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2018年06月05日

「東京国際消防防災展2018」で最新の消防・防災関連製品を見てきました。

「東京国際消防防災展2018」で最新の消防・防災関連製品を見てきました。 こんにちは、スタッフSSです。

5月31日(木)~6月3日(日)にかけて開催された、「東京国際消防防災展2018」に行ってきました。
こちらの展示会、火災、災害から身を守るための最新技術や製品、サービスが、5年に一度大集結する、国内最大級のイベントなんだそうです。5年に一度とは、ある意味オリンピックよりレア度が高いと言えなくもない。

というわけでやってきました、お馴染み東京ビッグサイト!

なんか、来る時は、月イチで来てる気がします。


さっそく会場の東5~7ホールに突入です。
一応、みんカラ、クルマに関係するサイトですから、クルマに関係ありそうなブースを中心に見ていこうと思います、はい。

まずはこちら。

アメリカンだなーと思ったら、米海軍消防隊のはしご車でした。


味があります。


見た目クラシカルですが、現役かどうかは聞くのをわすれましたw

で、お次は、いきなりメインどころといいますか、消防車のトップメーカーである、株式会社モリタのブースです。

さすがトップメーカー、人がめちゃくちゃ多かったです。

目に付いた消防車からご紹介すると、

まずはこちらの「13mブーム付多目的消防ポンプ自動車 MVF13(海外向仕様車)」。
狭い道路の人口が密集した海外の街区での活動を想定した一台で、国内仕様のものを、よりコンパクトにしているそう。この1台で消火、救助、資機材収納と、まさに多目的に活用できるといいます。


13mのブーム(アームのような)が伸びてますね。


こちらの先に、写真のようなバスケットと呼ばれる籠状のパーツをつけて、救助や消火を行うそうです。


このタラップ状の部分も、上部の資機材収納場所をなるべく広く確保するように、開き方を工夫しているそうです。


水槽は900L。残量も見やすいですね。現場では重要なことなのでしょう。また、CAFS(圧縮空気泡消火装置 ※「キャフス」と呼ぶそうです)という、水と消火薬剤の混合液を圧縮して泡状にすることで、水の使用量を大幅に減らし、消火効率を向上させるシステムも搭載しています。

さて、次にいきましょう。こちらは、「先端屈折式はしご付消防ポンプ自動車(車いす対応) SUPER GYRO LADDER」です。

こちら、迫力がすごいですね。モリタのフラッグシップモデルという位置づけだそうです。


最大11度の傾斜まで大丈夫、ということで、実際11度傾けて展示されていました。


はしご、というには、凄すぎるはしご。


先端のバスケットは、車いすのまま乗り込めるので、スムーズな救助が可能だそうです。これは安心感ありますね。


はしごの操作コックピット。液晶カラーディスプレイやジョイスティックが装備されています。

そしてこちら、水槽付消防ポンプ自動車「モリタオリジナルキャビン Intelligent Attacker」です。

こちらは、2,500Lの水槽と、最大泡吐出量5,400Lという大型CAFSを搭載するポンプ車というのもすごいんですが、


ダブルキャブ車の後席部分を延長して、広いキャビンスペースを生み出しているのが特徴で、後席キャブ部分の室内高は約1.8mあり、居住性が大幅に向上しているそうです。これは、現場までの快適性を上げることで、隊員の皆さんの負担を減らすことを念頭に置いているそうです。なるほど。


運転席を見ると、ベースが日野自動車だとわかりますね。シフトはロータリーコマンダーなんですね。メーター周りからセンターコンソールにかけて、カーボン調の模様が見えます。係員の方に聞くと、ダブルキャブから後ろはオリジナルボディとなっているそうです。

そして、こちらは参考出展となる「破壊放水塔付自走式化学消防ポンプ自動車 Red Sky Lance」。

ブームの先に、放水銃兼用の破壊器具を装備した化学消防ポンプ車で、壁を破壊して、火元に近い場所から消火活動を行うといったことができるようになっているそうです。

さて、次は救急車です。
こちらは日産の高規格準拠救急車「日産 パラメディック(参考出品)」となります。

高規格準拠救急車とは、救急救命士が乗務し、救急処置を行うための資機材を積載している救急車で、こちらのパラメディックは、リチウムイオン補助バッテリーシステムを搭載して、救急救命現場での長時間アイドリング停車時でも、安定した電気供給が行えるというシステムだそうです。


できれば乗りたくないのが本音ですが、いざというときは頼りになりそうですね。

さて、次はヤマハのブースにあった、「X BUSTER」というハンディタイプのLED投光器です。

こちら、消火活動の際に、建物の中などに救助に向かった消防隊員の方が、煙の中で対象物を確認しやすいように、視認性を向上させた投光器とのことです。


実際に体験ブースでそれぞれ新旧の投光器を試せるのですが、左側の黄色いほうが新型で、YAMAHAのロゴの判読性が、やっぱり違いますね。

で次に、防災用品の専門会社、船山株式会社さんのブースで見つけたこちら。

ドイツに本社のあるWEBER-HYDRAULIK社のレスキューツール、救助機器です。
こちら、クルマにとても関係が深く、例えば、交通事故を起こして、車内に閉じ込められた状況になった際、こういったレスキューツールで、車体をつまんだり、切ったりして救助を行うわけです。


こちらは、バッテリー内臓でモーターで油圧装置を駆動するそうです。
実際手で持って、試させてもらいましたが、メインのスイッチ(銀の丸い)を押して、赤いレバーを動かすと、ウィーンと作動します。


ちなみに屋外特設会場では、別の企業さんですが、帝国繊維株式会社が、ルーカス社という同じくドイツのレスキューツールのメーカーの製品を展示していて、


実践デモをやっていたようですが、時間の都合で見られませんでした。残念。。


ちなみに屋外特設会場では他にも、ハシゴ車に乗れたり、


放水の実演を見られたりと、興味深い展示が多かったです。


他にも災害時に機動力を発揮する水陸両用車ARGOがあったり。


フロート(浮き)が付いたバージョンも。


ガデリウス社のブースにあった、スウェーデンBROKK社製の遠隔操作できる災害救助作業ロボット。オペレーターの安全を確保しながら、迅速な救助ができるというわけですね。


バイクでも有名なハスクバーナ社のブースにも、電動遠隔操作ロボットがありました。

というわけで、いかがだったでしょうか。まだまだ写真はありますが、すべて紹介しきれず恐縮です。
会場では、防災関係の企業の方に混じって、子供連れのご家族や、一般の来場者の方も多く来場されていましたが、きっかけは様々なれど、火災や災害について考えるキッカケになる展示会だったと思います。
私も自宅に消火器を備えておこうと、会社に戻る途中にネットショッピングで検索をした次第です。

では、また。

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この記事へのコメント

2018年6月5日 17:35
行きたかった。
コメントへの返答
2018年6月5日 18:22
次は5年後ですね(^_^;)
2018年6月5日 18:37
次は積水化学のフロントガラスの中間膜に投影される画像処理技術についてレポートお願いします!!!!!1111
コメントへの返答
2018年6月6日 13:33
ネタの提供いただきありがとうございます!興味深そうな技術ですね!

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