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福島の原発関連では現在進行形で大変な思いをされている方も多いと思いますが、そろそろ政府と東電は今後の電力供給のことを考えねばならないと思います。

現在の供給能力は約3,700万ｋｗのようですが、夏場の冷房需要時は6,400万ｋｗを超えると予想されます。
火力発電等の稼働を増やしても4,800万ｋｗにとどまる模様ですから、当然ながら冬期の需要も賄えないので、計画停電は次の夏と冬は確実だという話です。
東北地方の復興のためには、被災地以外の地域が経済活動を盛んにしなければなりませんので、計画停電が長期化するのは、宜しく無い気がします。
照明や冷暖房などで節電協力するのは苦になりませんが、工場や商業施設の場合は稼働が落ちた分の損失補てんの問題も出てくるでしょう。

そこで、思い付いた突拍子もない考えですが、東京湾内に自走式の海上原子力発電所を作っては如何でしょうか？
新たに陸上に発電施設を作るには用地取得計画から始まるので、長い時間がかかるでしょう。
海上なら、陸上よりはスムーズに進む気がします。
世界に向けた公約（鳩山元総理発言）である温暖化ガス削減の達成のためには、原子力発電じゃないと意味が無いでしょうし・・・
イメージ的には原子力空母から戦闘能力を排除し、発電能力重視の原子炉を搭載したものです。

周辺国や国内の一部の人からは海の上なのに「軍靴の足音」が聞こえると言われそうですが、何をやっても言う人は居ると思うので、ある程度は無視して行動する覚悟も必要かと・・・
全世界が敵に回るならやめるべきですが、欧米主要国の理解が得られれば進めてもいいのではないでしょうか。
念のため周辺国に配慮して、原発の名称は「東京ディズニー原子力発電所Ⓡ」とか「お台場冒険王原子力発電所Ⓡ」にすると抵抗感が薄れるかもしれません。
地震国の日本だと海岸に建設するよりも良いのではないかと、米空母ロナルドレーガンを見ていて思いました。

自走式の海上原発だと、移動が可能なので運用の幅も広がりそうですし、悪くないアイディアだと思います。
原子力空母と言う実績があるので海上だから危険とは一概に言えないでしょうけど、民主パフォーマンス党政権だと無理だろうな・・・
原子力空母って１日の運用コストが数億円もかかるのですって。　世界の警察（自称）の米国には必要かもしれませんが、自宅警備員（通称）の日本が必要としていないことは日本人なら分かっているはずです。
なんとか御理解頂けませんかね、周辺国の皆さまに・・・

※今年の夏は冷涼なシベリアで抑留生活を満喫しませんか？のお誘いが来ています。