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今日はローターのシール合わせをしました。

まずは新しいアペックスシールでアペックスシール溝をなぞります。
Kたいちょが3Pアペックスシールを接着してくれていたので、まったく問題無しです。

次にコーナーシールがスムーズに動くように古いコーナーシールでホジホジ。
最初はそんな作業が必要なのか疑問でしたが、新しいシールをはめるだけだと動きが悪いです。

そして今日のメインイベントであるサイドシールのクリアランス調整。
僕は0.09ミリにしました。
このクリアランスはチューナーさんによって考え方が微妙に違うそうです。
整備書では0.05ミリから0.15ミリの中で合わせるように書いてあります。
狭ければアレで、広ければアレです。
サイドシールの銀色の方をオイルストーンで磨きますが、斜めにならないように削るのは難しいです。
削り過ぎると廃棄となるので時間をかけて丁寧にやりました。
シックネスゲージでの計測も含めて繊細さが要求されます。

最後に組み込みです。
各シールがスムーズに動くのが大前提です。
ワセリンをコーナーシール溝に塗り、コーナーシールスプリングを入れます。
次にコーナーシールを黒い方を内側にして入れます。
アペックスシールが組み込めるように溝を合わせるようにします。

サイドシールスプリングにワセリンを塗り、向きに注意して組み込み。
次にサイドシールを「調整した所」に組み込みます。

最後にオイルシール組み込みです。
Oリングにワセリンを塗り、オイルシールに組み込みます。
小さい方のOリングはアレを用いましたが内緒です。
オイルシールスプリングは4種ありますが、整備書の日本語が難解で少し悩みました。
スプリングの爪部分を溝の穴の所に合わせて入れます。
オイルシールの切り欠き部分をスプリングの爪部分に合わせて押し込みます。

これで完了ですが、オイルシールの切り欠きがスプリングの爪に上手く入ったか少し心配なので、明日は再確認しようと思います。

オイルシールは鋭利なので怪我に注意です（泣）

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