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2020年03月28日 イイね!

久々のオールペイント

久々のオールペイントポンさんのGC8のオールペイントもいよいよ大詰め。

左側面を先に塗ってある分だけ大分楽ではあるけれど、それでもね・・・大変です。
細かい凹みやえくぼ、飛び石などは極力板金してきれいにしますし、ミラーやルーフの蓋など子部品はバラして別で塗らないといけない。
アウターハンドル外すのにドア内バラしてマスキングして・・・

とにかくやることが多くて時間が掛かります。

ひとつでもいい加減だと上手くいかないのに、ちゃんとやったって幾つかは上手くいかなくてやり直し。
何度かやり直して、修正したりを繰り返して完成に近づけていくものなのです。


割ときれいな個体でも、きちんとやるとこれだけ板金箇所が出てきます。

やっぱりドアというのは、ぶつけたりぶつけられたりが多いので、細かい凹みが無数にありますね。
ペーパーを当ててポリパテを薄付けで仕上げてサフェーサーで仕上げます。

パテ粉だらけになって必死でサンダーを当てたりするので、殆ど写真を撮っていませんね。



この日はポンさん所有となっていたヴィヴィオが、
再びノリさんの元へ帰っていく段取りとなっていまして、長い事走られていなかったエンジンに慎重に火を入れ、ブレーキなどを整備して引き取られていきました。

通勤&峠・雪山用に仕上げるんだと。



そしていつものレンガレで塗装。

この間の、最初の左側面塗装の時は久々で舐めてたので、
マスキング2時間の、塗装2時間位だろうなどと高を括っていたら・・・

ほぼ一日掛かってしまい、ブースのレンタル料が目一杯になってしまうという失態。

マスキングが複雑すぎて思ったよりかなり時間が掛かった事や、サンディング時に、新たな傷や下処理をしなきゃいけない箇所が多く出てきたので余計に2~3時間掛かってしまったのが原因だ。


なので、サンディングなどの下地処理や、走るのに支障のない範囲での細かいマスキングは既に済ませておいて、スモールとウインカー、ミラーなど仮付けの部品を迅速に外し、未養生の箇所を大きく囲ったら即塗装!

みたいな、塗るばっかりの状態で持ち込みました。


この状態で走ってきた訳w

それでも白バイは他のミニバンみたいなのを捕まえてましたねww
ぎりぎり保安基準には適合している。



仮留めのバンパーを外し塗装台に乗せたら、残りのマスキングを済ませてペンキの準備です。

色々と済ませては来ましたが、
それでもここまでで2時間ほど掛かってしまいました。

メタリックカラーは2コートなので、塗装ガンは2丁準備します。

1丁はメタリックやパールカラー用の霧の細かいΦ1.2のもの、
もう一丁は吐出の大きいクリヤー用Φ1.4のものを準備しています。


パナロックデータカラー74F

1液全盛のこの時代。
いま2液のパナロックで吹く人居ないだろうな・・・

自動車用の塗料の話なんかしても、普通の人には馴染みが無いし何の参考にもならないと思うんだけど、
業務用の自動車用塗料というものは、その辺のオートバックスとかで売ってる様な缶スプレーのラッカー塗料とは全く違うもので、主剤と硬化剤を混ぜてシンナーで割って吹く塗料が一般的です。

エポキシとかアクリルウレタンとか主成分は色々あるんだけど、要するに樹脂塗料ですね。

化学反応によって新たな材質に変化して安定するので、あとからシンナーなどで拭いても溶けることはありません。
非常に強靭な樹脂被膜となり母材を保護します。

ただ、この硬化剤というものが環境や人体に非常に有害で、業界的に使用を制限していく傾向にあるのが現状です。

そこに現れたのが1液塗料というもの。
1液塗料そのものは自動車用塗料に限らず以前から存在はしていますが、改良に改良を重ねて材料がとても良くなっています。
染まりが良く、ムラになりにくく、バサバサにならず馴染みのいいものが出てきたので、見直されるようになりました。

とにかくメタリックで失敗しないのが1液塗料の特徴。

ただ、メタリックでもソリッドカラーでも最後は2液のウレタンクリヤーで仕上げるので、色によっては工程が増えてしまう欠点も。

1液自体に対候性がないので、ソリッドでも2液クリヤを入れないといけないんですね・・ここが面倒。

理想は・・ソリッドカラーは2液、メタリックやパールカラーは1液で使い分けるのがいいんでしょうけど、通常の補修現場で双方のシステムを準備するのは大変なコストが掛かるので、大概はどちらかになってしまうのが現状。


私はロックペイントの2液で育ったので、これがパナロックというシステムなだけで、1液系はプロタッチというシリーズになります。

この他、日本ペイントならアドミラやレアル、関西ペイントならレタンGPなど色々あります。
どれを使っても若干の違いはありますが、きちんと技術がある人が使う分には匙加減なのでどれがいいというものでもありません。

しかも今となっては、更なる環境負荷の低減への取り組みとして、自動車用水性塗料というものが主流になりつつもあります。
ベースコートの溶剤が水なんですね・・・案外普通に吹けるので驚きましたが、一度固まってしまうと溶かせないので扱いがとても難しかったですね。。

塗料も色々ありますが、

車体に合わせて細かい調色が必要になるという事は、作りたい色の原色が揃っているかどうかと言う事なので、日ペのアドミラシリーズである程度揃えてしまった人は、アドミラを使い続けるでしょう。

自分はパナロックであらかた揃えてしまったので、パナロックが都合がいいという事だけです。

素人がネットで買ったり工場で塗料を分けてもらって塗装する場合は、殆ど調色と言う概念が無いと思いますので、その度ごとに好きな塗料を買えばいいと思います。
多少の色違いを覚悟して部分補修するか丸ごと塗ってしまうしかないと思いますのでね。

2液系の塗料であれば、ソリッドカラーでは1コートで完成。
1液系であれば、ソリッドカラーでも2液クリヤーが必要。
メタリックやパールカラーでは、色が1液でも2液でも2液クリヤーコートが必要。

と覚えておけばいいでしょう。


難しい話になりましたがご参考までに。



3回ほど回った所。
青系はとにかく染まらない。
青の顔料は基本的に隠蔽がとても悪いんですね。

他の色だと3回も回れば大体染まるんですけど、青は5回も6回も回らないと染まり切らないですね。

気を抜くとそれでもまだ下地が見えている

もっと染まりの悪い色であれば、もう何回乗せてもキャンディーカラーの様にいつまでも透けて見えるので、近いソリッドカラーで一回全部染めてからメタリックカラーを吹き付ける必要があります。


バンパーなどは装着して帰らないといけないので、ボディーより先に仕上げます。
クリヤーまで吹いてしまえば、気温にも寄りますが・・1時間位でそうっと触れるくらいにはなりますね。

これらの乾燥時間の間にボディーを仕上げていくという感じです。



1.5回で決まるクリヤーですが、2.5回廻りました。

メタリックカラーは、クリヤーを掛けるまで仕上がりが見えてこない(メタリックのみでは艶引けしてメタが光らない)ので、ドキドキしてしまいます。
まぁ・・この時点で、シクっててもメタリックからやり直してる時間はもうないので、そのまま行くしかないんですが・・・

これだけの大面積ですと、何か所かは補修と言うか手直ししないといけない
箇所は絶対幾つかは出てくるので、後で直す感じですね。


写真に写っていませんが、既に塗り終わっている左側面のクォーターパネルのトランク寄りにえくぼを残してしまっていた為、同時にぼかそうと思ったんですが、失敗しちゃいましたね・・・

近接パネルをフルシェードで塗らないといけない時点でぼかしは少し無理がある。(リヤバンパーやトランクをしっかり塗らないといけないのにクォーターだけぼかしとか・・・)
ぎりぎりまでマスキングして上手くやろうと思ったんですが、色が思いの外染まらないので短時間で掛け過ぎて流れちゃいましたねw

クォーターパネルはやり直し確定です。


まぁグリルやミラーなど、子部品も準備はしていたものの時間的に塗りには行けなかったので、どちらにせよ塗装でもう一日取らないといけません。


トランクの垂直面も、WRXのデカルを剥がせなかった(ステッカー剥がし専用の道具を忘れた)関係でマスキングして後日塗装へ。

色々あるので一発で決まらないですね~。



後日、組み付けやら残り物の塗装、あと塗装の手直し諸々の作業です。





ルーフベンチレーターやボンネットグリル、
フロントグリルにドアミラー、あとはウインカー下のちっちゃいオレンジのグリルも塗り直し。

オレンジの色は、パナロック原色のサニーエローにフェリックレッドを混ぜて適当に作りました。




古いクルマのリフレッシュ効果としてはかなりレベルの高い、ウェザストリップ類の交換。

ドアの気密が一気に高まり、高速での風切り音などが無くなります。

ある程度馴染むまでは、しっかりドアを閉めないと半ドアになってしまう程の反力ですよ。


水切りモールも、低年式車では交換したい部品のひとつ。

見た目もさることながら、水切りモールが硬くなるとウィンドウの上げ下げが重くなってきてゆっくりになってきてしまいます。
このまま使い続けると、レギュレターモーターへの負担が大きくなりモーターの焼き付き破損などに繋がったりします。

古いクルマのウィンドウレギュレターの破損が多いのは、まず水切りモールが経年劣化で硬くなることが原因です。
モーターだけ換えてもまた近い将来壊れます。

こういったエクステリアの部品は少し高い(ドア4枚のストリップと水切りモールで8マソ!)ですが、転ばぬ先の杖。
10年以上経ってる様なら交換をお勧めしますね。



カウルパネルや、グリルの黒なども塗り直し。
こういったPPやウレタン素地の部品なども、しっかり塗装し直すとクルマがきれいに見えますね。


あとはトランクの垂直面と若干流れたクウォーターの塗り直し。
マスキングが大変です。

ペーパーを当てて脱脂も済ませ、塗装一歩手前の状態です。



また垂らしたら目も当てられないので、慎重に重ねていきます。
風が強くて吹きにくい・・・。



最後にしっかりクリヤーを掛けて塗装完了。


あとは後日しっかり磨いてやれば完成ですが、その間乗れないと不便でしょうから、部品の組み付けは全て済ませてきちんとクルマのカタチに戻しておきます。

・・・取り敢えず、またアルトのエンジンを仕上げないとだな。
もう2、3台決めたらGC磨こう。

alt初の緊急事態宣言下…こんなに静かになるとは。。
Posted at 2020/04/13 00:34:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年03月22日 イイね!

ボディペインティング

ボディペインティング暖かくなったなぁ・・と思うと、週末花冷え。
そんな日が多いですね。


コロナウイルスが及ぼす社会への影響も、日を追って加速度的に増していく昨今、初めはインフルのちょっと得体の知れない奴だろって油断もありましたが、結構ガチにダメな奴っぽいですね。


私もフィジカルは強い方ですが、もともと気管支系が弱く重篤化するケースが多いので注意しないと・・・。


まぁ、どれだけ自粛ムードでも私自身が日々やらねばならない事はあまり変わらないので、意味も無く自粛したい気持ち(ただ面倒くさがりなだけ)をぐっとこらえてw日々色々直しております。

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さて、裏山のヤマザクラもすっかり満開。
塗装待ちのボディーでも雨の中お構いなしで見に行ったりしてました。
サイドステップも着いてないしw

週末ごとに悪天候だったりしましたが、先日雨雲の間隙を縫って漸く塗装しました。

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3年くらい前、キャンプ場でドアを引っ掛けて右フロントフェンダーからリヤドアまで塗ったんですが、今回も結局右側面全部となりました。


前回の塗装の時に使ったいつかの余り塗料が全然色が合ってなくて、リヤドアとクォーターの色が結構違ったんでね、ここで一発是正したかった。

塗料コンテナをごそごそやってると、いくつかある余り塗料の中にピッタリ調色の缶をハケーン!(前回これ使えばよかったって話ですが・・・)
一体いつのペンキだよって話ですが、しっかり金属缶で保管しておくと結構持つのでね・・・多分10年近く前の材料じゃないかなぁ。

臭い的にはパナロック(一液プロタッチで作ったものも混在している)なのでクリヤなしの一発ソリッドで完成です。なんのこっちゃですよね。

量的に側面全部塗れたので、助かりました。


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補修塗装の要は、実はマスキングを剥がすタイミング。

塗り終わったクルマにはなるべく近づきたくないものですが、そのまま翌日まで放置などしてしまうと、塗料が硬くなり過ぎてマスキングが剥がしづらくなり、場合によってはテープを剥がす時にボディ側の塗装まで引っ張ってしまう。

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塗装後30分程度の生乾きのうちに剥がすとペンキも柔らかく、塗装際がきれいに切れる。(早すぎても糸引いてダメ)
うっかり塗装面をベタっと触らないように慎重に剥がしましょう。

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剥がしがナーバスではない部分は翌日剥がしでも大丈夫。

後々残りのマスキングを剥がしたら、マーカーやサイドステップ、フェンダーライナー(中古購入)などを組み付けてちゃんとクルマのカタチにします。


翌日の、仕事から帰ってから夜に作業したら、兎に角寒い・・・
放射冷却を伴う強烈な寒風吹きっさらしで指先が凍るかと思ったぜ。。

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ザクロみたいに先端がバキバキだったサイドステップも、アルミ板で当て板を製作してパネルボンド(エポキシ系パテ)で再形成。

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外観上は綺麗に仕上がったと思う。
フェンダー内の取り付け穴が半穴ズレたが、マッドフラップで隠れるので問題無し。


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そのマッドフラップも、ナックル脱落時に千切れて何処かへ飛んで行ってしまったので、反対側を雛型にして作りました。

EVAシートだけなら、一回作り直してるくらいなのでどうにでもなりますが、金具がね・・・
一緒に無くなってしまった。

これはちゃんと作らないと。


アルミ板厚は1ミリ。
マジックで線引いてジグソーで切り出しました。
安い規格パネル一枚で行きたかったので、足の長い部分は継ぎ足しですが、何の問題も無し。

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無事取付完了!
どっちみち4、5年使ってシートがバキバキに割れていましたからね。
前回作り直しの際のEVAシートの余りでフロントの二枚足りました。
(リヤフラップは随分前に廃止)

1000円くらいのアルミ板と手間だけでマッドフラップ改修完了w



これで終わりかなと思っていましたが、舵を切るとカキンカキンと大きめの音が出る時がある。
こんな音は以前はしてなかった筈なので、絶対ナックル脱落のせいだよな・・・

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タイロッドがスタビリンクにヒットした跡が有り、やや曲がりも見られたので、一応タイロッドと、あとロアボールジョイントも一緒にストック品と交換してみます。

スタビリンクは外して単体で触ってみるものの、特別に痛んではなさそう。

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ラックのオイル漏れも最近酷くなってきたし、そろそろリペアかなぁと思っていましたが、こう足回りを当てたりする事件が伴うと交換したくなりますね。
今度もまたリビルトかなぁ・・。


STi RAのクイックラックのリンク品まだあるかなぁ。


altまだ音するなぁ・・やっぱりラック本体かな。
Posted at 2020/03/29 20:47:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2020年03月14日 イイね!

裏取り

裏取り結構いろいろやってオイル消費の件が直らないアルトワークス。
実際の所殆どのケースがオイル下がりか、タービンなのが実情なので、そのどちらでもないというケースは稀である。

まぁ、そもそものキャロルのF6Aが、プチOHで済まないほどの過走行エンジンだったという結論なのだが、ピストンクリアランスの計測やせめてリングの合口くらい見ておけば良かったなという感じである。(まぁ、そのまま載せ替えるよりはマシだろうという程度の構えでしたけどね。)

若干の二度手間感は拭えないが、長い不動期間が取れないクルマなのでどちらにせよストックエンジン制にする予定でしたのでね・・当たりでも外れでもエンジンは一機買わなければいけなかったのは変わらない。

ので、今回が本番って事にしておきましょう。


オイル上がりと言う事は、腰下の作り直しなので結構手間である。
シリンダーブロック自体は元々積んであったエンジンのものがあるので、そいつを組み直して付け替えればいいんですが・・・

流石にエンジンを降ろさないといけないので、ヘッドやタービンのように半日仕事という訳にはいかなくなります。
そして、予め作っておいたシリンダーブロックにヘッドや補機類を付け替えて積み戻しという按配ですね。


また降ろすのか・・・(汗

LSD入りのミッションを買ったと言うのでね、どっちみちエンジンごと降ろした方が交換ラクだし、ついでに腰下も替えよっか!みたいなw

とにかくやるしかないんですが、腰下くらい大事になるなら裏を取りたい。
ヘッドでもタービンでもないなら、腰下しかないんですが、見落としがないか充分にチェックしておきたい。

先ずはこの間作ったヘッドの再確認。
ヘッドを取り換えて症状が変わらないんだからそもそも関係無いだろ!っていうツッコミを自分でしつつ、少し使うとタペットも広がるんで再調整ついでにロッカーシャフトがそれぞれ逆向きになってないか確認したかった。

ロッカーシャフトはロッカーアームへのオイル供給パイプでもあります。
2本が同じものですが、インテーク側とエキゾースト側とで向きが逆に取付する事で、それぞれのロッカーアームとオイル穴が合うようになっています。



シャフトの末端に切り掻きが有る方と無い方とがあるので、片方が逆向きに入っていればOKなんですが、両方逆だったらどうしようという不安もあり、一本引っこ抜いて確認してみました。

どうやら大丈夫そう。


向きはこの向きで間違いなさそうです。

シャフトを抜くのに、デスビを取らなければなりませんでしたが、致し方ありません。
少し不安だったので確認したかったんだ。


あとはタペットクリアランスの再調整。

これらも、問題ないレベルではありましたが、総じて0.01~0.02ミリ程広がっていましたので詰めておきました。
やっぱり当たりが付くと少し広がるね。

これをやるだけでもタペット音が随分静かになりました。



やはりヘッドは大丈夫だな・・・。

あとはタービン周りからのオイル漏れがないかの再確認。
取り換えたタービンも中古なんでね、絶対とは言えない。

オイルは確実に燃焼室で燃えてるので、エキゾーストハウジング側ではなく、コンプレッサー側で漏れてるかどうか。

ただ、タービンからインタークーラー、スロットルに至るまでの配管がそれほど汚れてはいない。
タービンが原因なら、中はそうとうベタベタでもいい筈だが、そういう雰囲気はない。

寧ろエアクリーナーからタービンまでの配管がけっこうオイリーな感じがある。
ブローバイガスが多いという事は吹き抜けが多いという事なので、更にオイル上がりを裏付ける内容ともいえる。

更に、ターボチャージャー、インタークーラー間のパイピングを外したただのNA状態で走行して白煙が出るかどうかのチェック。
これも、この状態で結構な距離を走ってみたが、白煙は依然として出ている。

この時点で、ターボチャージャーもシロと判定。


ほぼほぼ腰下確定で良さそうである。

最後にダメ押しでコンプレッション計測をしてみる。


1番 11.5㎏/㎠


2番 11.5㎏/㎠


3番 11.5㎏/㎠
特に問題のない値で恐ろしく揃っている。

面研によって若干圧縮は上がっていますし、
オーバーオイルクリアランスでも圧縮自体は出るので、確認方法としては確実ではありませんが、ピストンリングの破損などの個別のトラブルが無いかの確認は出来ました。


ストックエンジンの腰下をバラシてメタルクリーンのお風呂で洗浄。
ピストンやシリンダーの計測をして、スタンダードサイズのままであることを確認。
ま、補修用のオーバーサイズの設定無いんですけどね。


元のエンジンはオイル管理が良かったのか、ピストンやシリンダーもきれいでしたが、今回はピストンも交換します。

alt暇見て組まないと・・・
Posted at 2020/03/23 02:09:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年03月08日 イイね!

クソがぁ!

クソがぁ!夏足に組み換えです。
今シーズンは全然雪なんて行けませんでしたね。

まぁ、降った日もあったみたいなんですが、タイミングも合わずで。

こればかりは時の運といいますか・・・
もう40も半ばになりますし、昔みたいに寝不足でも次の日仕事でも雪山二連チャンみたいなことももう出来ないので、

余裕がある時に行けたら行く・・・くらいの姿勢ですね。

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関東雪予報の晩にちょろっとクネと聖地にパトロールに行きましたが、雰囲気こそ出てますがとてもガチで遊べるような路面ではありませんでした。

気温が高すぎるんですよ・・・漸く雪って感じのシャバ雪。


ここ最近、本当に無理を押してまで行こうって程の雪が無いですね。
全然降らなくなってしまった。
記録的暖冬とかってのばっかりで、暖かすぎるんだよね。

コンスタントに雪で遊べないんだったら、ハイパワー4駆ターボなんて乗る意味ないし、ターマックの峠だけだったらNAのFRで充分。
まぁ・・軽くて好きは好きだけど、別に無理してGC8に乗り続けてる訳じゃないんだよね。(別のを買わずに乗り続けるのが一番金が掛からないから)

ていうか、多分86とかBRZの方が速く走れると思うw マジメに

あと5、6年くらい様子を見て、降雪限界が更に北上するようなら・・・
妻のクルマをジムニーシエラ辺りに代えて(秋田帰省用)、ヲレはFRに戻ろうかなとか考えている。

今の86辺りをバチバチにメカチューンして峠用に仕上げたいなとか・・・
考えただけヲラわくわくすっぞw

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まぁ、何を言おうと今はこのイプ太郎がウチのファミリーカーですので、最後の1ミリまで奴隷のように働かせるんですがw

でもいいクルマだと思うよ。

壊れなければ。

壊れる不安が常にあるから、
全開の一歩手前で待つような走りをするようになった。
当然勝てないシーンも出て来るが仕方がない。

お陰で・・結局壊さないのは無理だけど、壊れるまでの時間をマネージメント出来るようになった。



そういう事も大事だと学ばせてくれた。
スバルインプレッサは機械的にいい教材であった。




ちょっと空いた時間があったので、純正サス(Vリミ流用ですが)から夏用のカヤバ4段へ。
スタビライザーも前後クスコへ戻さなきゃな・・・とやっていると、

ショックとナックルを合わせている時に違和感が。

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どうもロアアームがゴトゴト言うなと思ったら、前側のブッシュが完全に切れていました。

どうも最近ハンドル切るとコツンと音がするなとは思っていましたが、
オメーだったのか。

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しかし、こんななる?
中に充填されていたゴムも崩れてなくなってしまっているw

いつからだよ・・・夏用サスではスタビを強くしてるから大して動かないし、冬用に換えたからだろうな。

これを見つけてみて見ぬふりもなかなか出来ない(実は前日に見つけて一回見送って保育園のお迎えに使っているがw)ので、どうしようかな~と考えて・・・

エポキシ接着剤充填作戦も考えて直ぐに止め、
合いそうなゴムチューブの圧入作戦も考えたけどこれも止めて・・・

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ベランダの隅で捨てられ待ちだった縁石ヒットの曲がりロアアーム(2,3年前のだけど)から中古ブッシュを摘出!

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コイツをおいどんの現役ロアアームに移植ですwww
まさかの中古ブッシュ再利用!

だって今手元に新品ブッシュないしね・・・
どうせやるなら全部やった方がいいんだけど、今そんな暇ないし・・・
その内やるけど、今は普通に走れればそれでいいんで・・・

取り敢えず、直ぐに走れるようにならないと困るんでね。(そういう問題か?)

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ただの中古ロアアーム完成!
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なんだよ、このブッシュまだ全然元気そうじゃないかw

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一応ジャッキを当てがって仮想1G締付をして、いきなりブチ切れるのを防ぎます。

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先日みんなで飲み会をやった時に、ぎゃんぐ君がわざわざ持ってきてくれたリヤメンバーとラテリンセット。

オーイエ!
タイムリーなプレゼントサンキュー!


今度の運動会ではアタマをナデナデしてあげようw


デフブッシュも昔替えたのにブチ切れてるし、ラテリンも打ち替えてもう10年経つよな。。
これなら作っといてポンで載せ替えられるな・・・助かるぜ。

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今回は、そんな時間すら持ち合わせてはいないので・・・

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こういう適当なモノで済ませてしまうっていうww

レイルのゴツいブラケットタイプの奴も金額的に大差無かったんですが、やっぱり金属と金属が直接つながるタイプの奴は嫌だなってコトでコレにしました。

でもよく考えたら、ノーマルブッシュの中空にブッ刺すシリーズの奴なので、中実の強化ブッシュにしたら使えねーぞコレ。。

まぁ、また純正ブッシュ新品にして、コレ突っ込んどけば同じくらいかw

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ただ、ブチ切れてたデフブッシュの動きが気になっていたので、ぶった切ったマフラーハンガーの短冊をぶち込んでおいたんだった。

押し出すの大変だよコレ。

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ジャッキでデフを押し上げたり色々やって漸く摘出。

しかし驚いたよヲレは。
これをグイグイ押し込んでおいただけで、リヤデフの余計な動きが止まり、解る程シャキっとしたことだ。

テキトーだよな、とにかくw

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切れてても刺さりましたw

でも、ただ入れようとしても痛がってなかなか入っていきませんでしたねw
先っぽの角をちょっとだけ落として、ラスペネでぬるぬるにしたら、一気に着床しました。(なんだかな~)

これでデフに関しては、両手両足共に全く動かせない完璧な緊縛プレイが完成。

でもやっぱりTメンバーのパイナップルは、デフの唸り音が強烈に入ってくるので、強化ブッシュ程度にした方がいいかな・・・。(慣れたけど)

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このあとアルトワークスのタービン交換が待っていたので、足早に夏足戻し終了~。

アルトのタービン交換は先だっての記事の通りですが、
そのあと夕方にロピアに買い物に行った帰りに事件発生!


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近所の街道でナックルがロアアームから外れてタイヤがロック!

白煙を上げながら、何とか舵が利く左前のタイヤだけで路肩ぎりぎりまで寄せてカーブのイン側で走行不能になる。

フェンダーがクシャクシャにww


「何なの!?ヤバイやつ???」


大概の事では動じない流石の妻も、激しい衝撃に狼狽気味。


「判らん、とりあえず何とかしてくる。」


そしてフェンダーが噛みこんで運転席のドアが開かないw

結局ロアボールジョイントとナックルを嵌めてる所のカンヌキのボルトを入れ忘れたんだか締め忘れたんだか・・・。
ボルト余らなかったし締め忘れかな?


忙しくて巻きで行こうとするとダメだな・・・
なるべく入れた時に本締めまでやる事を徹底しなきゃだな。

・・ていうか、自分のクルマでも本締めマーキングする癖つけよう。。




ガンガンクルマが走ってくる主要街道のカーブの路肩で、三角表示板だけ後ろにおっ立てて、取り敢えずジャッキアップでタイヤとサスナックルをバラシてロアアームに嵌め直します。
よく考えたら、スタビリンクだけ外せばロアアーム下がったか・・・慌ててたから気付かなかった。

丁度いいボルトも無いので嵌合部を嵌めただけですが、ゆっくり帰れば大丈夫でしょう。

あとはドアとフェンダーが競ってるのでフェンダーをグイグイ引っ張って膨らまし、干渉部分を広げます。

鬼の突貫作業により、15分程度で何とかコースに復帰。
アライメントの狂いも特に無さそうですが、外観は再び捨てるクルマにwwwww





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取り敢えず、翌週までに3500円のヤフオク中古フェンダーをオーダーし、雨ではありましたが交換&板金作業。

ヤフオクフェンダーは結構凹みが多く、ドアも塗膜が割れてガリガリ。
叩いたりパテ付けしたりして、プラサフまで入れた状態までは持っていきたい。

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2回くらい塗り直してるドアなので、塗膜が厚い。
ただ割れた所を研ぐだけだと低くなってしまうので、パテで修正します。

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フェンダーはあらかじめ家で板金しておいたので、ドアと一緒にプラサフ入れて今日の所は終了~。

プラサフが変なオレンジ色ですが、
以前勤めていた会社の重機の手直し用ですね。


サイドステップもバキバキに割れてしまって捨てようかと思いましたが、中古が意外と高かったので、アルミ板リテーナーを製作してエポキシ系パテで成形し、何とかカタチを復元し再使用が可能になりました。
塗装したら取り付けます。

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altネタが多すぎてまとめきれない!

Posted at 2020/03/09 01:46:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2020年02月22日 イイね!

加工ヘッド換装

加工ヘッド換装取り急ぎ製作したF6Aヘッド。
SOHC2バルブというアナクロなヘッドである。

ていうか、一昨年作り直したばかりなのに何でだよって話なんですが、症状的に真っ先に疑うべきタービンはここ数年で二度ほど交換している。
載せ替えたキャロルのエンジンも走行不明の走り屋マシンから引きずり降ろしたヤツを、軽く手直ししただけなので、バルブガイドだのピストンクリアランスだのとお金が掛かりそうなところはそもそもちゃんと見ていない。

その辺だよと言われてしまえば「なんだよマジかよ」って話です。


ただ、一般的に・・

オイル下がりならバルブシール交換、
オイル上がりならピストンリング交換、

で何とかなる筈。
どちらも施術済なので、一体何なの!?と思いながらの作業ではあります。

余程極端なバルブガイドのガタ、シリンダーの損傷などがないと説明がつかない・・・あとはガスケット抜けくらいか。
しかし、オイルにも水にもお互いのリークの痕跡は無し。
ブースト計を見る限りだけでは、圧縮の気筒間差も感じられない。

オイル下がりにしても、オイル上がりにしても、極端なノーメンテナンス過走行の末に起こる症状。


どちらにしても、ヘッドを開ければ判る筈。
エンジンでなければタービンなのだ。
あれだけオイルを食ってれば(1L/300㎞)燃焼室も汚れてしまっているだろうし、ヘッドはどの道やり直しで間違いないだろう。

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コッターをすっ飛ばして作業がずれ込んだので、その間にヘッド作業には念を入れておこうと思ってインテークバルブだけ新品を注文。
ガイドかバルブかと言ったらバルブの方が減ると言うんでね、こっちのヘッドはガタらしいガタは感じられないけど、一応新品交換。
煤が付きにくくなるようにボール盤にセットして磨いちゃいます。

エキゾーストからはオイルなんて殆ど下がらないから、磨くだけでいいでしょ。

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バルブの擦り合わせをしっかりしたら、コッターを飛ばさないように丁寧に組み付けw

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ポート加工済み、0.08ミリ面研ヘッド完成~。

吸排気効率アップと若干のハイコンプレッション化で、結構パンチが出そうな雰囲気です。


よしよし、交換だ~。


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ヘッドだけなのでね、車上で交換出来ます。

先ずは水を抜き、ヘッドにくっついてるインテークとエキゾースト周り、補機類ベルトやタイミングベルトを取って、デスビを撤去すれば、ヘッドは単体で取り外せます。

まぁ、言うのは簡単だけど、インマニが狭くてちょっと大変かな。
たかだかM6のボルトナット6個だけだけど、バルクヘッドとの隙間が狭くてね。

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まぁ、こんな感じ。
ていうか、水が漏れてた形跡があるな・・・。

インマニアダプターとヘッドとの隙間のガスケットか・・・
結構ちゃんと掃除した筈だけどな・・・まぁどちらも取り換えちゃうので。

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ヘッドに取り付いている物は全て撤去したので、いよいよヘッドボルトです。

3気筒とは言えアルミニウム製のヘッドですので、適当に緩めるとヘッドが歪んだりします。
多段階対角緩め、対角締めを励行します。

緩める時は外側から対角線上に、45度づつ二度に分けて緩めてやれば、あとは普通に緩めて大丈夫だと思います。

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組み直してから2年足らずで結構汚れてしまったバルブ周り。
2番3番が特に酷い感じがしますね。
プラグも磨いてどうにかなる感じではなさそう。

燃焼室でかなりオイルが燃えていた証拠です。

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1番ピストンとシリンダー。
それ程気になる傷も無くきれいです。

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2番ピストンとシリンダー。
上面付近にやや傷が多いですかね、

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3番ピストンとシリンダー。
こちらも1番と比べると少し傷が気になります。

総じて、致命的と思われる程の瑕疵は見られませんが、ピストンとシリンダーとのクリアランスが目視でも不均一な感じが気になりはします。


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オーバーホールだ何だと色々とやることはありますが、
一番面倒で時間が掛かるのが、ガスケットのカスをきれいに掃除するとか、そういう地味な事でしょうね。

傷にしないようにスクレーパーでこそぎ取って、最後はオイルストーンで均します。
ウォータージャケットやオイルラインにカスを落とさないように。


綺麗な部品をただ組み上げるだけなんてのは、至極簡単な事ですよ。

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1番2番の間にあるカムへの唯一のオイルラインを塞がないようにガスケットの銅パッキンを合わせます。
塞ぐ向きでも組めるので注意!

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20年間愛用のカノンのトルクレンチでヘッドボルト締結。

規定締付トルク68Nm(約7キロ)のヘッドボルト。
センターの4本からスタートする対角締めで2段階に分けて60Nm程度で締め付けし、逆の順序で一度緩めます。(この際にも45度づつ2段階に分けて緩めます)
そして2回から3回に分けて段階的に68Nmまで持っていき、フィニッシュ。

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ヘッドが取り付け出来ました。

後付けですが、
タイベル取付の段階で、カムスプロケを回して圧縮上死点か排気上死点に合わせる際、バルブがピストンと衝突するのを避けるために全てのピストンが中間にあるような位置でクランクシャフトを止めておき、先にカムスプロケを大体いい位置に合わせてから、クランク側を上死点に合わせます。
ヘッドを取り付ける前に適当にピストンを下げておきましょう。

このF6AはSOHCですので、バルブ同士が干渉する事はありません。
ピストンとの衝突を気にしていればいいでしょう。

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ベアリングのレースを繋げて作った治具でカムのオイルシールを打ち込みます。

以前、いい治具が手元になく、外側からコンコン叩いて何とか打ち込んだものの、中でリップスプリングが外れててオイルが駄々洩れ事件と言うのがありました。

そんな惨事を生まない為にも、
ローションで良く濡らしてやさしくインサートしてあげてくださいw

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タイベル再利用(まだ2年しか使ってない)なので、外す前に付けたマーキングで組み戻しちゃいます。
FFはクランク側の合いマークの切り欠きが見づらいのでね・・・マーキング戻した方がラクですね。

自分はよく背板をつけ忘れます。
タイミングベルトをきちっと合わせて組んで、張りの調整まで終わったのに、何かスースーするなと思ったら背板が付いてないw
またバラシて背板からやり直し。

EJ組んでる時は鬼でしたね・・・。

スプロケとベルトの印だけで組めちゃうからね。

前回のタイベル交換の際、ウオポン新品なのにややLLC滲みの痕跡有り。
ガスケット部からのようなので、少し増し締めしておきました。


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あとはサービスデータに則ってタペットクリアランス調整。
カムスプロケを回しながら、ロッカーアームがカム山の影響を受けていない物を見ながら調整し、終わったら印をしていきます。

インテーク側冷間時0.15ミリ

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エキゾースト側0.17ミリで調整。
数値云々よりも、シクネスゲージを引く抜くときの重さを合わせることが重要だと思う。

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最後に面倒でも、もう一度全部のクリアランスを確認して調整終了。
あ~、なんて調整が楽なんだロッカーアーム式!

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あとは一通り組み戻して、水入れてオイル量確認してエンヂン始動!
LLCが暖まり切るくらいまでアイドリングで回し、水やオイル漏れがないか確認してからバンパーなどを取り付けします。

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取り敢えず大丈夫そう!
初めはもわもわ出ていた白煙も消えてきたのでオイル食いも直ったかな?

・・と期待。

組み付けのオイルが燃えきるまで結構時間が掛かるので、少し走ってみないと判らないな。

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バンパーなどを取り付けし、試運転。
近所を少し走り回ってみます。

アイドリングでは白煙は殆ど消えているが、走り出しの加速時にまだやや出るな。

ただ、恐ろしく全域のトルクが増えている・・・。
660㏄ターボでのポート研磨でここまで変わるか・・・と暫し閉口。

まぁ、以前エキマニの受け口側のバリを少し取っただけであれだけ変わったんだから、インテークとエキゾーストのポートを限界まで削ればそりゃ変わるか。

感覚的には800㏄くらいになったような雰囲気。

低速のトルクが抜群に増えました。
ブーストを掛けなくてもぐんぐん前に出るので、踏み込みが浅くても速いな。
0コンマ5くらいの過給でも以前のフルブーストくらいのトルク感です。

コンピューター大丈夫かなw


だがしかし!

白煙はまだ少し出る。。
一回これで帰して様子見だな・・・。

数日乗ってまだオイルが減るようなら別の段階だ。
取り敢えずヘッドのリフレッシュと、ファインチューンは終了だな。



そして後日!
やはり白煙現象とオイル消費が止まらないとの事!!

これは参ったな・・・

確か、キャロルからバラしたストックのタービンがあった筈なので、試しにそれに換えてみるか・・・


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タービンの型番を見てみると、RHB31とある。
調べてみると、カプチーノの純正タービンのようだ。

アクチュエーターにも大リーグボール養成ギプスが付いていて強引なブーストアップが図られているww
そして、元々付いているRHF3と比較してみても明らかにコンプレッサーのフィンがでかい。

あのキャロルが走ってた頃も、やけにパンチがある加速をするなとは思っていましたが、意外と掘り出し物だったな。


取り敢えずこのまま付けてみよう。


そして試運転!
なんだこのタービンは~ブーストが1キロ掛かってしまいます。

只でさえポート加工でかなりのトルクアップが実現したのに、更に上乗せでバキューンと加速していきます。

感覚的にですが、80~90馬力程度出ていそうです。

そろそろノーマルECUとインジェクターでは限界かな~。
ガスケットも大丈夫かな・・・
ブーコン付けてコンマ9で押さえれば大丈夫かな・・・。


ていう感じで、全くの別人になってしまいました。



が!

まだまだオイルは減少・・。

ヘッドとタービン違ったらもう腰下じゃねーかよ・・・。参ったな。
ピストンリング新品にしてもオイルが減っちゃうなんて・・・
あのキャロルそんなに過走行だったのかよ。

そうは言ってもF6Aはピストンのオーバーサイズの設定ナシ!
怪しい社外品か、10万円くらいのモンスターの在庫品しかOSがなぁ~い。

ストックで持ってる元のエンジンの腰下使うしかないな・・・。
オイル食いもこのエンジン程酷くなかったし、
スタンダードピストン新品でどこまで良くなるか。

LSD入りミッションを買ったようなので、またエンジン降ろして一緒に組み換えちまうか。
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altもうこの勢いで一気にやり切るしかないな!

Posted at 2020/03/05 05:12:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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