2011年10月25日
ガソリン安くなりましたね・・・。円高の影響か?
ただ、円高は日本経済には良い事じゃないんだよね。ドジョウ政府はなにしているのか?
Posted at 2011/10/25 22:56:39 | |
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2011年10月25日
写真の赤丸にある整列した物体。これは一体何か分かる人はかなりの通ですね。
滑走路の端。これをスレッショールドと言いますが、この付近には必ずと言って良いほど上記の物体があります。
これはVASISと言いヴァシスと読みます。VASISとはvisual approach slope indicator の略で進入角指示灯です。この中には赤色と白色の光を発し、パイロットが適正な進入角を見いだすデバイスです。
通常、進入角はグライドパスとも言いますが、このVASISが赤色が見えれば適正な進入角度でのファイナル・アプローチとなり、滑走路のタッチダウン・ポイントに的確にかつ安全に着陸出来るようにしています。
空母で言えば、フレネル・レンズみたいなデバイスでしょうか。
パイロットによる目視は時代が進んでいても、その必要性は必ずと言って良いほど必要です。それを手助けするのがこのVASISなんですね。
北九州空港ではこのVASISは滑走路の片方しかありませんが国際空港などでは滑走路両端にあります。
このVASISも点検があり、実際にその照射角度が適正かを国交省交通局航空局や空自飛行点検隊が点検、検査をしています。
空港の滑走路にはその飛行安全へのデバイスがたくさんあります。そのことを踏まえ空港を利用すれば、その恩恵が理解出来ると思います。
Posted at 2011/10/25 22:32:25 | |
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航空機 | 趣味
2011年10月25日
グラウティング(飛行停止)だったF-22Aが空軍高官の許可により限定ながら再開した模様です。
原因はOBOGS(機上酸素発生装置)と判明したようですが、未だに解明までには至っていない見切り発進の飛行再開となりました。
ではOBOGSとは何か?OBOGSとはOn Board Oxygen Generating System=機上酸素発生装置と言います。空自ではT-4とF-2が採用しました。国内では東京航空計器が製造しています。米空軍ではハネウェルが製造しています。
従来は液体酸素ボンベを機内に収納し、ある一定以上の高度に達するか、緊急状態になると100%純酸素をパイロットに供給していました。だが、液体酸素はその量に限度があり、常に残量を注意しながらの状態でフライトしていました。
そこでOBOGSとなり、エンジン・ブリードエアから酸素を抽出し純酸素100%を人工的に作り出す装置です。
今回のF-22Aのグラウティングはアラスカ・エルメンドルフ空軍基地所属のF-22Aが謎の墜落に端を欲した事故ですが、どうやらハイポキシャン(低酸素症)との事でした。つまりパイロットは酸素が薄い状態で長くフライトしたため失神。意識を回復しないまま墜落と当局は判断したようです。
それから空軍当局はF-22Aのパイロットの血液を検査したところ、有害物質を検出し、その元がOBOGSと相成ったわけです。
ですが、米軍はAV-8BなどOBOGSの搭載経験があるはずなんですが、なぜF-22Aなのかは謎のままです。
因みにハイポキシャンとは身体にどう症状が出るかというと、頭がボーッとする。唇が紫になる。手足が痺れる。自分の名前が分からなくなる。簡単な計算が出来ないなど、脳に酸素が十分供給出来ないと人によりますが短くて60秒、長くて120秒くらいで失神します。
また、戦闘機ともなると高空では強制的に酸素を肺に送るプレッシャー酸素が送られます。これはやはり低酸素症を防ぐためですが、かなり呼吸は苦しくなります。
早く原因解明してF-22Aが飛行再開を祈るのみです。
Posted at 2011/10/25 21:25:00 | |
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