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2020年04月06日 イイね!

コロナウイルス騒動と入学式

コロナウイルス騒動と入学式緊急事態宣言の発令より二日前。

わが息子「そう」が小学校へ入学しました。
コロナウイルス騒動の真っ最中、緊急事態宣言も今日か明日かと言われている最中。


もしかしたら開催されないのではと思われていた入学式ですが、
関係者による厳戒態勢の下、時間を縮小して無事執り行われることになりました。

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前の週の週末。
土曜日は会社が休みなので、先行入所している学童クラブへ歩いて送っていきました。


「そう、学童クラブで友達できたか?」

「うーん、まだかな。」

「そうか、まだ学校も始まってないしな。」

「うん・・そうだね。」

「誰かとは遊んでるか?」

「少しはね。」




自分も日中は色々と頼まれている仕事もあるので、ある程度作業をこなしてから遅れないようにお迎えに行きました。

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自分が夕方6時前に迎えに行くと、もう子供も3人程度しか居ませんでした。



「すまないな、もっと早く来ようと思ったんだけど・・・」

「うん大丈夫。」

「夕日が凄いきれいだな、写真撮ろうか。」

「うんいいよ、この辺かな、こっち?」

「もうちょっとお前から見て右かな、指はもうちょっと上。」



指に太陽を乗せているように撮りたいんだと。

取り越し苦労なのかも知れないけれど、
保育園上がりの6歳児が、まだ友達のいない学童クラブへ大人しく通っている。
いつもニコニコして文句も言わない長男に何だか涙が出た。

週明けは入学式。
式の催行は決まったが、そのあとの授業は5月連休明けまで始まらないそうだ。



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ランドセルを背負っての初めての登校。
まばゆいような春の日差しに恵まれました。

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少子化による併合で名前こそ変わってしまいましたが、我が母校でもある地元の小学校。
満開の桜が出迎えてくれました。


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お母さんに名札を着けてもらう「そう」。

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名札だけでなく、門を入ると全員がマスクの着用義務。
校舎の昇降時にはアルコール消毒が義務付けられていました。

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蝶ネクタイのスーツに、裸足で白のローファー。
ZOZOで頼んだスーツを微妙なサイズ違いから何度も返品して、漸く辿り着いたスタイリング・・・こだわるな~。

そうが産まれた時から妻が考えていた入学式のコーディネイトでした。

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6年間も通った保育園を後ろ髪を引かれつつ卒園し、
あれだけ楽しみにしていた小学校、新生活。

それもつまらない新型ウイルスのせいで当分はお預け。
自粛は連休明けだって言うけれども判ったもんじゃない。

学校が始まらなきゃ、新しい友達だってなかなか出来ないでしょ。
唯一旧知の仲の友達と会えていた空手と体操教室も再開の目処が立たず。。


早く普通に通わせてあげたい処です。



コロナ騒動のお陰でとんでもない世の中になってしまいましたね。
実質的に忍び寄る影に皆一様に怯え、風評被害を騒ぎ立てる余裕もない。

実際は無症状だったり、風邪のようなごく軽症で終わる人が殆どであると言われていますが、徹底的な隔離措置や罹患公表、小さな企業であれば倒産も免れないような立場に追い込まれます。
会社には殺害予告が届き、落書きなどをされてしまうようです。

政府のやむを得ない措置が倒産や廃業、差別によって個人の社会的立場を窮地に追い込んでしまっています。



公表感染者の割合で計算すると首都圏で1万人弱にひとりの可能性ですが、実際はその3倍以上は居るでしょうし、実質1/3000人という感覚で見ています。


こんな中での保育所の負担や疲弊も分かるので、妻と交代で仕事を休める所は休んだり、自宅で出来ることは家で子供を見ながらやったり、色々工夫はしていますが、どうしても預けなければならない時も出てきます。

幼稚園上がりの家庭の方には判らない事でしょうから、不謹慎だのと白い目で見られる可能性もあるので預けること自体も怖いですね。
私たちだってこんな時に預けたくはないですが、預けないで全部回せるんだったらそもそも保育園になんてお願いはしてないですし、もとより止むを得ない事情ですからね。

緊急事態宣言も出されて、我が地元も保育園などへの特定の業種と止むを得ない事情家庭の場合以外の登園の自粛のお願いなどが出された自治体なんですが、

そもそもが止むを得ない事情です。

工夫や努力と言ったって有給や賃金を削るだけのものなので、長く続けばジリ貧になるだけで悩むところです。




自分たちばかりが大切と思う人の心が、人をないがしろにしている。

コロナウイルスが人を悪者にしている訳じゃない。
人が人を悪者にし、人が社会を駄目にしている。



げに恐ろしきは人なりけり。



我が子を大切と思うのと同じ気持ちで、苦しんでる人を理解してあげようね。
alt
alt彼らの笑顔だけは曇らせないように頑張る所存です。
Posted at 2020/04/15 18:01:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 家族 | 日記
2020年03月29日 イイね!

終雪

終雪日曜日のなごり雪。
思いの外降りましたね。

東京都下とは言え、うちの方なんて結構田舎なんでびっくりする程積もりました。
「不要不急の外出自粛」の要請も相まって、誰も出掛けなかったんじゃないでしょうか。



傘とカメラ片手に、ちょっとだけ裏山の高台に上がってみました。


クルマが走れなくなる程じゃないね。









3月下旬での積雪は東京では珍しく、昭和63年(32年ぶり)以来の現象で、
桜が満開後の積雪となると51年ぶりだそうです。

うっかり片手に傘、片手に一眼レフで出てしまった為、
手指を温める方法がない事に気づく。。
指が悴んで、シャッターを押す事すらままならなくなった辺りで、
逃げ帰るように山を降りました。





リーマンショックに大地震に、放射能汚染に津波に台風に・・・
毎年色々あるけれど、



今度は殺人ウイルスの大流行。




この翌日、志村けんさんも亡くなってしまいましたね。
世代なので残念です。

でもお陰で、本当の危機が輪郭を帯びてきました。


オリンピックも足を引っ張ったので、対応が遅れましたね。



この日本は、世界は、人類はどうなってしまうんでしょう。
全てが初めての事なので、政府ですらどうしたらいいか判らなくなっている。

ピークまでに何百万人も殺すんでしょうか。




流言飛語に風評被害、
色々あるでしょうが、開き直って無防備で居るメリットはひとつもない。
先々の生活より目先の命、これは仕方がない。



最終的には自分の身は自分で守るという事でしょうね。




素敵な歌。

alt早く本当の春が来て欲しい



Posted at 2020/04/02 06:00:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nature's | 日記
2020年03月28日 イイね!

久々のオールペイント

久々のオールペイントポンさんのGC8のオールペイントもいよいよ大詰め。

左側面を先に塗ってある分だけ大分楽ではあるけれど、それでもね・・・大変です。
細かい凹みやえくぼ、飛び石などは極力板金してきれいにしますし、ミラーやルーフの蓋など子部品はバラして別で塗らないといけない。
アウターハンドル外すのにドア内バラしてマスキングして・・・

とにかくやることが多くて時間が掛かります。

ひとつでもいい加減だと上手くいかないのに、ちゃんとやったって幾つかは上手くいかなくてやり直し。
何度かやり直して、修正したりを繰り返して完成に近づけていくものなのです。


割ときれいな個体でも、きちんとやるとこれだけ板金箇所が出てきます。

やっぱりドアというのは、ぶつけたりぶつけられたりが多いので、細かい凹みが無数にありますね。
ペーパーを当ててポリパテを薄付けで仕上げてサフェーサーで仕上げます。

パテ粉だらけになって必死でサンダーを当てたりするので、殆ど写真を撮っていませんね。



この日はポンさん所有となっていたヴィヴィオが、
再びノリさんの元へ帰っていく段取りとなっていまして、長い事走られていなかったエンジンに慎重に火を入れ、ブレーキなどを整備して引き取られていきました。

通勤&峠・雪山用に仕上げるんだと。



そしていつものレンガレで塗装。

この間の、最初の左側面塗装の時は久々で舐めてたので、
マスキング2時間の、塗装2時間位だろうなどと高を括っていたら・・・

ほぼ一日掛かってしまい、ブースのレンタル料が目一杯になってしまうという失態。

マスキングが複雑すぎて思ったよりかなり時間が掛かった事や、サンディング時に、新たな傷や下処理をしなきゃいけない箇所が多く出てきたので余計に2~3時間掛かってしまったのが原因だ。


なので、サンディングなどの下地処理や、走るのに支障のない範囲での細かいマスキングは既に済ませておいて、スモールとウインカー、ミラーなど仮付けの部品を迅速に外し、未養生の箇所を大きく囲ったら即塗装!

みたいな、塗るばっかりの状態で持ち込みました。


この状態で走ってきた訳w

それでも白バイは他のミニバンみたいなのを捕まえてましたねww
ぎりぎり保安基準には適合している。



仮留めのバンパーを外し塗装台に乗せたら、残りのマスキングを済ませてペンキの準備です。

色々と済ませては来ましたが、
それでもここまでで2時間ほど掛かってしまいました。

メタリックカラーは2コートなので、塗装ガンは2丁準備します。

1丁はメタリックやパールカラー用の霧の細かいΦ1.2のもの、
もう一丁は吐出の大きいクリヤー用Φ1.4のものを準備しています。


パナロックデータカラー74F

1液全盛のこの時代。
いま2液のパナロックで吹く人居ないだろうな・・・

自動車用の塗料の話なんかしても、普通の人には馴染みが無いし何の参考にもならないと思うんだけど、
業務用の自動車用塗料というものは、その辺のオートバックスとかで売ってる様な缶スプレーのラッカー塗料とは全く違うもので、主剤と硬化剤を混ぜてシンナーで割って吹く塗料が一般的です。

エポキシとかアクリルウレタンとか主成分は色々あるんだけど、要するに樹脂塗料ですね。

化学反応によって新たな材質に変化して安定するので、あとからシンナーなどで拭いても溶けることはありません。
非常に強靭な樹脂被膜となり母材を保護します。

ただ、この硬化剤というものが環境や人体に非常に有害で、業界的に使用を制限していく傾向にあるのが現状です。

そこに現れたのが1液塗料というもの。
1液塗料そのものは自動車用塗料に限らず以前から存在はしていますが、改良に改良を重ねて材料がとても良くなっています。
染まりが良く、ムラになりにくく、バサバサにならず馴染みのいいものが出てきたので、見直されるようになりました。

とにかくメタリックで失敗しないのが1液塗料の特徴。

ただ、メタリックでもソリッドカラーでも最後は2液のウレタンクリヤーで仕上げるので、色によっては工程が増えてしまう欠点も。

1液自体に対候性がないので、ソリッドでも2液クリヤを入れないといけないんですね・・ここが面倒。

理想は・・ソリッドカラーは2液、メタリックやパールカラーは1液で使い分けるのがいいんでしょうけど、通常の補修現場で双方のシステムを準備するのは大変なコストが掛かるので、大概はどちらかになってしまうのが現状。


私はロックペイントの2液で育ったので、これがパナロックというシステムなだけで、1液系はプロタッチというシリーズになります。

この他、日本ペイントならアドミラやレアル、関西ペイントならレタンGPなど色々あります。
どれを使っても若干の違いはありますが、きちんと技術がある人が使う分には匙加減なのでどれがいいというものでもありません。

しかも今となっては、更なる環境負荷の低減への取り組みとして、自動車用水性塗料というものが主流になりつつもあります。
ベースコートの溶剤が水なんですね・・・案外普通に吹けるので驚きましたが、一度固まってしまうと溶かせないので扱いがとても難しかったですね。。

塗料も色々ありますが、

車体に合わせて細かい調色が必要になるという事は、作りたい色の原色が揃っているかどうかと言う事なので、日ペのアドミラシリーズである程度揃えてしまった人は、アドミラを使い続けるでしょう。

自分はパナロックであらかた揃えてしまったので、パナロックが都合がいいという事だけです。

素人がネットで買ったり工場で塗料を分けてもらって塗装する場合は、殆ど調色と言う概念が無いと思いますので、その度ごとに好きな塗料を買えばいいと思います。
多少の色違いを覚悟して部分補修するか丸ごと塗ってしまうしかないと思いますのでね。

2液系の塗料であれば、ソリッドカラーでは1コートで完成。
1液系であれば、ソリッドカラーでも2液クリヤーが必要。
メタリックやパールカラーでは、色が1液でも2液でも2液クリヤーコートが必要。

と覚えておけばいいでしょう。


難しい話になりましたがご参考までに。



3回ほど回った所。
青系はとにかく染まらない。
青の顔料は基本的に隠蔽がとても悪いんですね。

他の色だと3回も回れば大体染まるんですけど、青は5回も6回も回らないと染まり切らないですね。

気を抜くとそれでもまだ下地が見えている

もっと染まりの悪い色であれば、もう何回乗せてもキャンディーカラーの様にいつまでも透けて見えるので、近いソリッドカラーで一回全部染めてからメタリックカラーを吹き付ける必要があります。


バンパーなどは装着して帰らないといけないので、ボディーより先に仕上げます。
クリヤーまで吹いてしまえば、気温にも寄りますが・・1時間位でそうっと触れるくらいにはなりますね。

これらの乾燥時間の間にボディーを仕上げていくという感じです。



1.5回で決まるクリヤーですが、2.5回廻りました。

メタリックカラーは、クリヤーを掛けるまで仕上がりが見えてこない(メタリックのみでは艶引けしてメタが光らない)ので、ドキドキしてしまいます。
まぁ・・この時点で、シクっててもメタリックからやり直してる時間はもうないので、そのまま行くしかないんですが・・・

これだけの大面積ですと、何か所かは補修と言うか手直ししないといけない
箇所は絶対幾つかは出てくるので、後で直す感じですね。


写真に写っていませんが、既に塗り終わっている左側面のクォーターパネルのトランク寄りにえくぼを残してしまっていた為、同時にぼかそうと思ったんですが、失敗しちゃいましたね・・・

近接パネルをフルシェードで塗らないといけない時点でぼかしは少し無理がある。(リヤバンパーやトランクをしっかり塗らないといけないのにクォーターだけぼかしとか・・・)
ぎりぎりまでマスキングして上手くやろうと思ったんですが、色が思いの外染まらないので短時間で掛け過ぎて流れちゃいましたねw

クォーターパネルはやり直し確定です。


まぁグリルやミラーなど、子部品も準備はしていたものの時間的に塗りには行けなかったので、どちらにせよ塗装でもう一日取らないといけません。


トランクの垂直面も、WRXのデカルを剥がせなかった(ステッカー剥がし専用の道具を忘れた)関係でマスキングして後日塗装へ。

色々あるので一発で決まらないですね~。



後日、組み付けやら残り物の塗装、あと塗装の手直し諸々の作業です。





ルーフベンチレーターやボンネットグリル、
フロントグリルにドアミラー、あとはウインカー下のちっちゃいオレンジのグリルも塗り直し。

オレンジの色は、パナロック原色のサニーエローにフェリックレッドを混ぜて適当に作りました。




古いクルマのリフレッシュ効果としてはかなりレベルの高い、ウェザストリップ類の交換。

ドアの気密が一気に高まり、高速での風切り音などが無くなります。

ある程度馴染むまでは、しっかりドアを閉めないと半ドアになってしまう程の反力ですよ。


水切りモールも、低年式車では交換したい部品のひとつ。

見た目もさることながら、水切りモールが硬くなるとウィンドウの上げ下げが重くなってきてゆっくりになってきてしまいます。
このまま使い続けると、レギュレターモーターへの負担が大きくなりモーターの焼き付き破損などに繋がったりします。

古いクルマのウィンドウレギュレターの破損が多いのは、まず水切りモールが経年劣化で硬くなることが原因です。
モーターだけ換えてもまた近い将来壊れます。

こういったエクステリアの部品は少し高い(ドア4枚のストリップと水切りモールで8マソ!)ですが、転ばぬ先の杖。
10年以上経ってる様なら交換をお勧めしますね。



カウルパネルや、グリルの黒なども塗り直し。
こういったPPやウレタン素地の部品なども、しっかり塗装し直すとクルマがきれいに見えますね。


あとはトランクの垂直面と若干流れたクウォーターの塗り直し。
マスキングが大変です。

ペーパーを当てて脱脂も済ませ、塗装一歩手前の状態です。



また垂らしたら目も当てられないので、慎重に重ねていきます。
風が強くて吹きにくい・・・。



最後にしっかりクリヤーを掛けて塗装完了。


あとは後日しっかり磨いてやれば完成ですが、その間乗れないと不便でしょうから、部品の組み付けは全て済ませてきちんとクルマのカタチに戻しておきます。

・・・取り敢えず、またアルトのエンジンを仕上げないとだな。
もう2、3台決めたらGC磨こう。

alt初の緊急事態宣言下…こんなに静かになるとは。。
Posted at 2020/04/13 00:34:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年03月22日 イイね!

ボディペインティング

ボディペインティング暖かくなったなぁ・・と思うと、週末花冷え。
そんな日が多いですね。


コロナウイルスが及ぼす社会への影響も、日を追って加速度的に増していく昨今、初めはインフルのちょっと得体の知れない奴だろって油断もありましたが、結構ガチにダメな奴っぽいですね。


私もフィジカルは強い方ですが、もともと気管支系が弱く重篤化するケースが多いので注意しないと・・・。


まぁ、どれだけ自粛ムードでも私自身が日々やらねばならない事はあまり変わらないので、意味も無く自粛したい気持ち(ただ面倒くさがりなだけ)をぐっとこらえてw日々色々直しております。

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さて、裏山のヤマザクラもすっかり満開。
塗装待ちのボディーでも雨の中お構いなしで見に行ったりしてました。
サイドステップも着いてないしw

週末ごとに悪天候だったりしましたが、先日雨雲の間隙を縫って漸く塗装しました。

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3年くらい前、キャンプ場でドアを引っ掛けて右フロントフェンダーからリヤドアまで塗ったんですが、今回も結局右側面全部となりました。


前回の塗装の時に使ったいつかの余り塗料が全然色が合ってなくて、リヤドアとクォーターの色が結構違ったんでね、ここで一発是正したかった。

塗料コンテナをごそごそやってると、いくつかある余り塗料の中にピッタリ調色の缶をハケーン!(前回これ使えばよかったって話ですが・・・)
一体いつのペンキだよって話ですが、しっかり金属缶で保管しておくと結構持つのでね・・・多分10年近く前の材料じゃないかなぁ。

臭い的にはパナロック(一液プロタッチで作ったものも混在している)なのでクリヤなしの一発ソリッドで完成です。なんのこっちゃですよね。

量的に側面全部塗れたので、助かりました。


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補修塗装の要は、実はマスキングを剥がすタイミング。

塗り終わったクルマにはなるべく近づきたくないものですが、そのまま翌日まで放置などしてしまうと、塗料が硬くなり過ぎてマスキングが剥がしづらくなり、場合によってはテープを剥がす時にボディ側の塗装まで引っ張ってしまう。

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塗装後30分程度の生乾きのうちに剥がすとペンキも柔らかく、塗装際がきれいに切れる。(早すぎても糸引いてダメ)
うっかり塗装面をベタっと触らないように慎重に剥がしましょう。

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剥がしがナーバスではない部分は翌日剥がしでも大丈夫。

後々残りのマスキングを剥がしたら、マーカーやサイドステップ、フェンダーライナー(中古購入)などを組み付けてちゃんとクルマのカタチにします。


翌日の、仕事から帰ってから夜に作業したら、兎に角寒い・・・
放射冷却を伴う強烈な寒風吹きっさらしで指先が凍るかと思ったぜ。。

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ザクロみたいに先端がバキバキだったサイドステップも、アルミ板で当て板を製作してパネルボンド(エポキシ系パテ)で再形成。

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外観上は綺麗に仕上がったと思う。
フェンダー内の取り付け穴が半穴ズレたが、マッドフラップで隠れるので問題無し。


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そのマッドフラップも、ナックル脱落時に千切れて何処かへ飛んで行ってしまったので、反対側を雛型にして作りました。

EVAシートだけなら、一回作り直してるくらいなのでどうにでもなりますが、金具がね・・・
一緒に無くなってしまった。

これはちゃんと作らないと。


アルミ板厚は1ミリ。
マジックで線引いてジグソーで切り出しました。
安い規格パネル一枚で行きたかったので、足の長い部分は継ぎ足しですが、何の問題も無し。

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無事取付完了!
どっちみち4、5年使ってシートがバキバキに割れていましたからね。
前回作り直しの際のEVAシートの余りでフロントの二枚足りました。
(リヤフラップは随分前に廃止)

1000円くらいのアルミ板と手間だけでマッドフラップ改修完了w



これで終わりかなと思っていましたが、舵を切るとカキンカキンと大きめの音が出る時がある。
こんな音は以前はしてなかった筈なので、絶対ナックル脱落のせいだよな・・・

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タイロッドがスタビリンクにヒットした跡が有り、やや曲がりも見られたので、一応タイロッドと、あとロアボールジョイントも一緒にストック品と交換してみます。

スタビリンクは外して単体で触ってみるものの、特別に痛んではなさそう。

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ラックのオイル漏れも最近酷くなってきたし、そろそろリペアかなぁと思っていましたが、こう足回りを当てたりする事件が伴うと交換したくなりますね。
今度もまたリビルトかなぁ・・。


STi RAのクイックラックのリンク品まだあるかなぁ。


altまだ音するなぁ・・やっぱりラック本体かな。
Posted at 2020/03/29 20:47:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2020年03月14日 イイね!

裏取り

裏取り結構いろいろやってオイル消費の件が直らないアルトワークス。
実際の所殆どのケースがオイル下がりか、タービンなのが実情なので、そのどちらでもないというケースは稀である。

まぁ、そもそものキャロルのF6Aが、プチOHで済まないほどの過走行エンジンだったという結論なのだが、ピストンクリアランスの計測やせめてリングの合口くらい見ておけば良かったなという感じである。(まぁ、そのまま載せ替えるよりはマシだろうという程度の構えでしたけどね。)

若干の二度手間感は拭えないが、長い不動期間が取れないクルマなのでどちらにせよストックエンジン制にする予定でしたのでね・・当たりでも外れでもエンジンは一機買わなければいけなかったのは変わらない。

ので、今回が本番って事にしておきましょう。


オイル上がりと言う事は、腰下の作り直しなので結構手間である。
シリンダーブロック自体は元々積んであったエンジンのものがあるので、そいつを組み直して付け替えればいいんですが・・・

流石にエンジンを降ろさないといけないので、ヘッドやタービンのように半日仕事という訳にはいかなくなります。
そして、予め作っておいたシリンダーブロックにヘッドや補機類を付け替えて積み戻しという按配ですね。


また降ろすのか・・・(汗

LSD入りのミッションを買ったと言うのでね、どっちみちエンジンごと降ろした方が交換ラクだし、ついでに腰下も替えよっか!みたいなw

とにかくやるしかないんですが、腰下くらい大事になるなら裏を取りたい。
ヘッドでもタービンでもないなら、腰下しかないんですが、見落としがないか充分にチェックしておきたい。

先ずはこの間作ったヘッドの再確認。
ヘッドを取り換えて症状が変わらないんだからそもそも関係無いだろ!っていうツッコミを自分でしつつ、少し使うとタペットも広がるんで再調整ついでにロッカーシャフトがそれぞれ逆向きになってないか確認したかった。

ロッカーシャフトはロッカーアームへのオイル供給パイプでもあります。
2本が同じものですが、インテーク側とエキゾースト側とで向きが逆に取付する事で、それぞれのロッカーアームとオイル穴が合うようになっています。



シャフトの末端に切り掻きが有る方と無い方とがあるので、片方が逆向きに入っていればOKなんですが、両方逆だったらどうしようという不安もあり、一本引っこ抜いて確認してみました。

どうやら大丈夫そう。


向きはこの向きで間違いなさそうです。

シャフトを抜くのに、デスビを取らなければなりませんでしたが、致し方ありません。
少し不安だったので確認したかったんだ。


あとはタペットクリアランスの再調整。

これらも、問題ないレベルではありましたが、総じて0.01~0.02ミリ程広がっていましたので詰めておきました。
やっぱり当たりが付くと少し広がるね。

これをやるだけでもタペット音が随分静かになりました。



やはりヘッドは大丈夫だな・・・。

あとはタービン周りからのオイル漏れがないかの再確認。
取り換えたタービンも中古なんでね、絶対とは言えない。

オイルは確実に燃焼室で燃えてるので、エキゾーストハウジング側ではなく、コンプレッサー側で漏れてるかどうか。

ただ、タービンからインタークーラー、スロットルに至るまでの配管がそれほど汚れてはいない。
タービンが原因なら、中はそうとうベタベタでもいい筈だが、そういう雰囲気はない。

寧ろエアクリーナーからタービンまでの配管がけっこうオイリーな感じがある。
ブローバイガスが多いという事は吹き抜けが多いという事なので、更にオイル上がりを裏付ける内容ともいえる。

更に、ターボチャージャー、インタークーラー間のパイピングを外したただのNA状態で走行して白煙が出るかどうかのチェック。
これも、この状態で結構な距離を走ってみたが、白煙は依然として出ている。

この時点で、ターボチャージャーもシロと判定。


ほぼほぼ腰下確定で良さそうである。

最後にダメ押しでコンプレッション計測をしてみる。


1番 11.5㎏/㎠


2番 11.5㎏/㎠


3番 11.5㎏/㎠
特に問題のない値で恐ろしく揃っている。

面研によって若干圧縮は上がっていますし、
オーバーオイルクリアランスでも圧縮自体は出るので、確認方法としては確実ではありませんが、ピストンリングの破損などの個別のトラブルが無いかの確認は出来ました。


ストックエンジンの腰下をバラシてメタルクリーンのお風呂で洗浄。
ピストンやシリンダーの計測をして、スタンダードサイズのままであることを確認。
ま、補修用のオーバーサイズの設定無いんですけどね。


元のエンジンはオイル管理が良かったのか、ピストンやシリンダーもきれいでしたが、今回はピストンも交換します。

alt暇見て組まないと・・・
Posted at 2020/03/23 02:09:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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