ガスに囲まれた山頂を下り、鬼人谷へと降ります。晴れている時は、谷の両側に白い霧氷が広がって綺麗なのですが...
鬼人谷を平成新山に向かって進むと、谷の後半でガスが少し晴れました。
谷の突き当たりから一方通行になる狭い道を登ります。その途中から。
少しだけ雲の切れ間が見えて、期待しましたが、登りつめた立岩の峰では再びガスの中。
下の写真の中央付近に、平成新山と旧い山体との境界があります。
しばらく待ちましたが、ガスが晴れそうにないので、先に進みます。
普賢岳の手前で霧氷沢へと左折します。その突き当たりはこんな感じです。
5月末には右の崖は、クリーム色のヒカゲツツジの花で埋め尽くされます。
ここは狭い谷になっている風の通り道で、最も霧氷が育つ場所なのですが、まだまだ少なめです。
折り返して普賢岳へ。山頂はガスが濃くて何も見えませんでした。残念!
普賢神社に手を合わせて下山します。
全体的に眺望が悪く写真を撮らなかったので、11:45には仁田峠に戻ってきました。
この時も雲が低くて、辛うじて島原の港が見えるくらいでした。
この写真の左側の斜面に、あの火砕流の跡があります。
天気が良ければ山頂で食べようと思っていたお昼をここで摂った後、帰路に着きました。
帰りも同じコースですが、明るいし前走車がほとんどいないオレンジ海道でジムニーの実力を試します。
レッドゾーンが始まる7000rpmまで何度も回しましたが、トルクは3000〜5000rpmがあり、それより上は
回っているだけでパワーは感じません。ブースト圧もその間で最大になり、ピークは0.9barでした。
やはり、排気系からイジることにします。新年第1弾はマフラーになるでしょう。
今、快晴で天気が良いので、今夜は今年最初の星撮りができそうです。
さて、何を撮ろうか、これから考えます。