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☆GE90仝のブログ一覧

2022年08月14日 イイね!

PLA海軍「KJ-600」は運用出来るか



PLA海軍空母「福建」への運用を考えての早期警戒機「KJ-600」ですが、果たして飛行運用性、実用性、信頼性、空母運用性が適合出来るか、かなり疑問があります。

「KJ-600」は西安(シーアン)航空機工業株式会社が開発、設計、製造する、米海軍早期警戒機である、ノースロップグラマン製E-2Dアドバンスドホークアイによく似ています。後はアビオニクス、AESAと言われるロートドーム式レーダーシステム、リンケージ、航続時間、航続距離、乗員などがあり、エンジンはロシア・イフチェンコ AI-20の中国版である「WJ-6」型ターボプロップで出力は約3,800KW(5,100PS)を双発となっています。問題はAESAレーダーとは言え、その電力消費は多大な電力を確保する必要性があり、E-2シリーズと同様にペラのピッチコントロールで速度調整するタイプになるのかも懸念事項もあります。だから、エンジンスタートと同時に回転数は常に100%を維持しないと電力を確保出来ないので尚更ではありますね。

実際問題として、空母艦上機の経験値が低いPLA海軍ですので、まず発艦、着艦、空母甲板上での運用性が第一と考えられ、いかに「EMALS」式カタパルトは言え、あの機体キャパでは航続時間が決まってくるので、果たして使えるのかと懸念事項はかなりあります。また、遠因である「WJ-6」型は塩害にも影響ないのかもネガティブな要素です。それに空中給油機も無い為に搭載燃料もフルには搭載出来ない事を考えれば、運用時間は良くて数時間ではないかと考えます。この「WJ-6」型ターボプロップエンジンは燃費が悪いのも特徴です。

果たして、実用性、汎用性、稼働率、メンテナンス、パーツ所得性、塩害対策をクリアしているのか、疑問が残ります。
Posted at 2022/08/14 19:36:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリー | 趣味
2022年08月14日 イイね!

自動小銃(アサルトライフル)の基本作動



一般的に「自動小銃」とか「アサルトライフル」とか言われていますが、基本的に「拳銃」(自動拳銃)の基本作動の概念は同じです。要は「ガス圧で作動させる」これが基本です。これを知っておけば、何故、狙撃銃が自動ではないのか、ボルトアクション式なのかが分かると思います。中には狙撃銃でも自動化されているのもあります。

この「ガス圧」なんですが、銃弾の底にある「信管」を撃鉄で叩くと信管が発火し薬莢内の火薬が爆発します。その爆発(膨張とも言います)は銃弾をバレル(銃身)の中を通り前方に発射されます。その時の爆発ガスを一部、バイパス化されたチューブを通り、遊底を後方に進めます。その遊底には薬莢が付いていますので、遊底の爪で薬莢があるところまで後方に進み、薬莢排出口付近にある凸部で引っかけ薬莢を外部に排出させます。まだ、遊底は後方に進み続けたら、マガジン(銃弾槽)内にある一番上の銃弾はマガジンの下にあるスプリングで銃弾を押し上げます。後方に進んだ遊底の底にはスプリングがあり、縮み続けると今度は前方にスプリングの反力で進みます。その時に銃弾をチャンバー(薬室)内に押し込み閉鎖されます。同時にハンマー(撃鉄)も後方に進み一定した箇所で止まります。勿論、ハンマーにもスプリングがあるので縮みます。その縮んだスプリングを開放するのが引き金(トリガー)です。で、トリガーを引くとスプリングが開放され、その反力で撃鉄の底を叩き、同時に銃弾の信管を叩き、また爆発し銃弾がバレル内を通り発射させます。これが基本です。アサルトライフルは自動小銃なので次弾発射までの時間が短縮され、短時間で火力を集中させる事が出来ます。つまり、敵を動けないようにするのも目的の一つです。

モードは「1発」しか撃てない事を半自動(セミオート)と言い、「連続射撃」を全自動(フルオートまたはオート)と言います。これだけです。中には89式小銃やAR-15などは「スリーバースショット」モードがあります。これは、トリガーを引いたら銃弾は3発しか射撃しないようになっています。だが、今や軽量化にパーツ数減少化により、「スリーバースショット」出来る、アサルトライフルは消えつつあります。

一般的に自動小銃はリコイル(反動)が小さいというのは、銃弾を支持する遊底が後方に下がる分だけ、爆発エネルギーが吸収され小さくなるからです。ボルトアクション式は遊底が固定されているために反動はモロに肩に掛かります。だが、その分、銃弾の威力は増しますので命中した時の破壊力は増すことになります。だから、狙撃銃にボルトアクション式が多い理由はそこにあります。だが、リコイルはかなり大きいので命中率は下がります。そこで狙撃銃には「脚」があり、基本的に狙撃銃は「寝撃ち」となります。「寝撃ち」となるとリコイルを肩ではなく、全身で吸収されるのでバレルが暴れなくなくなり命中率が上がります。

とまあ、基本的な事は書きましたが、拳銃も「自動拳銃」や「リボルバー式拳銃」もありますが、銃動作の基本は自動小銃と変わりません。遊底が動くか、動かないかの違いです。何故、狙撃銃はボルトアクション式が多いのか、アサルトライフルは自動小銃が多いのかが分かれば幸いです。
Posted at 2022/08/14 13:25:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリー | 趣味
2022年08月14日 イイね!

世界一とも言われる、日本の宇宙技術が注目されてない事について



この動画は海外の有識者が「世界一とも言われる、日本の宇宙技術が注目されてない事について」書かれています。また、日本は世界一の技術で宇宙開発競争をリードしていると、日本の最新宇宙技術を紹介するとともに、欧米メディアが日本の偉業を報じないことについて疑問を投げかけた内容になっています。それを箇条書きにしたいと思います。

・HⅡ型ロケットは48回打ち上げて失敗は1度だけ。
・新型H3型ロケットは再利用能力はないが大幅にコストダウンが図られてる。価格対重量では世界最安。
・2007年に「かぐや」を月軌道に乗せて、かつてないほど詳細な月面情報を収集してる。
・何年にも渡って日本の補給船「こうのとり」(HTV)がISSに物資を補給してる。2020年にはペイロードが50トンに。(HTV-X)
・次世代HTV-Xは加圧室が広くと冷蔵庫がある。18ヶ月自立航行できる。人間も乗れる。
・中国が宇宙ステーションを作るとか騒がれてるが、日本は2008年からISS最大のきぼう実験棟モジュールを持ってる。
・日本は民間は少ないが、大人のおもちゃ企業がロケットを打ち上げてる。文化の違いがすごい。資料が全部日本語だし、誰も英語に翻訳しようと思わないので、何が目的なのかもよくわからない。
・日本はすでにマイクロ波を使って宇宙から電力を送る実験に成功してる。

と挙げています。まだまだ、他にも多々あるのですが、ちょっと信じられないかもしれませんが「スペースデブリ」と言われる「宇宙ゴミ」ですね。これらを人工衛星で回収するプランもあります。勿論、NASA(米航空宇宙局)、ROSCOSMOS(ロシア宇宙局)、ESA(欧州宇宙局)などは知った事ではありませんし、その「スペースデブリ」をなんとかしようと言うプランもありません。その実現不可能とも言われる「スペースデブリ」を回収するプランは粛々と進んでいる事はまず、知られていないと思います。また、大手ゼネコンがスペースエレベータープランやガンダムではありませんが「スペースコロニー」プランもJAXAはプランを進行しています。

あながち、小惑星からのサンプルリターンした「はやぶさ」と「はやぶさ2号機」が注目していますが、実際のところでは、宇宙でのインフラ構築の基礎を構築しているのは事実上、JAXAだけです。確かに「スペースデブリ」は「NORAD」(北米航空宇宙防衛軍)で監視、追跡はしていますが、それを物理的にどうするかの域には達しておりません。

ISS(国際宇宙ステーション)は先日、2030年まで運用する事が決定しましたが、ロシアのウクライナ侵攻でISSから撤退するのではないかと予測されましたが、これはROSCOSMOSとしても撤退出来ないのが本音です。と言うのは、宇宙飛行士をISSまで運送する「ソユーズ」ロケットですが、スペースシャトルプランが廃止となったわけで、ソユーズロケットしかなかった事で天狗になっていましたが、あのイーロン・マスクの「スペースX」社の「クルードラゴン」での輸送にシフトしつつあり、乗員がソユーズロケットが3名だった事に対し「クルードラゴン」は7名とそのコストパフォーマンスを考えると、一回のロケット打ち上げで3名よりかは7名の方が良いことは明白でもあり、それを考えると「ソユーズロケット」は必要なくなります。また、NASAも輸送ロケットを開発、運用試験している最中ですので、もし、ソユーズロケットが必要ありませんよと言われたら、ロシアとしてもソユーズロケットの意味は無くなり、そのロケット技術者も居なくなり、その技術も継承出来ず衰退するのは確定事項になります。それにコストも高いですからね。つまり、ISSからロシアが撤退する、しないのも影響はないと言った方が早いです。

また、話は逸れましたが、ISSへの物資輸送ロケットはロシアのプログレス、JAXAの「こうのとり」、ESAのATVしかありませんが、「こうのとり」計画は終了し、H3型ロケットでの運用する「HTV-X」計画が進行し、そのコア部分を先日、種子島宇宙センターに輸送されました。この「HTV-X」に関しては、ISSだけではなく、NASAが主導している「アルテミス計画」で月への物資輸送ロケットとしての運用も考慮されています。現在のところ、月への物資輸送ロケットとしては「HTV-X」しかありません。それも地球と月との往復間です。これは「サンプルリターン」も視野に入れた事で、月の資源を持ち帰る事で人類が求める資源発掘と地球への輸送も考えられています。

月面基地計画は中国とロシアが共同で開発、建築するプランですが、基本は自国利益の為、それに対し「アルテミス計画」での月面基地計画はNASAが主導で、協力としてESAとJAXAが参画していますが、JAXAの基本指針は世界人類の為、その違いです。そのフィソロフィーの違いが正解かどうかは分かりませんが、世界人類の為との指針は、これが宇宙開発の基本でもありますし、月は一国の国家の為にあるわけではありません。JAXAが世界的評価が小さいと言われますが、そのプランは世界人類の為と、その意味が理解出来る日は、そう遠くはあありません。
Posted at 2022/08/14 08:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 宇宙 | 趣味

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「なるほど・・・「AI」動画はこうやって作るのか。」
何シテル?   11/24 18:07
過去、パワーハラスメントによるストレスで自律神経機能不全、今度は心臓の狭心症により、病院通いとなる。 嫌いなモノ:クソ野郎の大陸中華人と半島人とその在...
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