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2025年02月08日 イイね!

雪歴20年

雪歴20年大寒波が来ていた二周目週末。
土曜日はクネから早めに連絡があった。


「今晩は流石にどこかしらで走れそう、行けるか?」

「今日は夜九時以降なら全然行けるぜ。」



クネとまともにスノーアタックに行けるのは3年ぶりだ。

ハチロクからインプレッサに乗り換えてから、わざわざ遠征してまで雪を走るようになり、この20年間クネと変わらずに続けてきたルーティーンである。



ついこの間の事なのに、ホント、こんな風に昔話のように話す日が来るとは思わなかったが、初めの頃は普通に箱根とか、富士五湖の方でスノドラが楽しめた。
だから、毎週末ごとに今週はどこに行こうとか、どこが降ったとか言って不埒にもスノーアタックを繰り返していたのだ。
だがここ10数年、しっかり走れるようなまともな雪が関東近郊では降っていない。
調子がいい時で諏訪近辺、最近ではそれも難しくなり、もっと北上しなくてはならなくなった。
おかげで、高速使って2時間以上掛け、日本海側の雨雲が確実に入る豪雪エリアまで行くようになってしまったのである。
そこまで視野に入れても、近年ではなかなか降らなくなってしまい、そろそろ「スノドラじまい」なのではと、思い始めていた所での今年の当たり年である。
今年の大雪は凄まじく、東北は勿論、関東甲信越、能登の方もエライ事になってしまっている。


そうは言っても二月も二周目を過ぎると、一気に暖かくなってチャンスが無くなってくる。
あと一回くらい関東で大雪かもみたいな寒波が最後にやってきたら、そのあとは霜も降りなくなって、メジロやウグイスが鳴き始める。

春になるのだ。



もう今晩は絶対行こうと思っていた。

昼までは仕事だったので、ライブカメラのリサーチはまだしていなかったのだけど、そう思っていた所でのクネからの入電。
そういう煩わしい事はクネが大体やってくれている。


どうせ朝帰りになるので、昼寝のひとつもしようかなと思っていましたが、そう思うと全然寝られない。

適当にアルトワークスの記事でも書いておくかとPCに向かっていると再びヲレのスマホに入電。
883~みたいな知らない番号だったが、下らない営業電話には「要らねーから二度と掛けてくるなよ」とハッキリ言ってやる事にしているので、すかさず電話を取る。


「え~、OOさんの携帯電話でしょうか?」

「ええそうですけど、どちら様で?」

「警視庁捜査一課のクロサキと申しますが、OOさんの携帯電話で間違いないでしょうか?」

「いや、違いますけど。」

「・・・え~と、先ほどはいと仰いましたよね?」

「・・ぷぷっ、いや言ってませんけど、聞き間違いでは?」

「いやいや、確かにはいと言ってましたよね、聞いてますよ?」

「いやだから・・言ってないって!」

「いや言ってましたって!!」

「うるせーな!だったから何なんだよテメーはよ、だいたい誰なんだよ。」

「警視庁捜査一課のクロサキです。」

「そうじゃなくてよ、ほ・ん・と・う・は、誰かって聞いてるんだよ。」

「だから警視庁の・・・」

「あのさ、クロサキって・・・オマエ笑わせんじゃねーよ。そんな見え見えの詐欺電話みてーなので引っ掛かるバカ居るのか?」

「えーとあのOOさ・・」

「こっちもヒマじゃねーんだよ、二度と掛けてくるんじゃねーぞ素人がよ。」



そう吐き捨ててから電話を切ったのだが、
切った後にすぐに思ったのは、「いや、実は結構暇だったな」だった。

たまたま携帯の音源からブルートゥーススピーカーで音楽を聴いていた時だったので、その会話は大音量で家中に聞こえており、次男が心配そうに近付いてきた。


「お父さん、詐欺師からの電話だった?」

「警視庁捜査一課とか言ってふざけてやがったよ」

「本物だったらどうするの?」

「本物の警察がいきなり電話してこねえだろフツー。」

「また逮捕されるのかと思った。」

「またって何だよ逮捕された事ねーし・・・いやあったか?でも大昔の話だろ。」

「大丈夫?お金取られてない?」

「向こうも取ろうと頑張って電話してるみたいだけど、電話するだけじゃなかなかお金は取れないんだよ。」



次男の猜疑の目が詐欺師でなく、
ややヲレに向けられていた事が何となく納得いかなかった。。

こんな馬鹿げた日常の小咄から始まった記事だが、本編は久々に出動となったスノーアタックの話であるw



今回も、正直に妻に申告して出発。
小僧どももいい加減大きくなって手が掛からなくなってきたので、夜間在宅の縛りも少し緩くなってきましたね。
朝どれだけ眠かろうが、長男のバスケの練習や次男のサッカーの試合会場への送迎などが滞らなければ、割と自由である。

案外目が冴えてしまって昼寝もロクにしていないが、夜9時半に出発。
今日は会社も出勤だったが、半ドンだったので疲れはない。

そしてこう、夜通し走ることが決まっている時はそういうスイッチが入るのか、帰るまで眠くならない身体になっている。

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それはいいけど、とにかく物価がヤバイ。

自販機のミル引きコーヒーが340円になってしまったし、PAのハイオクガソリンは211円/Lだとぉ・・・。
まぁ、倍と感じている我々の比較対象が25年前の頃の物価ですので、当然と言えば当然なのかも知れない。

それでも必要なものは買うしかないんだけどね。


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久しぶりのPA待ち合わせ。


「レーサーはどうした?VABまで買って待ってたんじゃないのか?」

「レーサーは明るいうちから福島まで行くけど行きませんか?って言われたから、そんなとこまで行かねーよって言っておいたよ。」

「そうか、別動隊で行っちまったんならしょうがない。」


二台とも、スタッドレスタイヤは2021年製のAW-1を同時期に入れてるので早くも4シーズン目。
ライフが短いアジアンタイヤ(勝負できるのはいいトコ3シーズン目まで)なのに、この二年ほど雪不足で殆ど走れていないのが痛いが、ヲレのは毎年秋田帰省でも使用する実用機なので、まぁ無駄という概念はない。

スノドラでしか使用機会の無いクネにとっては痛恨の空白ではあろうが、そもそも4本35000円のアジアンスタッドレスなのだから別にいいのである。
ヲレなどは温存などせずにターマックでもガンガン走ってしまうので、とっくに5部山を切ってしまっていて未練もクソもないが、クネのように雪上以外は温存に温存を重ねている使い方だと、まだまだひげも残っているようなバリ溝なので、来シーズンちゃんと捨てられるかどうかが怪しい。

銭金の問題ではなく、元来勿体ないお化けの権化のような男なのである。


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片道2時間半かけて、降雪確実エリアへ到着。
インターを降りて山へ向かう道路は程なくして積雪が見られた。
この辺りでこの着雪だと上は相当降ってるな・・・。


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カーブが多くなり、峠セクションのバッファエリアに入る。


一発目から、まだ雪壁も無いのに一気に4速3桁台に放り込んでいく。
こちらも秋田帰省で走っているのでゼロスタートではないにせよ、もうそんなに踏むのかよと思ってしまう。
フェイントを使っていないのでまだ様子見なのは判るが、いきなりで勘弁して欲しい速度域である。

ここで気を付けなければならないのは、相手が行けるからと言って自分も行けると思ってはいけないという事である。

よっしゃー!ヲレも!!!
なんてのは、漫画の読み過ぎである。

クルマやタイヤ、セッティングや運転の違いなど、ぱっと見では判らない様々な条件の違いがあるものだ。
クルマが同じだったとしても他人と自分は全く別物だと思いながら正確な判断が出来るドライバーでないと、たった一晩でも生き残る事は出来ない世界である。
これで付いていかれないと単に実力の違いなのではと安直に焦ってしまうかも知れないが、それぞれの運転やセッティングには一長一短があり、行ける所と行けない所が違ったりする。

スノーアタックは、誰かとの勝負の場ではない。
いい訳やきれいごとは抜きにして、自分自身との勝負の場なのである。
競争心に目を曇らせて、パフォーマンスの限界の見極めを誤ると、とっさに命取りとなる極限世界なのである。

他人に気を掛けている余裕はないのだ。

自分とマシンとのシンクロ率を限りなく100%に近付けながら、路面状況を正確に把握し、限界を半歩超えたような所で止めたプッシュを実行する。
一番掻くところを、一番曲がるところを、右に左に振り回しながら探っていく。

こんな自身との極限の格闘を各々が履行した結果が、図らずとも拮抗している相手というものが何処かには居るもので、それがヲレとクネとの関係なのである。

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どんどん積雪が増していき、タイヤを取られ真っすぐ走るのも難しい路面になってくると、ジリジリとクネのGDBが離れていく。

これ以上加速できないので頑張りようが無いw

DCCDの締結を100%ロックにまで上げてみるが、進入が苦しくなるだけでトラクションは余り変わらないようだった。
タイヤ1回転でのストライド量が全然違う感じがする。

「タイヤかな・・・5部山とバリ山でこんなに違うかよ。」


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ドリフトが全然止まらず、前に進まない。
全く除雪が入らない前哨戦のT峠では全く追いつくことは出来なかった。

クルマが全くいう事を聞かない感じ。
クルマがダメなのかヲレが下手なのか、とにかくどうしようもないw


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本番の〇平へ上がる表側は若干除雪が入った痕跡があり、車速が少し乗るようになってきた。
スキー場エリアを抜けて、北側斜面のテクニカルセクションを下っていくと、現在進行形でガンガン除雪してくれていて、お陰でかなり手応えがいい。
クネを先頭にまあまあのペースになっているが、離れずにちゃんと走れている。
ここならヲレのタイヤでも走れそうである。


下り切ると、程なくしてZN6、最近の86が下ってきた。
それなりの速度だった筈だが、大して遅れて来ていない。

山頂からこの差で下ってきたならかなり立派な奴だぜ。

どうもクネと連絡を取り合っていた地元組の子だったようで、どこかで見かけて追いかけてきたのだろう。
元々はボロいAE86でガンガン走って慣らしたらしく、下りではGDBに肉薄する走りを見せていた程の手練れだという。


ふふっ、判るぜ、ハチロク乗りの気持ちはよ、ヲレも3台乗ったからな。


そう言う事なら、手加減はナシだ。
クネが譲ったので、先頭で登りをチャージしてみる事に。
無駄に上げていたDCCDの締結を75%程度に抑えて進入有利のFRのアドバンテージを極限までそぎ落としてからよーいドン!

新雪をスライスした直後の、スノーアタックで言う所の最高の路面である。

これまで横に逃げていたグリップが噓のように縦方向に変換されていく。
雪寒車の排土板が圧縮しながら数センチ残した雪に、サイプがしっかり食いついているのが判る。
縦にも横にもしっかりコントロールできる。


これだよこれ。


ヘアピンを数か所全開で振り抜いていくと、クネのGDBがジリジリ離れて行く。
何だろう・・・トラブルか?
86を待ってんのかな?

(いや、そんな事する奴じゃないか)

そう思い直す。
ハーフスロットルで待っても追いついてきそうも無かったので、久々で勿体ないので目一杯行く事にした。

GDBが途中から全く見えなくなってしまったなと思ったら、珍しくヘアピンで回ってしまっていました。

こっちはこんなに走りやすいのに、向こうは苦しそうだな・・・
さっきとはまるきり逆転してしまった。
一体何の違いなんだろう。

コッチのタイヤのデメリットこそあれ、向こうには何もない筈なんだが。。


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流石については来れないにしても、相変わらず大した差を付けずに上がってくるZN6。

速ぇーなオイ。。


雪でもそんなに走るのかよGT86。確実にヲレたちより速い奴だな・・・。
やっぱ地元の奴等には敵わんな。




それにしても・・・
前半の感覚だと圧勝を確信していたクネも、この路面の違いによる逆転現象がここまで露骨な理由を一生懸命考えていたようで、あまり違いはないように見えるが、強いて言うならばタイヤの残山と空気圧の関係ではないかと推測していた。
これは概ね当たってはいるが、見落としもある。

だいは、最後のPAで普段用で高めに入れている空気圧をちゃんと抜いておいた(2.6キロ→2.1キロ)のだ、山が無い分だけ少しでも接地面積を稼ごうという苦肉の策である。
一方クネは、面倒だからと最近は普段から2.2キロのままにしていて何も触らなかった・・という違いがあった。

だが、たかだか0.1キロの違いである。



前半のザクザクした深雪や低山のぬかるんだ雪道でのトラクションの違いというのは、殆どがスタッドレスタイヤの残山の違いによるもので、エア圧などで変化する接地面積などよりも、タイヤの溝の深さやサイプ(スタッドレスタイヤの雪を掻く細かい溝)の立ち具合が大きく影響する様である。
GCよりもひと回り外径が大きいタイヤも、轍に影響を受けにくく有利と言える材料だ。

それとは対照的にアイスバーンに近い凍った路面や、除雪後の硬めの圧雪路などではスタッドレスの溝の深さなどは余り関係なく、少し低めの空気圧でベタっとなるべく大面積を掴むようなパターンのタイヤが向いている。

今回は、これらの条件に当てはまるクルマがきれいに割れたという結果となった。


でもまぁ、空気圧の差だけで言うなら0.1キロしか違わない訳で、たったそれだけの差であそこまでの違いは出ないと思う。
接地面積の比較で言ったら、逆にタイヤはGCの方がひと幅もふた幅も狭いくらいである。
単純に車重200㎏の差と、エンジンを直した事による低速トルクの使いやすさが向上した(以前のようなドッカンターボでなくなった)事も僅かに加味された結果かなと思っている。

要するに、同じ条件なら軽いGC8の方が全然有利という事である。



ドライバーの技術はほぼ同じ。
クルマは車重差200㎏以外はほぼ同じ。
だいGC8が、折角の軽量さをスポイルして余りある程のゴミタイヤを履いてくるので、いつもいい感じにトントン位になっている。


って所か?

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繰り返すが、図らずも・・なのだが、全く正反対のドライバーながらパフォーマンスが拮抗しているだいとクネ。

長く一緒に走っているので、無意識ではあるがお互いがどこか歩み寄っていると言うか、寄せていっているというか、そういう事はあるかも知れない。
どちらかが一歩先に行っていれば、一方も自然と引き上げてもらえるし、どちらかがやり過ぎてしまっていれば、引き戻してもらっているような。

速ければいいという事だけではないストリートでの走り。
どれだけ冷静でも独りだと判らなくなる事もある。
信頼できる相棒に、常に俯瞰してもらう事で細かい軌道修正をしてこられたのかも知れない。


ヲレは直ぐにカッと熱くなるタイプなので、勢いとセンスだけで一気に上り詰めた時期があったが、クネがいなかったら、今のように「自分を客観視してクレバーに走り切る」という自分が持てなかったのではないかなと思っている。


クネはどう思っているか知らないけどね。


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ヲレたちがこのインプレッサ2台で雪山を走るようになって20年が経った。


同じ車で雪を20年も走ってるってちょっと異常だよな。
それも掛け値なしのバチクソ全開で20年。
客観的に見たらよく潰さないで走り切ったなという感じだけど・・・

まぁ、要するに潰すような一か八かの走り方なんて実は一回もしてないって事なんだよね。
常に技術の鍛錬や、知識理論の追求の手は緩めたことは無かったが、絶対に出来ない事はしない。
多少の無理をする事はあっても、無茶はしないって事だ。


それがあったからこその雪歴20年。


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ヲレたちよりももっと速い奴等なんて沢山居る。
昔一緒に走ってきた連中も、向上心のある奴らはどんどん表へ出ていって全日本のチャンピオンになったり、峠最速戦みたいな集まりで一番速いのをブッ倒したりしていて何とも心強い。

かつてヲレとクネが号令をかけ、各エリアで最速を自負した名のある連中が一堂に会した「ぺったんこ組」は伊達ではなかったのだ。


そんな表舞台で活躍する彼らと比べて、ヲレやクネは一体どういう存在で何を目指していたのであろうか。
そう考えた時に、明確な答えを持ち合わせている訳ではないが、結果として言えるのは何も変わらない不変の存在であるという事である。

この激動の時代にあって、どこまで不変でいられるかは判らないが、この長らく変わらずに続けて行くという簡単そうで難しいアイデンティティーが、迷っている誰かの道標になればいいなと思ってヲレはいつもブログを書いている。


別に特別な事なんて特にない緩い二人が、特別に何かを目指す訳ではないカーライフ。
正反対のヲレとクネに唯一共通なのは、
一番大切なものが、ごく普通の日常であり、家族であり、子供と過ごす晩飯の時間である。

クルマなんてものは、それ以外の空いた時間で何が出来るかを埋めるクラブ活動みたいなものであって、それ以上でもそれ以下でもないものだ。
だが、そのクラブ活動も、面白いからという理由で20年以上も続けている。

クルマは優先順位で言えば、二の次三の次であるが、そんなヲレたちでさえ、それでも好きで続けてさえいれば、少ない時間と低予算でもこれだけの事が出来る、これだけ充実している、そういう事を自然体で表現していきたいと考えている。


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もう50になろうという不良中年二人、全く何やってるんだか。
馬鹿は幾つになっても変わらんなw


「どうする?あと一本くらい行くか?」

「いや・・もういいだろ。」

「そうだな、2時も回ったし・・そろそろ撤収だな。」



結局ロングコースを一本往復してきただけだが、もう充分であった。
ニューエンジンも問題なくブン回せたし、ブランクも関係なくちゃんと走れたしな、確認したい事は全部確認出来た。
あれだけの走りが出来たらもういいだろ。

めちゃくちゃ楽しかったぜ。


オッサンなのでガツガツしておらず、1~2本走ったら充分に満足してしまう辺りも実に経済的である。

今期はあと1回くらい行きたい所だけど、
来週襲来の大寒波が、最後のチャンスじゃないかな?
そこで厳しかったら、シーズン終了ですね。


そろそろ車検の準備しないとだな。
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alt車検前に壊しても面倒だしな・・・
Posted at 2025/02/16 02:24:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2025年02月07日 イイね!

復活!アルトワークス

復活!アルトワークスタイミングベルト劣化損傷によるバルブクラッシュと判明した11アルトワークス。
半年の不動状態からようやく脱出のプロセスが見えた。
ストックの部品なら沢山あるので、原因さえ判っちまえば幾らでも直せてしまうのである。

外したヘッドを見てみると、
思った程のクラッシュではなく、ギリギリピストンに届いちゃった位の曲がりであった。
当然ピストンも無傷。

作り直したヘッドを搭載すれば走るように出来る。


ヘッドもインテークバルブを交換すれば直りそうだったけど、ストックのヘッドがあるので、バルブ磨きとシール交換程度のリフレッシュをして乗せた方が間違いないな。

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という訳で、メタルクリーンでカーボンやスラッジを綺麗にしたストックヘッド。
バルブもきれいに磨き直したので、新しいオイルシールを組んでバルブ周りを組みます。
バルブコンパウンドとタコ棒(ドリルチャックにセットできるパワー系自作治具)で一気に擦り合わせを済ませます。


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ロッカーアームなどを間違えないように組みます。
軸の棒を一回左右逆に組んだことがあって急いで組み直した事があった。
間違えるとロッカーアームのジャーナル部のオイル穴が合わなくなるので、焼き付いちゃうかもしれない。

一日だけ運用してしまったが、焼き付いてはいなかったw
(よく後から気付いたな)


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シングルカムはタペット調整が簡単でいい。
シクネスゲージがあればドライバーと12のボックスで調整出来ます。

IN 0.14ミリ EX 0.16ミリで揃えておきます。

F6Aが・・・しっかりタペット詰めてもパタパタ煩いのはご愛敬。



これでヘッドは完成。

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あとはシリンダーブロック側のガスケット面をきれいに掃除して、ヘッドの装着に備えます。(実はこういう掃除関係が一番大変)
オイルストーンでゴリゴリやるんだけど、車載でやるとブロックの水穴やオイル穴にカスが落っこちちゃうんだよな。

なので、エンジン発電機とコンプレッサーを持ち込んで、
最後はエアーガンの負圧を利用して間口に近い所は吸い出すんだけど、多少は落っこちていくので、エンジンオイル交換を最後にやることで対処。

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水漏れがしやすいインマニとの接合部もしっかりきれいにしておきます。

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新品のヘッドガスケット。
左右にも裏表にも間違えられるので、注意。
#1#2間にある銅パッキン穴がバルクヘッド側に来てれば大丈夫。

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ヘッドボルトを対角締めで決めて、インマニを取り付けます。

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インマニガスケット、水穴周りだけ液ガスを塗付しておきました。
本来は要らない筈ですが、丁寧に組んでも水が漏れる事が多いので念の為。


狭いのでボルトナットを閉めるのが大変ですが、色んな工具を駆使してしっかり取付します。

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タイミングベルト取り付け。
これまた見づらいですが、クランクスプロケの合いマークとカムスプロケの合いマークをしっかり合わせます。
カムが半周ごとにクランクが一周するので、カムスプロケにある圧縮上死点の印と、排気上死点の印、どちらで合わせても同じです。

6年で駄目になったタイミングベルト。
普通車のように10年10万キロ持つとは思っていませんが、でもまぁなかなか本当に駄目になるケースが珍しいので、びっくりしました。

オイルやクーラントの滲みなどの影響を受けて劣化しやすくなったりする事もありますが、今回はそのケースに当て嵌まりません。
割安な社外品を使ったから劣化が早いなんて事があるのかな?
(純正品ではないとは言ってもちゃんと三ツ星のヤツを使ってます)

大人しく乗られているクルマならここまで早くないのかも知れませんが、割と飛ばす奴に毎日ブンブン乗られている様なシビアコンディションであれば、4~5年5万キロ以内程度でベルト周りを新調するように心掛けた方が良いのかも。
(実際の推奨サイクルはどれ位なんでしょうね・・)


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タイベルカバーを付けてクランクスプロケ付けて、レベルゲージのOリングは新調して・・・など、ひとつひとつを丁寧に確実に決めて行きます。

エキマニやタービン周りを組み付けして、新品の補機類ベルトを張り、ガス漏れしていたA/Cコンプレッサーとコンデンサー間のホースを交換。
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この辺の配管継ぎ目のOリングは全部新調しました。


さて組み付けも終わったしエンジンオイルとエレメントを換えたら、いざ始動!
と思い、とっくに上がっているバッテリーに対してGC8からジャンプコード接続。
所が、バッテリーが死に過ぎていてセルが中々回らない。。。
死亡バッテリーの低電圧に引っ張られて、相対電圧が12.0V程度にしか上がって来ない。

バッテリーは交換しないと駄目そうだな・・・

だが、取り敢えず今掛けたいんだよ。
問題なく掛かる事を確認して、晴れやかな気分で残りの作業を完遂したい。

ジャンプコードでGC8と繋ぎっぱなしにしてもう30分放置。
アルトの電圧計が13.5V付近まで復活した事を確認し、セルクランキングON!

オオオォォォォォォ・・・ンンン!!!!!


半年振り位に無事エンジンが掛かりました。

エンジンさえ掛かっちゃえば、自家発電できるのでジャンプコードを外してクーラントを注いでエア抜きを済ませます。
しっかりエア抜きをしたらラジエターキャップを取り付けて水やオイルの漏洩が無いかチェック。

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デスビを脱着してるので点火時期がめちゃくちゃ。
なので、先ずはタイミングライトで点火時期を調整します。


しっかり暖機を済ませ、アイドリングの回転数が安定した状態を作ることが大事。
エアコンなどもOFFにして、電動ファンなどが回っていない時を見計らって手早く作業。
バルクヘッドの助手席側にあるダイアグコネクターのC⇔Dを短絡させてECUの点火時期制御が入らないイニシャル状態にし、タイミングライトでクランクスプロケの切り欠きとタイベルカバーの目盛りを見合わせながら、デスビ固定ボルトの長穴
部分で回して調整します。

不経済にもハイオク仕様にしているので、点火時期は10度付近まで進めました。

この調整によりエンジンは軽やかに吹け上り、軽量フラホも相まって8千回転までビュンビュン回るようになりました。



昔のクルマは、ブースト圧やら点火時期位なら自分でセッティング出来たのがいいよね。
今は全部ECU任せ、何を弄るにしても全てロムを書き換えないと何も変えられない・・・そんな時代になりました。

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さて、エンジンを掛け、水入れて、点火タイミングを決めたら、最後にエアコンのガスチャージを行います。
専用ポンプで真空引きを行い、低圧側のニップルからガスチャージを行っていきます。
冬場なので気化率が悪く、なかなかガスが入って行かないですが、それでも時間を掛けて二缶半程チャージ。

これでエアコンも冷えるようになったと思います。



さてさて、これで全部終了かとかと思いきや、燃料計の針が上がって来ない・・・
最初ガソリンがもう無いのかな??

・・と思ったが、いや待てよ・・・燃料ポンプを換えた時にかなりタンクが重かった事を思い出す。
あの感じだとまだ半分以上は入っていた筈。
これは配線の接触不良だな。


積み下ろしの際、燃料ポンプやゲージのハーネスが短くて無理してたからな・・
押し上げてボルトで固定する直前で抜けてしまったのかも知れない。
面倒ですが、もう一度燃料タンクを降ろして結線し直します。
陽が落ちると寒くなるからな・・・

明るいうちにやっちまわないと。


確認するとやっぱり燃料ゲージの一極端子が抜けかけてました。
短いんだよな・・・配線が。

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なので、ゲージの配線だけ20センチ程延長し、平ギボシの端子も、抜けにくいものに新しくしときました。

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エンジンを掛け、燃料ゲージの針が上がってくる事を確認してから
試運転がてらスタンドまで行って洗車機にぶち込みます。
半年放置分の汚れを落とし、タイヤにエアを入れたりして漸く実働車に戻った事を実感。
しっかり水温と油温を上げてから負荷運転をして、機関に問題が無いかなども確認。

まぁ、こんなとこだろ。


このアルトワークス(HA11S型)は、初年度登録が平成10年なので、実はウチのGC8と同級生です。
26年前のクルマですね。

パワーウインドウの上げ下げも苦しくなってきましたし、ボディー剛性もありません・・エアコンの効きも悪い、エンジンもパタパタカチカチ煩いですし、常に何か臭いますw

ですけどね・・何ですかね・・・圧倒的に楽しいんですよね。


軽くてエンジンにパンチがあって、ビュンビュン走ります。
今回こそ原因の特定に時間が掛かりましたが、日頃から致命的な不具合が多いというような事は無く、殆どが直ぐに直るマイナーなトラブルで済んできましたし、古いからと言ってそれほど緊張しながら乗るような感じではありませんでしたね。

このオーナーもほぼ毎日通勤やお出かけに使い、16年乗って、乗って帰って来られないようなトラブルは1~2回程度でした。



古いし壊れて走らなくなったからと言って捨てるのは簡単ですが、面倒でもこうやって直せば、次の道が開ける。

今回の修理は、錯綜したせいで余計な所も色々とリフレッシュしてしまいましたが、次のオーナーも決まったので無駄ではなかった。
銭金の問題ではなく、やった事が報われたなという気持ちになります。

実際はヘッドのOHと、タイミングベルトの新調で直った筈ですが、イグニッションコイルやプラグコードなどの点火系を新調。
ついでにエアコンガス漏洩個所のホースを交換し、コンプレッサーとコンデンサー周りのOリング、補機類のVベルトも交換。
バッテリー新品。
燃料ポンプもヴィッツ1300用の物に交換したので、必要以上に調子よくなってます。


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次の持ち主の所でも元気でな!

alt買ったのはポンさんだけどな!
Posted at 2025/02/11 03:53:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2025年01月01日 イイね!

雪の秋田

雪の秋田行きの東北道は二本松の先、福島西ICで一般道へ降ろされてしまった。
事故による通行止めだった。


郡山を過ぎた辺りから凍結で路面が白くなり始めていたので、こういうバッファのエリアで事故する奴が居るだろうな・・・と思っていた矢先だったので、「そのまんまかい!」と口に出して突っ込んでしまった。
直ぐその先で分岐する東北中央自動車道へ合流するために、インター三つ分くらい13号線で山中を走りましたが、もうずっと圧雪路でしたね。
往路がここまで雪に見舞われるのは随分久しぶりです。


今回感じたのは、昨年新しく組んだエンジンが思いの外良かった事。

自分のGCだけでも、二度も三度も腰下を組み直してる訳だけど、GC8後期のEJ207の腰下を使ったという事以外は、特別なチューニングは何もしていない。
いつもはケチって換えないピストンリングを新品にしたとか、コネクションロッドをGDBのC型の物を使ったとかその程度のものである。
いつもはヘッドだけとか、腰下だけ、とか交互にやっているものを今回はいっぺんに全部やったという事も大きいのかも知れない。

しっかり圧縮が戻り、充填効率が良くなっているお陰で、今までよりも過給を掛けずに狙った速度へ乗せていく事が出来る。
下道でちょろちょろ乗ってるだけだと大して体感できないけれど、高速道路だと5速4千回転固定・・・みたいな決まった乗り方をしているので、過給の掛かり方や燃費の良し悪しなどが良く判る。
今までと同じ加速、ペースの維持をするのにこれまでより圧倒的に過給が掛かっていない。
だから結果的に燃料を噴いていないのでだいぶ燃費が伸びるという結果になった。
4~5%位伸びたんじゃないだろうか。


逆に言うと、今までは低回転域がスカスカだから、しっかりブーストを掛けていかないと加速していかなかったという訳で、力があるエンジンは無駄にブーストを掛けなくて良いという事が良く判る。


結論。
ピストンリングは新品に替えた方が良いw




ずっと雪がしんしんと降りしきる中、秋田の妻の実家へ到着。
こんな風にGCが雪で埋もれていく画角をただ見たかっただけである。


冬の秋田。
なんだか落ち着く風景。








冬の散歩道。





氷に閉ざされた冬の東北で暮らすのは厳しい。
雪かき雪下ろし、暖房費、冬は外仕事なんて出来ない。
雪の降らない地域に移住してしまう人も居る。


でも、ここで確かに暮らしている人が居る。






従妹の女の子と雪遊びをする息子たち。
家じゃどうしようもないクソガキのくせに、どこかお兄さんの顔をしている。




長男の「そう」はまだ小学5年生なのだが、同じ学年の女の子に「好きです付き合ってください。」と告白されて「ごめんなさい、まだ友達でいたいです。」と断ったらしい・・・と、何処からか聞きつけてきた次男に家でバラされていた。

小学生の時点で付き合いましょう分かれましょうがあるのか・・・
と、少し吃驚してしまった。

小学生の4年生5年生で、「好き」はまぁ判るけれど・・・その先は俺の頃はなかったよなぁ。
シレっと断ってる長男も長男だが・・・。



「そんな話お母さんひとことも聞いてないんですけど」と妻に詰められてたけど、「言う訳ないでしょそんな事」だって。

大体、親の想定の遥か先に行っているというのが子供というものである。






元旦の朝、夜半にしっかり降った感じだったのでちょっとドライブ。


ふらっと山あいに入れば、直ぐに三面圧雪の豪雪地帯。
どん詰まりの集落への行き来だけの為の峠道。
早朝なのでクルマ通りはありません。

高速仕様で2.4キロまで入れてあったタイヤのエア圧を1.9キロまで落として、プチアタック。






豪雪地は除雪が巧いので、雪壁だと思って当てに行くとガードレールすれすれなのでクルマが壊れます。



4年目のナンカンAW-1もまだまだ食うので、ストレートで4速とかに入っちゃって危ないです。
ただ、ESSN-1の頃に比べると、横のグリップが無い気がするな。

流しながらも一番グリップする所を探りながら走ると、あまりカウンターを当てない弱オーバードリフトみたいな速いだけの優等生走りになっちゃってあまり自分好みではないですね。



インプレッサは雪のマシン。
作り直したGC8で2025年スタートです。



みなさん明けましておめでとうございます。


alt今年はあちこち腐ってきたボディの処理をちゃんとやっていこうかな。
Posted at 2025/01/12 12:07:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | far away | 日記
2024年12月28日 イイね!

年末ダイジェスト2024

年末ダイジェスト2024毎年の事ですが、結局年が明けてからの編集。
暮れに行なった諸々の整備を、駆け足で振り返ってみましょう。


先ずは、長らく原因が判らず不動状態となっていた11アルトワークス。
結局エンジンが掛からない原因は、タイベルの劣化損傷から来るバルタイ狂いとバルブクラッシュによる圧縮不良が原因であった。

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「F6Aはタイベルが切れてもバルブクラッシュしない」などの前情報を元にタイミングベルトのみ交換してみたのだが、エンジンが掛かりそうで掛からないという微妙な結果。

やっぱり・・・よくよく調べてみると、バルブはしっかりピストンと衝突するらしく・・・希望的観測が創り出したガセ情報でしたね・・。


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コンプレッションテスターで測ると、#3のみ正常圧縮だったものの、#1は基準値の半分、#2に至っては圧縮がゼロという結果であった。

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ヘッドを外して日に翳してみると・・・

インマニから覗いてみると判るのだが、コンプレッションの計測結果に比例するようにバルブシートとバルブの間に隙間がある。
これじゃあエンジンは掛からんわな。

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バルブもバチクソにひん曲がっているとかではなく、ぎりぎりピストンに届いてしまった程度の接触らしく、腰下は損傷どころか接触の痕跡も見つけられませんでした。

これなら、ヘッドだけ作り直した物を付ければ走るようになるな。

オーナーも、流石に別のクルマを新しく購入しているので、それほど慌てて直す必要はありません。
古いので部品も直ぐには揃わないでしょうし、年明けにでもヘッドを新しく作り直して組み戻せれば、走る状態には戻せるでしょう。


・・という訳で、年内のアルト整備はここまで。

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そして、アルトのオーナーが新たに買ってきたクルマがコレ。
N-ONE RSの6速MT。
通常のN-ONEに比べてドアハンドルやルーフなどが艶ブラックが基調となっているのがカッコいい。

軽なのに6速マニュアルなのかよ!
凄いなぁ。
最近ではもはや絶滅危惧種であるマニュアル設定車に於いて、敢えて設定されている特別なグレードという位置づけとなる為、かなり拘りを満載したようなモデルとなることが多い。

昔はバンとか商用車、トラックなどの廉価モデルでは当たり前に存在したマニュアルトランスミッション車であるが、それらも殆どがオートマ択一となりつつあり、本当の走りのモデルにのみ残された拘りの設定となってしまったね。

軽のエンジンのパワーバンドで6速なんて、操作がめちゃくちゃ忙しくなるだけな気がするけれど、そもそも合理性を考えての物ではないだろうから、「そういうもの」が好きな人にハマればドンピシャなのかも知れないね。

「そういうもの」が好き。
マニュアル車はそういう人の為の物となりつつあるね。
趣味性っていうのはそういうもの。


N-ONEは豪華装備満載なので、36アルトワークスに比べてもかなり車重は重めだが、完全にデザインで決めてしまったようですね。

ヲレも見た目はこっちの方が好きかな。


ちょっと乗ってみましたが、車重があるので加速感はまぁまぁ。
足も柔らかいですが、これは後でどうにでも出来るしね。
6速ミッションのシフトフィールは笑っちゃう程1-2-3速がクロスしているので、普通に乗っていてもマシンガンシフトになってしまうと言うギヤ比が面白いですね。


買ったばかりなので当分はこのまま乗るとの事ですが、取り敢えずでドラレコの装着と、ナビTVの視聴制限キャンセラー、アイドリングストップキャンセラーの装着だけ頼まれたので、12月中に作業しました。

アルトワークスはエンジン直したら、売却が決定しています。

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あとは、お正月の帰省前にクーラント漏れを完封しておかないといけないヲレのGC8。
二年前にチェンジしたストック品のアルミラジエターも漏れたか・・・。

アルミ一体型ラジエターって、パッキンなども無いし構造上ずっと使えるものなのかなと思っていましたが、結構ダメになりますね。
安物を使ってるからかも知れませんが、最初に交換したパッキンでフネを留めてるタイプの銅二層式ですら7~8年使えた(これだって最後まで漏れはなかった)のに、そのあとの激安2万円アルミ一体型は7年で漏洩。(まぁ使えた方なんでしょうけど)
そのあとに換えたゼロスポーツだかのアルミ一体型は中古だったからか、2年で漏れてしまった。(←いまここ)
結局何に換えても10年とかは持たないのかも知れないね・・・。

昔クネのGDBに付けたブリッツのオールアルミ42ミリシリーズが10年以上持っていて、4万円前後だった筈なので同じのを買いたかったのですが、GC8用は既に廃盤。
KOYO製で約8万、RGで9万、何とかレーシングみたいな聞いたことがある所のは、十数万円もするものもあります。
ラジエターなんて2万3万だろって感覚で来てしまった自分にとってはちょっと高すぎる金額。

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なので、無名メーカー海外倉庫保管品みたいなヤツですが、オールアルミ42ミリで4万円弱程度の物を見つけて購入。

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着荷から1週間しか保証が利かないので、初期不良確認の為に平日夜半にラジエター交換・・・。
ここの所何回クーラントのエア抜きをしてるか判らんぞ!

幸いコアからの漏れなどの初期不良は確認されず、ラジエターは無事装着できました。


・・なんて安心してたら、数日でクーラントのリザーブタンクが空に・・・。
え~・・・なんでやねん。

ラジエターもラジエターホースも交換したし、リザーブタンクとラジエターを繋ぐホースも交換、ヒーターホースや加圧タンクを経由するホースも漏れはありません。
あともう無ぇだろ・・・。

まさか、組んだばかりのエンジンなのにガスケット抜けで中で食っちゃってるんだろうか・・・確かに面研とかまでしてないしな。。
でも待てよ、EJでガスケット抜けたら先ずは吹き返しでクーラントに排ガスが混入するのが先な筈。

などと最悪のケースまで想定し始める始末。



嫌だな嫌だな~怖いな~・・・、と稲川淳二ばりに慄きながら、クルマの下側に潜って詳しく点検していくと、左のフェンダーライナーの下面がクーラントでビタビタになってるのを確認。

あれ、リザーブタンクだな。

ライナーを外してタンクを直接確認すると、
タンク自体から漏れているのでは無く、タンクとクーラントの注ぎ口を接続しているゴムホースから漏れているようだった。

まさか、こんな所から・・・。


調べてみると、ここのホースは既に生産終了。
ヲレが見落とすような箇所の部品なんて、GC8じゃ廃盤に決まっている。
交換したかったが、90°に曲がるエルボホースなので手持ちの汎用ホースでは折れてしまって使えない。
取り敢えずですが、漏れてるっぽい差し込みの部分を1センチ程度詰めてホースバンドで留め直しておきました。


使えるホースを見つけておかないとな・・。
ただまぁ、組んだエンジンに問題がある訳ではなくてヨカッタ。


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あとは、車検後の春に向けてガラガラ煩かったSTIマフラーでも直しておくか・・・と無造作にタイコ部分の背中を切開。


「ああ~!だいちゃん!!今それ高いんだぞ~!!!」

と見ていたクネが悲痛な声を上げている。
うるせーな・・・ヲレのマフラーなんだからいいじゃねえかよ。
大体よ、こんなガラガラ言ってたら値段なんかそもそも付けられないんだから、いいんだよどうなったってよ。


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alt
消音として意味があるのかどうか良く判らない数センチのパンチング部分が割れていました。
バックで輪止めか何かにぶつけたんでしょうね。

この開け方だとぐるっと一周溶接は出来ないので、ビビらないようにゴツイ鉄バンドでがっちり締め込み、振動でズレてこないように見えてる所を溶接しておきました。

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あとは切り開けたタイコを溶接で元に戻してマフラー完成。

100Vの家庭用アークではステンレスの溶接はなかなか難しかったですね・・・
なかなかスパークしないんで滅茶苦茶時間が掛かってしまった。
あんまり綺麗に出来なかったけれど、一応全部繋がったし付けちゃえば見えない所だからまあいいかww


あとは、ポンさんのGCのオイル交換だとか、クネのGDBの足回りの部品をちょこっとメンテナンスして年内の作業は終了。

エンジンの経過観察も取り敢えず終わり、足回りなどの冬支度も完了。
長距離の運用に問題が無さそうなので、年末はGC8で無事秋田まで帰りましたとさ。

alt今年の帰省は福島から向こうはほぼ雪道でした。

Posted at 2025/01/11 12:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2024年11月17日 イイね!

経過観察

経過観察エンジン載せ替え後漸く1000㎞走った。

お盆前に載せたが、安全確認が取れていなかったので休暇の帰省には使わず、たまの休日出勤と長男のバスケの送り迎えくらいにしか使っていませんでした。
潤沢な資金で完璧な整備を実施してる訳ではないので、エンジンはオーバーホールしたからってラジエターホースなどの水回りのホースは再使用だったし、応急処置で終わってる燃料タンクのホースなんかもまだ未交換。

何かまぁ、色々そのままの部分もいっぱいある訳で、それらが大きな作業のあとに一緒に駄目になるパターンは結構ある。
なので、のち数か月程度はエンジンの慣らし運転などをしながら、マイナートラブルが出ないかどうか慎重に見ていく必要がある。


経過観察だ。




オーバーホール後最初のエンジンオイル交換。
メタリックな揺らぎがハッキリと見える。

作りたてのエンジンなので、最初は摩耗紛が沢山出る。
なので最初の一発目は1000キロ程度でオイル交換をするようにしている。
バリが取れて、アタリが付いて、
ちょうどその位からエンジンが軽く回るようになるのがハッキリ判る。

エンジンの本当の性能を開放する前に、ここでオイルとエレメントを新調しておきたいではないか。



カストロールエッジ10W-50

いつもより少しお高いオイルを入れてやろう。
樹脂への攻撃性が高いのでフルシンセティックは余り使わないようにしてきたのだが、実際使うといいオイルはいいと判る。

ベースが柔らかいのでレスポンスはいいし、高温域でも油圧がタレない。
添加剤てんこ盛りの証拠だが、まだシールやパッキンは新しいので、最初のうちはまぁいいでしょ。



後のマイナートラブルとして、ラジエターホース(アッパー)がパンクしたので先日交換したのだが、完全撤去中のサーモスタットの戻しの作業がてら、ロアホースも交換しよう。


純正の78℃の新品を準備しました。

更にローテンプサーモなどを付ける人も居るけれど、走る走らないに拘らずハッキリ言って必要はない。
夏場は余り関係ないが、冬場などは適正水温になかなか到達しないのでガソリンを無駄噴きして燃費が悪いばかりか、ヒーターがなかなか暖まらなくて不便でしょうがない。

本気で走って水温が上昇すれば、何が付いていようが常に全開になるのだから、支障はないのである。

水温は、下げれば下げるだけ良いというものでないのだ。



まぁ、自分は付いていたサーモの不具合を心配してローテンプ通り越して筒抜けにしていた訳だがw
冬場はダメよ、寒くって・・・。



ラジエターを外して点検したついでにラジエターファンのシュラウドの錆が気になり、邪魔になるファンを取り外そうとしたら、留めてるM5ナットが固くてスタッドが折れた・・・ので、穴を掘ってネジ留め出来る様にして対応。


錆びの処置とファンの取り付けは無事終了。


ラジエター自体の点検は目視でマジマジ見るものの良く判らない。
コアの途中で漏れがあってもファンで直ぐに吸い出されてしまうし、熱で直ぐに乾いてしまう。
もう少し様子を見よう。



ラジエターからリザーブへ導くホースからも水漏れがあったので、手持ちのシリコンホースで新調。
やっぱり未交換のホースはひと通りダメだな・・・。


そりゃあまあそうか、26年前のだものな。



取り敢えずラジエターやらを戻して、新しいクーラントを入れて完了。



お次は年始めに購入してそのままだったウェザーストリップ。
この辺は廃盤が始まっているので、取り急ぎ買えるものを全て買ったという感じだった。

インプレッサのようなハードトップの要であるドアガラスとルーフ部分のウェザーストリップは左右共に購入出来ましたが、ドア下側のストリップは廃盤でした。

ま、こちらは日光に晒されていないお陰か、それほど傷んでいないのでその内再版されたら買う事にしましょうか。


トランクリッドのストリップもまだ出たので買いました。
地味な所ですが、リフレッシュできるところはしっかりやっておこう。

後で廃盤になってから欲しがっても遅いからね。


古いものを外すのは引き毟るだけで簡単ですが、付けるのはちょっとコツが要ります。
全周を台形の溝にきれいに押し込まなければいけないのですが、奥縁を先に押し込んでおいて、手前の縁をヘラのようなもので押し込んでいく感じです。
自分は仕事でよくやっていたので、パテ用のジュラコンヘラを削って角を丸くしたものをSSTとして持っているので、そういったものを使うと簡単ですが、手だけで入れるのは大変だし時間が掛かりますね。

家にあるものだと、三角定規的なものがあれば代用出来そうですね。




ウェザーストリップは結構高いですよ。

ピラー部分だけでも左右で3万円程度しましたし、トラックリッドのストリップも9千円位しました。
ドアストリップなど部品が全て出たとしたならば、部品代だけでも7~8万円程度になるんじゃないでしょうか。

もう少し早く買っておけばよかったとちょっと後悔。。


GC8のような名車であれば、ヘリテージパーツのような名目でその内再版してくれるのでは?と思っているので、悠長に待っているとしましょう。

スバルは、ちょうど初年度から25年を経過したあたりから一気に廃盤が進むので、次はGD系のインプレッサがあと数年と言った感じですよね。
色々リフレッシュを考えている方は、今のうちに進めておくことをお勧めします。



あとは、長年踏み倒してきたペダル類。

ガタがあるとか異音がするといった不具合はないが、ゴムカバーは擦り切れてしまっているし、先日足元に謎の部品が落ちていて、最初は何の部品だか判らなかったのだが、グーグルレンズで調べてみると、クラッチペダルのストッパーであることが判った。

色々と草臥れてきてるんだろうなと思い、諸々部品を取ってリフレッシュする事にしました。

 
クラッチペダルは、カバーを外すと何故かサビサビ。
マスターシリンダーから液漏れなどをした際に、ペダル側に滴ってくるのだろうか。。。

何かこのままって訳にもいかないレベルだな。


クラッチのペダルストッパーやピボット部分のブッシュの交換も潜ってやるのは大変そうだから、ペダルは丸ごと外してしまった方が良いな。


ブラケットに嵌まっていた樹脂の部品が割れて脱落した模様。
これが無いとどんな弊害があるのだろうか。


構成しているのはストッパーピンとスプリング、あとは割れてしまった白いブッシュと、スナップリングで、紛失したものは無さそう。

ブッシュを替えて留め直すだけでいけそうです。


こんな感じ。
踏んだペダルが戻ってきた時の衝撃を吸収するショックアブソーバー的な部品です。


ペダル側にも金属同士がぶつからないようにブッシュが嵌っていますが、ストッパーが脱落したことで当たりが強くなり、砕ける寸前でしたね。
ここも交換です。


あとはピボット部分のジュラコンブッシュも交換しましたが、殆ど傷んでる感じはありませんでしたね。


ブレーキペダルのストップスイッチの所のブッシュも交換。


クラッチマスターのブーツから早くもフルード滲みが・・・。
まだリペアしてから3年位しか経ってないと思うんだけど。

インプレッサのクラッチオペレーター周りはタービンに近い所にあるせいか、直ぐに傷んでしまう気がする。
クラッチフルードは強酸なのでね、早急に直さないと。



ブッシュ類を全て交換し、錆びていたペダルはしっかり錆落としをして塗装処理。
これだけやっておけばいいでしょう。



あとはペダルを組み戻して、新しいゴムカバーを付けたら完了。

みんなアルミのペダルカバーとかをカッコいいとか言って付けたがるけど、ヲレは余り好きじゃないかな、雨とか雪山なんかで靴が濡れてると凄い滑るんだよね。
純正のゴムカバーが一番安心感があります。


このペダル周りのメンテナンス後、
数日乗ってみた所、どうもクラッチの切れる高さが結構上がってしまった。
ペダルそのもののガタと言うか遊びが無くなった事に加えて、無くなっていたストッパーが復活したことよってペダルストロークが変化したせいなのか、切れ位置がペダルを踏み込み始めて直ぐの所になってしまった。
走ってる最中、ミートポイントは常に少しずつ変化しているものだけど、暖まってミートポイントが高くなった時に、遂にはクラッチが切り切れなくなって滑ってしまう事もあった。

そもそも、今回のエンジン載せ替えに伴ってクラッチ周りもやや強化品を奢ったのですが、この時点で切れ位置は少し上がってしまっていた。
クラッチも強化品ほどクラッチのレリーズストロークが減少する傾向にあり、相対的に切れ位置は高くなる方へ変わるようだ。


そんな時は、マスターシリンダーのプッシュロッドの突き出し調整をする事でミートポイントの調整をすることが出来ます。
これの調整が結構シビアで、ロッドを一周も回すと大概回し過ぎで、半周回すだけでもクラッチの切れ位置が1割から2割くらい変わります。
手前に伸ばす方向に回す(マスター内部での押し始めの遊びを増やす)とミートポイントは奥へ移り、縮める方へ回すとどんどん上がってきます。

スバル車乗り全般は、ミートポイントが高くなり過ぎて困っている人が大半でしょうから、手前に伸ばして遊びを増やす方への調整となるでしょうね。


調整は簡単です。
止ナットを緩めれば、プッシュロッドは手で回るくらいなので、ぐりっと回して伸ばしたり縮めたりします。

自分の場合はペダル全戻しでもクラッチが切り切れない程ミートポイントが手前になってしまったので、3/4周ほど回して伸ばしてやると、フルストロークを100とすると98くらいだったミートポイントが、65~70くらいの所に移動。
かなり操作がしやすくなりました。

冷間でやや低いかな?位の高さであれば、走り出して暖まるとちょうどいい感じになったりします。


ご参考に。



もう歳の瀬。

秋田へは必ず帰るんでね、サスを純正ショックに交換してスタッドレス履かせて、雪の準備だけはしといたんですが、衝撃の事実が発覚。



ラジエター漏れとるやん・・・



こういうのがあるから、経過観察が必要になるんだよな。

altラジエター・・アルミ一体型激安2万円シリーズは避けたいのに、ブリッツの4万円台が廃盤・・・


Posted at 2024/12/08 21:17:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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