
みなさん、こんにちは!
みんカラスタッフのTAKASHIです。
スタッフブログを書くのが半年ぶりです。
キーボードを打つ手が震えます((((´・ω・;`))))
お手柔らかにお願いします。
いや~秋ですね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。
そして
仕事の秋!笑
わたくしは増税にもめげず必死に汗水、さらには鼻水も垂らしながら働いています。
(秋はブタクサの花粉にやられます)
しかし時には息抜きも必要。クルマ好きのみんカラユーザーにとって秋は
「ドライブの秋」ではないでしょうか?
写真:Gettyimages
でもでも、旅先でうっかり事故を起こしてしまっては、せっかくのドライブも台無しですよね…。最近はアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が頻繁にニュースに取り上げられています。
写真:Gettyimages
交通事故総合分析センターの2018年の調査によると、踏み間違い事故は65歳以上の高齢者と24歳以下の若年層でその割合が高く、発生場所は駐車場などが多いようです。
そこで今回、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急加速を防止してくれる、
「アクセル見守り隊」を作っているデータシステムさんにお話を伺ってきました!
データシステムさんは、新宿御苑前に自社ビルを構えています。
せっかくなので御苑前を通っていきましょう。まさに都会のオアシス。お昼休みにちょっと御苑を散歩、なんてとってもオサレ。
着きました! なんと立派なビル。
受付に上がると、
みんカラ・パーツ・オブ・ザ・イヤー2018(POTY)殿堂入りのトロフィーが!
その隣にはこちら。
日刊自動車新聞社 用品大賞2019のトロフィーも…!
そうなんです! 実はデータシステムさん、今や数多くのメディアで取り上げられている人気商品
「ペダルの見張り番Ⅱ」も作っているのです!
実はアクセル見守り隊とペダルの見張り番Ⅱ、
中身は同一商品。
これまで
オートバックス専売品として売られていた
ペダルの見張り番Ⅱを、ほかの販売店さんでも買えるようにと作ったのが
アクセル見守り隊なんです。
今回、データシステムの広報である川田さんにお話を伺いました。
話してみると、温泉好きなとっても気さくな方。
ここからはインタビュー形式でお届けしまっす。
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―――アクセルとブレーキの踏み間違い事故が頻繁に報道されていますが、アクセル見守り隊はどのような商品なのでしょうか?
踏み間違い事故の要因は色々ありますが、アクセルをブレーキと同じように強く踏んでしまい大きな事故になることが多いんですね。アクセル見守り隊は、踏み間違いによる急加速を防止してくれる商品です。
アクセル信号を常時モニターし、停車中や徐行中(10km/h以下での前進・後退)にアクセルが急激に踏み込まれた際、アクセルの信号を制御し、さらに警告音で踏み間違いを知らせ、急発進を防止します。
アクセルセンサーなどの重要な部品を加工・改造するものではないので、車両自体に搭載されている安全システムに影響を及ぼしません。万が一、本製品の機能が停止しても、それが原因で車両が暴走することがないような設計になっています。
―――あくまで停車中や徐行時の急発進を防止するものなんですね。
全速度にすると、高速道路での合流加速などでも信号がカットされてしまうことがあるので、10km/h以下としています。踏み間違い事故は駐車場での発生件数が多いので、十分カバーできると思います。
なお、急こう配での坂道発進や交差点で曲がる際など、制御が入ってほしくない場合はコントロールスイッチで機能を一時的にオフにすることもできます。再度アクセルを踏み込むと自動的にオンになるので、設定忘れがないようになっています。今後は、ウインカーに連動して自動的に機能をオフにするキャンセルアダプターも発売予定です。
―――どのような方が購入されていますか?
ご両親や免許取り立てのお子さんのために買われる方が多いですね。
―――使用にあたって注意することはありますか?
1つ誤解してほしくないのは、あくまでアクセル信号をカットするもので、自動でブレーキを作動させて車両を停止させる装置ではありません。ですので、信号がカットされてもクリープ状態でクルマは進みます。ただ、速度が低くクルマ止めや段差があればそこで止まるので、大きな被害にはつながらないと考えています。
普通に運転する分には感度最大でも特に問題ないとは思いますが、ご自身の運転特性に合わせて感度を5段階で調整することも可能です。
さらにブレーキハーネスを接続すれば、アクセルとブレーキを同時に踏み込んでしまった場合でも、アクセル信号を制御しブレーキ動作を優先します。またその際、ブレーキペダルだけを離してしまっても、アクセル信号を制御し急発進を防止します。
―――みんカラにはDIYで整備するユーザーも多いのですが、取り付けはどのようにするのでしょうか?
安全のためにもDIYでの取り付けはNGとしています。動作テストを行って、ユーザーにキチンと商品の使い方を説明できる弊社認定の事業者さまのみ取り付けることができます。基本的に、この商品を売っているお店は取り付けOKですので、買ったお店での取り付けをお願いしています。
―――トヨタやダイハツは自社でも踏み間違い防止装置を販売していますが、違いは何でしょうか?
トヨタさんやダイハツさんの商品は、車両にセンサーを取り付ける必要があり、目の前に障害物がないと作動しません。そこが違いですね。
―――東京都など一部自治体は助成金制度も導入していますね。
東京都在住のユーザーは1割負担で買うことができ、さらに豊島区では残りの1割も負担してくれます。ほかにも実施済みあるいは制度を検討している自治体がありますので、住んでいる自治体に問い合わせてほしいですね。
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ここからは、スタッフTAKASHIと同行した営業のS君(ちなみに彼も温泉好き)が実際にアクセル見守り隊を体感。
試乗車はこちら!
かなり年季の入った3代目プリウス君!
なんと
19万kmも走行しています。
試乗車…ではなくもはやデータシステムさんの
開発車両ですね。
「撮影は最新のマツダ3らしいよ!」とS君に言われ楽しみにしていたのですが、完全に騙されました。
データシステムさんの発売する数々のヒット商品がこのクルマから生み出されると考えると、思わず胸が熱く…とはなりませんでしたが、彼はお詫びに缶コーヒーをおごってくれました。
早速、新宿御苑を出発しお台場方面へ。晴れた日に男二人、19万kmのプリウスでお台場へ。二度と味わうことないであろうシチュエーションに胸が高鳴ります。
***
TAKASHI:お昼何食べる?
営業S君:ラーメン! 豊洲のららぽーとに入ってる
ど・みそに行きたい!
TAKASHI:(一応、撮影中だからサクッと済ませたいんだけど…。)
***
そんな具合で、とりとめのない会話を車内でしていてふと気づきました!
我々は今、ペダルの見守り隊を試しているのです!(失礼しました!)
新宿御苑を出発して小一時間、感度マックスの状態ながら
一度もそのお世話にはならなかったのです。
これはつまり、
普段運転する分には何も支障はないということ。それでいて、いざという時に働いてくれる
とっても頼りになる存在なんですね。
車内でもいたって
目立たぬ存在。
どこについているかわかります?
これですこれです。これが
コントロールスイッチです。
ちなみに
本体はこちら。
タバコの箱よりも小さいぐらいのサイズ。
なお、機能のオン/オフ状態はLEDの明かりで容易に判別できます。
こちらが
オンの状態。
こちらが
オフの状態。
試しに誰もいない広場で、停止状態から床まで思い切りアクセルを踏んでみると…急加速することなく警告音とともにクルマはクリープ状態でソロソロと動き出しました。
※写真はイメージです。
※写真はイメージです。
周囲の安全を十分確認しつつそのままアクセルを踏み続けてみても、ひたすらクリープ状態。
これは安心です。
今度はクリープ状態(10km/h以下)でアクセルを強く踏んでみますが、ここでも警告音が鳴り加速はしませんでした。
言葉で説明するのが難しいですが、床まで
アクセルをポンッ!と踏み込むと制御が入るイメージ。伝わりますかね…(^^;)
動作はデータシステムさんの動画を見て頂くとわかりやすいかと思います。
ど・みそを食べてひとしきり撮影を終えて新宿へ。
激坂であれば制御が働くのかもしれませんが、今回都内を走った限りでは、上り坂での発進でも制御が入ることはありませんでした。何度も言いますが、
感度は最大です。
繰り返しますが、坂道などではボタンを押せば制御をオフにすることもできます。
実用的でしっかりとドライバーのことを考えられている本製品。
対応車種も豊富ですし、ご自身のクルマだけでなく、親御さんや免許取り立てお子さんのクルマにもぜひいかがでしょうか?
アクセル見守り隊の詳細はこちら!
ではでは、みなさん、安全安心で楽しいドライブを~ヾ(=^▽^=)ノ