週末アドベンチャーしてきました。
金曜日の夜に埼玉県南部に集合し、午後11時頃に出発。
スタート地点の寸又峡温泉入り口にある朝日トンネルに到着したのが午前3時半頃。
登山準備を整えて日の出を待つものの、予想よりも遅くて4時半頃の登山開始となりました。
途中の日向林道分岐まで自転車有りですが、ほぼ登りなので9割は押しです。
林道の谷側は本当に底が見えないような谷なので、落ちないように気を付けましょう。
途中で他の冒険者一人に出会って、前日に50mmの降雨があったことを知らされ、ちょっと不安になる。
4時間ほどかけて日向林道分岐に到着し、僕らは自転車と余分な装備を置いて先に進みます。
注)自転車は帰りの為です。 この先は下り区間がありますが、乗って行くと後で後悔するでしょう。
日向林道から先は徒歩区間ですが、自転車を置いて装備を軽くしても結構大変です。(約3時間半)
寸又橋までは下り(九十九折り)ですが、その後はひたすら登りですので・・・
途中、崩落箇所が何カ所かありましたが、徒歩で通れない状態ではありません。
夢想吊橋が左手の谷に見えた時は感動しましたが、情けないことに疲労の方が上回っていました。
吊橋上の林道には午後零時前に到着出来ましたが、橋の入り口まで辿りつくのが一苦労です。
階段の残骸と良く滑る斜面しかないので・・・
ここで足を滑らせたら、マッドスライダーを100m程楽しんだ後に死ぬでしょう。
橋の入り口は補強工事?がされていまして、虎ロープが張り巡らされていました。
なんかの看板がありましたね。 疲れで目が霞んで見えませんでしたが・・・
ミスターが30年前、山岳部時代に使っていた地図では現役として夢想吊橋が紹介されていましたが、現在は風化がかなり進んでいます。
夢想吊橋の下流側には旧夢想吊橋がありましたが、既にワイヤーだけしか残っていません。
夢想吊橋の将来の姿でしょうね。
夢想吊橋自体は慎重に行けば渡れる状態です。(途中踏み板が無い場所が2箇所ほどありますが、ワイヤーの上を綱渡りすれば・・・)
但し、日没までに出発地点に戻ることを考えると、午後零時半には出発せざるを得ないため、今回は雰囲気だけにしました。
注)林道脇は深い崖なので、暗くなると本当に危険です。
往路の時からかなり疲れていましたが、復路もかなりキツイです。
あと、山ビルにも気を付けて下さい。 同行者は何度も吸われていました(笑)
熊には会わないと思いますが、日本カモシカには高確率で会えると思います。
日向林道分岐に到着し、自転車(激しくMTB推奨)に乗ったら、次はダウンヒルならぬダウンマウンテンです。(約1時間半)
速度オーバーで崖に落ちたらミスターに笑われながら死ぬことになるので、自制してブレーキかけっ放しです。
道が悪いので、自転車ごと吹っ飛びそうになりますしね・・・
全行程の9割を過ぎたところで雨が降ってきましたが、午後5時前になんとか到着。
この冒険は人にはお勧めできませんが、日本一怖い橋らしいので行く価値はあると思います。
死んでも知りませんが・・・
冒険日時:20100821(午前4時半~午後5時)
気温:20度~30度(約)
パーティー名:ミスター探検隊(リーダー含め5人)
装備:麦茶2リッターとスポーツドリンク2リッター(普通の人は2リッターで充分)、昼食、飴玉・ブドウ糖×3袋(1袋で充分)、地形図(国土地理院1/25,000)、コンパス(要らない)、メモ用紙とボールペン、腕時計、タバコとライター、懐中電灯(要らない)、熊よけの鈴、熊対策大型ナイフ(要らない)、ポイズンリムーバー、電池式虫よけ(要らない)、雨具、脱落防止安全帯(吊橋用)、自転車(MTB推奨)、自転車空気入れ、パンク修理セット、冷え冷えスプレー(要らない)、携帯電話(全行程圏外)、カメラ、長袖長ズボン、帽子、タオル、着替え(要らない)、財布(要らない)、エマージェンシーシート(8月なら要らない)、靴底の剥がれない靴(安物禁止((+_+)))
※今回は欲張り過ぎて装備重量が110キロ(体重は94キロ)近くなりました。そりゃ辛い罠・・・
行程:簡単に書くと、登り(日向林道分岐まで)→下り(寸又橋まで)→登り(夢想吊橋まで)で約22km。復路は逆順(約22km)です。
大変さ具合:普通の人で体重が3kg減ります。 僕は水分を4リッター摂取したにもかかわらず6kg減・・・
次回の冒険予定は、夜間富士登山、もしくは足尾銅山近辺廃道、もしくは青木が原で一泊して怖い話をする。(どれが良いですか?)
<object width="640" height="385">
</object>
Posted at 2010/08/23 12:26:15 | |
トラックバック(0) |
冒険 | 日記