いつもヲレが見ようとすると音が出なくて、都市伝説状態だったGDBの足回り異音。
リヤのハブだの、バックプレートだの、ドライブシャフトだの、現状で疑わしき箇所をしらみつぶしに直したりしたものの結局改修に至らずで、一体何なんだ!
となっていたんだけど・・・
音の発生頻度が多くなり、漸く4輪ウマ載せ状態で音が確認出来るようになりました。
完全に左フロントのハブ周りだな。
どんどんバラシて、ブレーキキャリパーやディスクなども外して詳しくチェックしていくと、ハブのアウターのオイルシールがブッ飛んでフランジとナックルの間で遊んでいるのが確認出来ました。
まぁ、遊んでいると言っても、完全に外れてしまう程隙間もないですから、厚みの2/3くらいせり出してきているという感じ。
シールの内側はフランジを一定の抵抗で咥えているだけですから、シール外周とナックルの口が擦れている音と言う事になります。
オイルシールの外周は、樹脂が何らかの原因で剥離すれば金属のカラーですからね、タイヤが回転してシールがフランジと一緒に回れば、ナックルと擦過する訳で・・・
フランジを咥えるシールリップ側では常に逃がしながら引っ張られているだけという状況ゆえ、タイヤ一回転で異音一回にならないという回転周期不協調も説明がつきます。
マイナスドライバーで押し込むものの、シールの外周は緩々。
これではまたすぐ抜けてきてしまうでしょうね。
ブレーキキャリパーやらバックプレートやらも外してみましたが、おかしなところは見つからず、原因はこれで間違いなさそうです。
ドライブシャフト交換の時に見落としたな・・・
・・ていうか、判るかよ!そんなの。
ハブガタは出ていなかったからね。
ベアリングにとらわれ過ぎてしまったな。。
しかしまぁ、何で抜けたんでしょう。
この辺のオイルシールは、かなり強めに引っ叩いてようやく入る圧入部品なので、勝手に抜けてくるのは不自然で謎。
異常発熱か何かがあって樹脂が焼けたか、ナックル側が錆びて腐って痩せてきたか・・・
とにかく滅多にない事だな・・・
でもまぁ、オイルシール交換はハブフランジを抜かないといけないので、どちらにせよナックルはオーバーホールだな。
流石にこれで直るだろ・・・ようやく見切れたな。
そもそも随分と軽い音なので、走ることそのものには問題がなさそう・・と言うことで、
週末の夜にヲレの所に来て音源を確認だけしたらちょっと走りに行こうと言われていた。
こういう時に限ってレーサーからも峠のお誘いがあったりして、、
クネはちょっと嫌そうだったけど、たまにはレーサーとも遊んでやんないと可哀想だろ。。
・・ということで、二人まとめて面倒見ることに。
レーサーも今や全○本参戦ドライバーなので、本番車のタイヤのチェックをしたいんだと。
硬質ダートのタイヤのままターマックでどこまで行けるか、みたいな所の確認がどーだとか‥
そんなの勝手にチェックしてくりゃいいのによ、何かって言うと誰か呼びたがるんだよな、淋しがり屋だからw
クネのマシンチェックで結構遅くなったので、ホーム経由して聖地の予定でしたが、東名で一気に行くことに。
東名の爆走番長のクネが行きの左右に分かれる峠区間でやたらと踏んでいくんで・・
スピードリミッターに当たったじゃねーかバカ。
こっちはコンピューター弄ってないんだからやめてくんろw
レーサーがどっかで聞いてきたっていう林道へ促されるままに付いていくが‥あれ、ここっていつかみんなで走った
なんちゃら林道に繋がってる道だな。
もう10年前かよ・・・
「さぁ、着きましたよ。」
とかいってちょっと路肩が広目のコーナーにクルマを停める。
「ここなの?」
「ここですよ。」
「ちょっと短くない?w」
国道から林道へ入ってまだ数分である。
少し戻った所からここまでをピストンするコースなのだとか。
いきなり100%のラリータイヤならいざ知らず、我々のストリートラヂアルではタイヤが溶け始める頃には終わってしまうなぁ。
何本かピストンで走ってみるものの、前走しようが追走しようが、タイヤが食うようになる前に譲るようになったり、千切られたりで全く絡めないw
これではペースカーにもなれないな・・・何しに来たんだよヲレww
うーん、通しで10分以上走れるコースが良かったな。
クネも不満そうだ。
サスのセッティングを硬めに調整するレーサー。
ちょっと隣に乗ってくださいと言われて、ガチャガチャとゴツイハーネスを装着。
インカムを渡されて一本行かせる。
すれ違いも厳しいような見通しの悪い林道を右に左にブンブン振り回しながら旋回する。
ドグミッションの駆動音ってこんなに煩いんだな・・・
足がいいのかな、シャコタンじゃクルマぶっ壊れるんじゃないかっていうギャップや、一部未舗装かって位砂が出てる所がありますが、あまりクルマが飛ばないね。
さすが多弁式ダンパーのサスペンション。
ただやっぱ、ターマックだとロールがデカいね。
タイヤも硬質ダート用の036とかだから、食い方も超軟らかいSタイヤって感じか。
走れるっちゃ走れるけど、一瞬でタイヤ終了しそう。
新品だったA036も・・・
一晩で終了。
ていうか、最初のターマックの数本で終わってるな・・・
そして復路のパドックコーナーで調子に乗ってやらかすっていう・・・
あきらかにタイヤタレてるんだからやるなよ。
路肩のクネのGDBにリヤバンパーヒット。
ギリギリと見せかけてコレ当たってますからねw
隣で見ていたヲレも・・
「いま何かパチンて音がしたみたいだけど・・・」
「当たりましたかね・・」
「当たったか、小石を飛ばしたか。」
「ヤバイな・・・」
「どちらにせよオメーまたクネに怒られるぞコレ。」
戻りしなにバンパーを蹴られるレーサーw
「当たってんだよハゲ、やるなって言っただろ!」
「ご、ごめんなさい。。」
まぁ、リヤバンパーとリヤバンパーで、コンパウンドで消えるレベルでしたけどね。
流れ始めがもう少し早かったらドアが逝かれてたかもねw
「これでもレーサーならやりかねないと思って、15センチ外側に停めなおしたんだぞ。」
クネの予想の斜め上を行くレーサー・・・。
今後の活躍に期待であるwww
クネの機嫌も戻らないし、このコースじゃウチラは遊べないしもう遅いしと言う事で、
このまま複雑な林道をクネクネと進むと、そのなんちゃら林道に出るので、そこからNを経由して帰ることにしました。
Nまでは15分位あるので、レーサーを前に行かせてそこそこで走ってると段々タイヤが食うようになってきたな。
ゾーンに入ってきて面白かったですが、Nの手前でレーサーがガス欠寸前宣言で下山。
「え~・・。」
クネは全然付いてこないし、オリャ何しに来たんだ今日は一体・・・。
クネプレッサの履いてきたグレッジ何とかRみたいなタイヤのインプレも知りたかったが、今日は使い物にならんな・・・
まぁ、それはいいけどね・・タイヤの食いだしが何か遅い気がするな。
ナンカンNS-2R。
スイートスポットに丁度入ると不満は感じないけれどね。
普段乗りで減りにくいって事ならまぁ、ヲレ向きではあるけれど。
フェデラル595RSRみたいな常に超絶グリップって感じではないな。
まぁ、安いし・・・こんなもんかw
クネプレッサが完調になったら、いつもより早めの運動会でもやりますか。