• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

koichifunのブログ一覧

2021年07月05日 イイね!

6月後半の星撮り --- 悪天候で新作は1枚だけ。

6月後半の星撮り --- 悪天候で新作は1枚だけ。6月の後半は晴天が長続きせず一度の出動も無いままでした。
去年は梅雨の時期でも1日くらいは長時間晴れる夜があったのですが、
今年の梅雨は前半から雨が降らずとも雲が多い日が続いています。
この先1週間も曇りと雨の予報なので梅雨明けまでは星取りは無理そうです。

タイトル画像は24日の満月(正確には翌日早朝)を自宅玄関前で、
Z7に70-200mmレンズと2倍テレコンを付けて手持ちAFという手抜き撮影
したものです。
ストロベリームーンと呼ばれる6月の満月ですが、この月が少しオレンジ色
なのは、薄雲越しに撮っているためです。
晴れていれば望遠鏡を使ってしっかり撮るところですが、雲が薄くなる所を
狙ってのごく短時間の撮影でした。

満月を挟んだ2週間の6月後半は月が明るいので、暗い天体の撮影には向きませんので、機材テストを兼ねて、
月から遠い北の方にある天体を撮ることにしました。

今の時期は日没後に東の空にベガが昇ってくるのが見えますが、それより北寄りのケフェウス座にある「アイリス星雲」を
対象に選びました。テストしたい機材とは光害カットフィルタです。
これまでIDASのNGS1を使ってきましたが、IDAS製のフィルタは明るい星があるとその周りにゴーストが出やすく、
輝線星雲に使うセミナローバンドやデュアルバンドフィルタは、Optolongのものに置き換えてきました。
OptolongのL-Proという光害カットフィルタを試すことに。
宇宙空間はほとんど真空なのですが、星が生まれる場所、死んだ場所には分子雲(ほとんどは水素)があり、
それが電離すると赤い光(Hα)を出す輝線星雲に、明るい星の光に照らされる時は反射星雲として見えます。
アイリス星雲は、中心部にNGC7023という散開星団(すばるのような星団)があり、それに照らされて青白く光っています。
焦点距離780mmの屈折鏡で分子雲に浮かぶ星雲を撮ろうと晴れ間が見えた22日と28日の2日間で撮りましたが、
半分以上は雲がかかってしまい、使えたのは65枚。
それを合成しました。
NGC7023_2021.06.28


撮影できない日々は、画像処理の練習を兼ねて昨年撮影した画像を合成からやり直していました。
今の時期は夏の天の川の中にある惑星状星雲、輝線星雲、超新星残骸といった種々の星雲が見られます。
2つの惑星状星雲と1つの超新星残骸を再処理しました。

1つ目は惑星状星雲で最初に発見された「亜鈴状星雲」(M27)です。昨年の6月21日に撮影していました。
この直前に購入したフルサイズの冷却CMOSカメラで最初に撮った天体で、焦点距離2000mmのRC鏡を使いました。
M27の写真というと、中に赤い模様が見える水色のひし形が多いのですが、その外側にも淡く青いガスが広がって
いて、それが見えるように少し持ち上げて処理しました。
M27_2020.06.21-2

もう少し拡大して内部構造が見える写真を撮りたいのですが、それには望遠鏡のアップグレードが必要なので、
先の楽しみにしておきます。

次は同じく惑星状星雲の「らせん星雲」です。こちらは高度が低く枚数が少な目になります。機材は上のM27と同じものです。
8月14日に撮影していました。去年よりノイズ低減処理の仕方を少し変えてみました。
NGC7293_2020.08.14-2

最後は焦点距離450mmの短い屈折鏡に上と同じカメラを使って撮影したはくちょう座の羽の付け根辺りにある
超新星残骸の「網状星雲」です。高速で広がる超新星の残骸がフィラメント状の星雲を形成しています。
らせん星雲と同じノイズ低減処理を使い、星の明るさを抑える処理をしています。
VeilNebula_2020.08.17-2

良い天気が続けば2枚のモザイクで撮影したいところですし、それがダメでももう少し画角の狭い写真を撮りたいと
思います。

7月前半は梅雨が明けて星空が見えればブログを書こうと思いますが、次回は後半になりそうです。
Posted at 2021/07/05 20:18:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2021年07月03日 イイね!

先週末のアウトドア。

先週末のアウトドア。先週の土曜は雨から始まり、日曜は曇りから晴れる天気でした。
梅雨後半らしく、今日から1週間はずっと雨の予報なのでサイクリングや
湿原散策は当分やお預けかもしれません。

タイトル画像は日曜の帰路で寄った林道での1コマ。
近くに管理されていない湿原があるのですが、湿地帯はほとんど無くなって
いて草に埋もれていました。
枯葉などの栄養が多すぎると湿地帯は維持されないとかで、樫原みたいに
自治体が保護していないとダメですね。

土曜のサイクリングは午後2時頃にスタートしたので近場を走っただけ。
平地を避けて最初は山に登ります。
天山の中腹まで登って涼しい林道を走るコースで、いつもとは逆周りに
しました。

林道が渡る小川沿いにガクアジサイが咲いています。


林道を東に移動していつもは最初によっている江里山の棚田へ。
ここは平地より田植えが早く、稲が伸びてきました。遠くに有明海と雲仙が見えるはずですが霞んでいます。


棚田の周辺で見つけたコスモス。「秋桜」のはずですが、梅雨の最中に咲いていました。


ここから下って田園地帯を走って帰宅しました。40km、2時間程度の短いサイクリングでした。


よく日曜は朝のうちは曇っていましたが、後に晴れるとの予報、気温は30度を超えるとのことなので、
涼しい朝のうちに行動しました。
D850に300mm F4レンズ+1.4倍テレコン、Z 7にFマウントの105mmマクロといういつもの機材をジムニーに
積んで出発し、最初に向かったのは音無湿地です。
湿地に沿った道沿いにネムノキが数本あって花が散り始めていました。
ネムノキ

足下にはネジバナ。
ネジバナ

そのネジバナにアジアイトトンボのオスがとまっていました。
アジアイトトンボ♂

こちらはメスです。
アジアイトトンボ♀

アジアイトトンボにそっくりのアオモンイトトンボ。
アオモンイトトンボ♂

イトトンボよりふた周りくらい大きなカワトンボの1種、ハグロトンボのオスです。
ハグロトンボ♂

今年初見のチョウトンボ。日光を反射すると羽が綺麗ですが、この時は曇っていたので地味ですね。
チョウトンボ

早くもアカネが出てきました。マユタテアカネのメスです。
マユタテアカネ♀褐色班型?


この後は国道323号に出て西へ進み、観音峠の手前を左折して樫原湿原へ。
朝の10時頃で、ユウスゲが開いていました。
ユリ科の花が咲き始めると夏本番ですね。
ユウスゲ

カキランは数が減ってきて終盤です。
カキラン

今がピークのモウセンゴケの花。
モウセンゴケの花-白

トンボは、ここの名物のハッチョウトンボ(オス)。
ハッチョウトンボ♂-2

草の間をフラフラと移動するキイトトンボ(オス)。
キイトトンボ♂

真っ赤なショウジョウトンボのオス。
ショウジョウトンボ♂

こちらは地味なメスです。
ショウジョウトンボ♀

監視小屋の前の地面に留まったコオニヤンマ。
コオニヤンマ

池の周りに必ずいるクロイトトンボ。
クロイトトンボ♂

前回はオスを見かけたハラビロトンボのメスです。
ハラビロトンボ♀

湿原の外の林の中で見つけたモノサシトンボのメスです。
モノサシトンボ♀

上の写真を撮ったのは11:10頃で、この後、帰路に着きます。
タイトル画像の場所に寄った後、国道203号に下って多久市内へ。
多久聖廟の近くの蓮池へ向かいました。その横の川にグンバイトンボがいるので、それがお目当てでしたが、
見つけたのはメスの個体だけ。目の後ろの後頭条がモノサシトンボとの違いです。
グンバイトンボ♀

蓮池のハスはまだ蕾でしたがスイレンは満開。
スイレン

池の中ではいろんなトンボが見られます。
まずは今年初見のオオシオカラトンボ(オス)。
オオシオカラトンボ♂

ショウジョウトンボ(オス)。
ショウジョウトンボ♂

準絶滅危惧種ですが、この池ではよく見られるベニイトトンボ。
ベニイトトンボ

その産卵が始まっていました。
ベニイトトンボ♂&♀

最後にモノサシトンボを撮って帰宅しました。
モノサシトンボ♂

こう暑くなると撮影して歩き回りのは朝のうちでないと厳しいですね。
今日明日は強い雨が降るそうなので、室内で去年の天体写真をいじって遊ぶことにします。
Posted at 2021/07/03 10:10:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2021年06月27日 イイね!

先週の山歩き。 

先週の山歩き。 19日土曜日はブログに書いたようにサイクリングでした。
帰りは蒸し暑い中、唐津から陽射しが強い道を走ったので、少々バテ気味で、
翌日の日曜はゆっくり寝ておこうと思ったのですが、年寄りの何とかで、
いつも通りに目が覚めてしまいました。

前日とは違って外を見ると青空が広がっています。
サイクリングで登った天山では雲の中で眺望が楽しめなかったので、計画して
いませんでしたが、涼しい朝のうちに登ってこようとLEADで出かけました。

持ち出したのはホタル撮りの時期に中古で買ったZ 7に、24-70mm F2.8Sと
Fマウントの105mmマクロです。
山用のカメラバッグ(LOWEPRO PHOTOSPORT 300AW II)に、予備のバッテリ1個とCP-Lフィルタを入れて出発。
カメラ保護のために重くなりがちなザックの中では軽量で、ハイドレーションポケットもあり、使い古したI型の
時から愛用しています。前回はD850にFマウントの24-70mmズームでしたのでパンパンでしたが、
ミラーレスだとボディもレンズも一回り小さくて余裕ができました。

登る途中から有明海の方を1枚。
朝の六角川河口

小さくバルーンが写っています。雲仙の右上に1機と、中央から左にかけて2機。
後者を拡大しますと...


見えますでしょうか? 因みに、上の写真の手前に小さな丘は梅を撮りに行く牛尾梅林です。

山頂に到着すると先客が3組。
気持ち良い風が吹いている山頂を、しばらく散策します。今の時期はミヤマキリシマも終わっていて、ちょうど
めぼしい花が咲いていない時期です。
佐賀平野はこんな感じ。
天山から佐賀平野

マクロの105mmで切り取ります。
水鏡の佐賀平野

ガラスのように見えるのは水を張った二毛作の田んぼです。
尾根伝いに東へ歩いて、背振山系を。
天山から脊振山

久留米市街方面。手前の筑後川には靄がかかっていますね。
天山から久留米方面

本格的な下りが始まる前で折り返して山頂に戻ります。
次第に雲が増えてきました。
天山山頂

一旦下ってからお隣の雨山へ。
その登り道で見かけたツマグロヒョウモンのオス。今回初めてのマクロらしい撮影です。
ツマグロヒョウモン♂

雨山山頂から前日サイクリングで行った唐津方面を。正面の山の向こうに唐津、その左のほうに伊万里湾が霞んでいます。
雨山から唐津方面

雨山の山頂から西の眺望です。正面は八幡岳。
雨山から八幡岳

雨山の山頂から佐賀平野。
雨山から佐賀平野

最後に先までいた天山の山頂を撮って帰路に着きます。
うろこ雲が増えてきました。
雨山から天山

遠くは霞んでいましたが、前日楽しめなかった眺望は満喫できました。


午後からはいつもの樫原湿原へ、今度はジムニーで。
今の時期は咲いている花の移り変わりが早くいし見ておきたい花があるので。
前回、咲き始めていて今回撮影しようと思った「クモキリソウ」と言うラン科の花を見に行くと消えています。
湿原を守る会の方に話を聞くと盗掘されたとか。ケシカラン!
ボランティアの方々が不在の時間帯を狙った盗掘が最近増えているとのことでした。自生の状態でないとすぐに枯れる
植物がほとんどなのですが、何が楽しのでしょうかね。

クモキリソウと似ている同じラン科の花が湿原で咲いていました。「コバノトンボソウ」です。
コバノトンボソウ

池の中では赤いジュンサイの花。
ジュンサイ

木道の脇ではウツボグサ。
ウツボグサ

この週からチラホラ顔を出したのはモウセンゴケの花です。
モウセンゴケの花-2

あの赤くギトギトしたモウセンゴケから細い茎を伸ばしてその先に小さな花をつけます。その茎の様子。
稀にピンク色の花もあるのですが、この日は白ばかりでした。
モウセンゴケの花-1

そしていつものトンボたち。
まずはハラビロトンボの若いオスです。一見メスに見えますが、メスは胴が太く柄が少し違います。
ハラビロトンボ♂

時間が経つと青くなっていきます。
ハラビロトンボ♂

一時は色が暗い個体しか見られなくなっていたホソミオツネントンボ。
例年ならそろそろ見られなくなる時期ですが、若々しい個体がまだいました。
ホソミオツネントンボ♂

池の周辺にいるクロイトトンボ。
クロイトトンボ♂

真っ赤なショウジョウトンボのオス。
ショウジョウトンボ♂

同じ赤でも十円玉くらいの大きさしかないハッチョウトンボ。
ハッチョウトンボ♂-1

若い時は褐色です。
ハッチョウトンボ♂-2

こちらはメス。目が白い若い個体です。
ハッチョウトンボ♀

最後にトンボでない昆虫を。
キンイロネクイハムシというヒメミクリなどのミクリを食する虫です。近くに2匹いたので1枚に収めました。
陽が当たるとキラキラして綺麗なのですが、あいにく曇っていてパッとしません。
キンイロネクイハムシ-2

今の時期はキイトトンボがたくさん飛んでいて、産卵しているペアもいました。
キイトトンボ♂&♀


標高600mほどの湿原ですが、陽が照ると30度を超えますので、次回からは午前中の出動になるかと思います。
梅雨の最中ですが、土日とも野外活動ができて幸運でした。
Posted at 2021/06/27 21:13:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2021年06月19日 イイね!

今朝のサイクリング --- 山と海。

今朝のサイクリング --- 山と海。昨日は梅雨らしい大雨でしたが、早朝には上がり、路面はウェットでしたが
その後は雨が降らなそうな天気でしたので、サイクリングへ。

前回も天山に登ったのですが、今回は登った後に天気が良ければ海まで行く
計画です。

本日や山の中は登りも下りも路面がウェットで、登りでダンシングすると
リヤホイールが空転するし、下りはブレーキを多めにかけながら慎重に
下ります。

最初の林道を登っていると、途中でアジサイがたくさん咲いている場所がありました。
林道のアジサイ-1

まだ開ききっていないので、もう少し先まで楽しめそうです。
こちらはガクアジサイ。
林道のアジサイ-2

ホタルのシーズンとマッチすれば、良い写真が撮れそうな場所です。
林道のアジサイ-4

よく星撮りに来るダムに出ました。右手奥の車が停まっている辺りで撮っています。
正面に天山が見えるはずですが、スッポリ雲に隠れています。
八丁ダムから天山

そこから登ってタイトル画像の登山口へ。
本日はこんな天気なので県外ナンバーの車が1台だけでした。駐車場から佐賀市を見下ろします。
晴れていれば、水を張った水田がキラキラするのですが。
雲の下に水田

ここまでは大変涼しく登りが楽でした。小休止の後、北に回る林道に入ります。
途中で雲が切れて多久市街地が見えていました。西の方から晴れて来ました。
多久市街

まだ残っていたヤマボウシ。
ヤマボウシ

前に見たモミジの実が赤くなってきました。
モミジの実

今日は北側の登山口にも寄ります。
車で行ける唐津市最高地点

ここは、唐津市(厳木町)の中で車で行ける最高地点です。
そこから浜玉町(唐津市の東)に向けて下り、一気に海岸まで。
唐津市最低地点

前回来た時は曇っていたので、久々の青い海を見ることができました。
正面やや左に唐津城が霞んで見えます。
遠くに唐津城

この場所は虹の松原の東の端になります。松原に戻って県道と国道を繋いで西の端まで。
再び海岸に出ると目前には唐津湾に浮かぶ高島がデーンと。
高島

湾に沿って東の方を望みます。
虹の松原を西から

さらに西に進んで松浦川の河口へ出て、唐津城を1枚。
唐津城

この後は松浦川を遡るように帰宅しました。
日陰がない平地の道は暑くて、少しバテました。まだ体が暑さに慣れていないのでしょう。

自宅までもう少しの場所で、麦の刈り入れが終わり田植えを待つ田んぼ越しに天山を。
午後の天山

朝のうちは雲に隠れていた山頂までハッキリ見えます。雲も夏の形になってきました。
梅雨が明ければ、今日のように平地を走るのは無理でしょうから本日は唐津まで行けてよかったです。

Posted at 2021/06/19 20:07:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域
2021年06月16日 イイね!

6月前半の星撮り --- コンディションに恵まれず。

6月前半の星撮り --- コンディションに恵まれず。梅雨の最中の6月前半の星撮りの成果をご紹介します。
一部は5月の末に撮っていて、画像処理をせずに放置していたものもあります。
ちょうどその頃からホタル撮影とその写真の現像・合成でパソコンが
フル稼働していましたので。


スカッと晴れる日が全く無くて、タイトル画像は晴れる日を期待して、ホタル
撮影を取り止めて出動した際の1枚ですが、この時も低空に雲がかかっていて
星撮りせずに下ってきました。

タイトル画像は北の空で中央左寄りに北斗七星が写っています。
この時はさそり座のアンタレス周辺の星雲や天の川を撮影する予定だったの
ですが、このように雲が広がってきて、目的を果たせませんでした。
そろそろ月が明るくなるので、天の川撮影は来月の新月の10日前後に
奇跡的に晴れればリベンジしたいと思います。

タイトル画像を撮った時に、ジムニーとさそり座も撮っていました。
ちょうどフロント・ウィンドウの上にある明るいオレンジ色の星がアンタレスです。



さて、天体撮影の方に話を戻して、5月28日の夜に撮影した銀河から。
あのスーパームーンの皆既月食を撮影したかった26日の2日後なので、月が明るく空もクリアで無かったので、
初めて撮る天体の大きさ・明るさを知るために、春の銀河としては最後になる「りゅう座」の渦巻銀河NGC5907を
選びました。5500万光年の彼方にある銀河をほぼ真横から見ています。
焦点距離2000mmの反射鏡(RC鏡)にフィルタ(Quad Band Pass)を使っています。
NGC5907_2021.05.28


次のチャンスは2日後の5月30日でした。
この夜はホタル撮影に出かける前に機材をセットして放置していました。
対象は、5月後半のブログであげたM92球状星団のあるヘルクレス座にある北天最大の球状星団であるM13です。
太陽系からの距離は両者はほとんど同じなので、比較するとM13の星の数と大きさがわかります。
機材はM92や上の銀河と同じものです。
M13_2021.05.30


6月に入っても曇り空が続いて、タイトル画像の7日がチャンスかと思いましたが、上記の通り雲が広がり撤収。
その2日後も似たような天気で低空が霞んでいたのですが、7日よりは雲が少なく、これまでより短めの焦点距離で
夏の星雲を撮影しました。
天の川の中にある「干潟星雲」(M8)と「三裂星雲」(M20)のツーショットです。
焦点距離600mmでL-eNhanceという星雲の赤(Hα)、青(Hβ)、緑(OIII)を透過するフィルタを使いました。
80枚ほどセットしていたのですが、雲が被って使えたのは50枚ほど。
M8_M20_2021.06.09


これから月も明るくなるしクリアな星空は期待できないので、撮影できない時は去年の画像を再処理します。
新作は梅雨明けかな。
Posted at 2021/06/18 20:15:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

プロフィール

ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

ヘッダーを2段にする方法 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/28 21:15:07
PIAA 【欧州車 車種専用設定】SILENCIO X TRM SILICONE 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/12/29 14:15:34
PIAA 輸入車対応超強力シリコート ワイパー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/12/29 14:15:19

愛車一覧

ヤマハ YZ250FX ヤマハ YZ250FX
レーサーを認定登録です。保安部品を装着し、リヤサスのリンク変更でシート高をさげました。減 ...
メルセデスAMG Aクラス メルセデスAMG Aクラス
19年近く乗ったWRX-STIからの乗換えです。小型、高出力、AWDで気に入る車が出るの ...
スズキ ジムニー スズキ ジムニー
初めて所有するSUVです。 主に通勤に使い、山歩きや写真撮影(風景・天体)に活用していま ...
ホンダ リード125 ホンダ リード125
山歩きや日帰りツーリングに使っています。燃費もよく積載量が多くて便利です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation