2022年08月06日
「HTV-X」とはISS(国際宇宙ステーション)への物資等を輸送していた、通称「こうのとり」の後継機となります。このHTV-Xは「H3ロケット」での運用が基本となり、今回、三菱重工が製造したHTV-X与圧モジュールが完成し、種子島宇宙センターに輸送すると言う事で、いよいよ「H3ロケット」運用が本格的になるかと思います。
では、この「HTV-X」の将来的運用方法ですが、現在NASA(米航空宇宙局)では、月の軌道を周回する宇宙ステーションの建設を予定しています。それは月周回軌道プラットフォーム「ゲートウェイ」と呼ばれ、最初のモジュールを2023年末までに打ち上げると公表しており、JAXAもその建設に参画しています。2024年には有人宇宙船が打ち上げられてゲートウェイにドッキング。そこで月面着陸船に乗り換えて、人類は50年ぶりに月面に降り立つ予定です。こうした役割を果たすステーションへの物資輸送をHTV-Xが担うことになるのです。だから、太陽光パネルがあるからですね。
ここで「ISS」(国際宇宙ステーション)が出ましたが、ロシアがウクライナ侵攻に伴い、近日中にISSから撤退する予定ですが、では、ISSへの宇宙飛行士の輸送はどうするかですが、あのイーロン・マスクの「SPACE-X」の「クルードラゴン」宇宙船があるので、そんなに問題はないとの事です。ロシアは中国と手を組んで独自の宇宙ステーションを運用するようです。ただ、中国は独自で宇宙ステーションを製作するようですが、果たしてどうなるか分かりません。確かに月の裏に探査衛星を軟着陸しましたが、宇宙ステーションの歴史が短いので、そのノウハウはロシアは持ち合わせておりますが、中国にはスキルがないので、何処までロシアが協力するかですが、ただ、資金的にロシアは困難な状況下にあるので、全くの未知数でもあります。
「H3」ロケットも懸念されていた「LE-9」エンジンも試験運転も、どうやら順調なようなので、2022年の年末か、2023年の始まりくらいには打ち上げ出来るのではないかと考えます。
Posted at 2022/08/06 21:19:05 | |
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宇宙 | 趣味
2022年08月06日
米空軍戦闘機部隊はオーバーシーズ(海外展開)時に「トラベルポッド」と言われる、パイロットの私物やシップや兵装類の従物(安全ピンやチョーク(車輪止め))を主翼下の搭載しますが、意外に戦闘機は物流を輸送するには向いておりません。
このトラベルポッドは航空自衛隊でも使われた事もあり、特にF-4EJとRF-4Eは移動訓練時にはF-104Jのチップタンクを改修してトラベルポッドとして運用していた事もあります。特にRF-4Eは他の自衛隊基地に長期展開するときは、ほぼ運用していましたね。意外にRF-4Eは物が運べる余地がないのです。
F-15は前席の後部に搭載出来ると思いますし、F-15DやF-15Eなどはシップキャパが何処かにあると思われ、F-22とF-35はウェポンベイがあるので、そこに私物等を搭載するのではないかと思います。
米海軍の場合はシップのキャパの隙間があるかもしれませんが、艦隊輸送飛行隊(Carrier onboard delivery: COD)であるノースロップC-2Aグレイハウンドが輸送すると思います。兵装類は搭載出来ても私物は搭載出来ないとか、なんか笑っちゃいますね。
Posted at 2022/08/06 20:39:52 | |
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ミリタリー | 趣味
2022年08月06日
動画は根室市に入る前のバイパスなんですが、左側にはフェンスがズーッと並んでいるのが分かります。これは鹿避けなんですが、肉眼でも見るとかなり高い。約10mはあるんじゃないかと錯覚するくらい。
この鹿避けフェンスは道東には多い感じがします。中標津、別海辺りも多いです。それにレンタカーを借りる前にレンタカー店から「動物衝突保険」のような保険を勧められますが入った方が良いです。エゾシカの大きさは想像を超えています。奈良とか宮島に居る鹿とは全く違います。
大きさを例えれば軽自動車のバンより大きく、ハイエースやキャラバンよりは少し小さいくらいです。特に雄の角は半端じゃありません。これも懸念事項ですね。あの尖った角がクルマのウィンドウグラスを突き抜けたら一溜まりもありません。それに夜間は走らない方が良いです。ヘッドライトに突っ込んでくると聞いた事があるのでオススメ出来ません。道東はヒグマよりエゾシカの方が怖いです。
Posted at 2022/08/06 12:29:53 | |
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車 | クルマ
2022年08月06日
WRC 第8戦 ラリーフィンランド(DAY1)のスタートです。ヒョンデのオスカー・ソルベルグは早々に派手な転倒しましたね。
ラリーフィンランド路面はグラベルとは言え、ハイスピードラリーですので「ミス」をすると、こうなります。ジャンピングスポットも多いので「フライングフィン」と言われるくらい、それくらいアベレージスピードが速いラリーとして有名です。昔は「1000湖ラリー」と言われました。
伝統的に北欧出身のドライバーが速いのが通例で、今回もヒョンデのオィット・タナック(エストニア)がトップタイムをマークしポジションもキープしています。ただ、上記でも書いたように、アベレージスピードが凄く速いので、一つのミスでどうんるかは分かりません。
TGRのエサペッカ・ラッピとカリ・ロバンペラは地元なので頑張ってほしいと思います。ただ、次戦である第9戦はシーズン前は「未定」でしたがベルギーに決まったようです。
Posted at 2022/08/06 07:10:10 | |
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モータースポーツ | スポーツ