
前回のハブベアリング交換で、フロントのロアアームのナックルジョイントがかなり傷んでいた事が発覚していたアルトワークス。
ナックルジョイントが傷み過ぎると、ロアアームとナックルアームが本当に外れてしまうことがあり、大変危険だ。
実際にうちの
ミニカも、駐車場での切り返しでだが、外れてしまったことがある。
当然タイヤは明後日の方向を向いてしまい、走行不能へ。
走行中なら大事故になりかねないヤバイトラブルだ。

台風が迫っているという日曜日の午後。
雲行きが半端なく怪しい・・・急がねば!

外したロアアームと、スタビライザー。
ロアアームはテンションロッドの役割も果たしているスタビライザーに固定されているので、取り付け状態でやや前方向に引っ張られているので、まずスタビのテンションを解かないとロアアームは抜けてこないね。
スタビごと外すのが賢明。

ナックルジョイントは揺するとゴトゴトいうほどガッタガタw
スタビエンドのブッシュもグズグズなんで交換。

丁寧に1G締め付けして・・・
トーインも狂うんで、タイロッドも調整して・・・。

経年で痩せて心許なくなっていた純正のアンダーコートに、
チッピングでも吹いておこう。
この他、急加速時に足回りから音がすると言われていたんで、
何度か試運転してみると・・・
確かに、右前から7000回転付近でギュルギュルっと鳴る時があるな。
足回り・・・
か?
ベルトじゃねーかな・・・右前だし・・・
試しに、エンジンルーム開けて手でスロットルを煽ってみると・・・
鳴るなwww
オルタのベルトが滑ってるんだな。
軽なんてVベルトだからな~すぐ硬くなって滑るし、伸びるし。
複雑にオイルのパイピングが這ってる隙間からアチアチいいながら手を突っ込んで、
ベルトの張り調整。
音は出なくなりましたね。
あとは、中から開けてもちょっとした振動ですぐ閉まっちゃうというリヤゲートの立て付け調整して。。
今日の整備はおしまい。
待っててくれたかの様に雨が降ってきましたとさ。
このクルマも随分リフレッシュが進んだなぁ・・・
Posted at 2012/10/01 02:48:20 | |
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