2023年09月24日
日本人エンジニアは絶対に出てはいけない
VIDEO
F1 第17戦日本GPが終わりましたね。結局、ウィナーはマックス・フェルスタッペンでレッドブルレーシングは6回目のコンストラクターズチャンピオンに輝きました。それに対して、メルセデスAMGはチーム代表のトト・ウォルフは靱帯の手術で来られないのが仇となり、トラック内でチーム内バトルを繰り返し、ポイントは獲得はしたモノの満足出来る結果ではありませんでしたね。これはルイスとジョージはトト・チーム代表から叱責があるでしょう。同時にチーム代表代理も同様です。
まあ、そういう事でレッドブルレーシングは2023年シーズンのコンストラクターズチャンピオンに輝きましたが、その為のPR動画を作成し、それが上の動画ではありますが、かなり中に入った人員の動画も紹介していますが、現場の日本人は映ってはいましたが、絶対に日本人エンジニアは映ってはいけないのです。これは他のフェラーリを除く、チーム内の各種エンジニアには日本人が必ず居ます。ただ、その氏名や顔写真は公開されませんし、チーム広報も「居ない」と公言するでしょう。過去にメルセデスAMGのテクニカルディレクターがコメントした事が「よそのチームのマシンが急にタイムが良くなれば、必ず日本人エンジニアが居る」と公言しましたね。
ただ、肩書きはありません。必ず補佐的なエンジニアですしチームも公開したくない事情があります。そういう事情もあり、F1の日本人ジャーナリストは知ってはいますが、暗黙の了解でコメントはしませんが、何処のチームにあの人は居ると知っているはずです。ただ、言ってはならないのです。そこがF1を統括する「FOM」と「FIA」との間に締結された契約事項でもあります。ただ、中にはドライバーはその存在さえも知らない人もいます。それは顔は絶対に合わす事はないですからね。レッドブルレーシング、メルセデスAMG、アストンマーティン、マクラーレンのドライバーはまず知らないと思います。ただ、ドライバーもファクトリー内の事情は知ってはいるので、例えチームのドライバーでさえもテクニカル部門のオフィスには入った事はないと思います。
今、メルセデスAMGは2022年からマシンの空力を変更したおかげでマシンの挙動が不安定となり、今も不調が継続しており、逆に急にマクラーレンが成績が格段に良くなりましたね。これって、多分ですがメルセデスAMGの空力担当日本人エンジニアがマクラーレンに引き抜かれたと思います。これは各チーム代表やテクニカルディレクターも知っていると思います。ただ、言わないだけです。2022年からベンチュリーカーとなり、フロア(車体下の空力デバイス)でマシン自体がダウンフォースを発生する事になりますが、その形状の答えはまだ分かりません。ベンチュリー効果というのはフロア形状だけではありません。あらゆるアルゴリズムのバランスで成立しているようなモノです。それをいち早く確立したのはレッドブルレーシングなんですね。逆にそれに苦しんだのはメルセデスAMGやフェラーリなど、そのベンチュリーカーの副作用で苦しんだチームが大半です。
普段は絶対に目立つ事はない、日本人エンジニアですが、今シーズンも後半に入り、ドライバー人事やチーム内の異動等もありますが同時に日本人エンジニアの取り合いもあります。だから、氏名も顔写真も公開されていない事情はここにあります。ただ、契約面ですから年俸云々の問題ではないのです。このチームで働きたいという、モチベーションをチーム代表は説得しなければならないのも事実です。ただ、マシンを速くしたい、F1が好きだという簡素な理由で日本人エンジニアは在籍しています。上記でも書きましたが金銭面の問題ではないのです。まあ、そこが欧州と日本人との違いでしょうね。
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Posted at
2023/09/24 22:08:05
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