東京藝術大学奏楽堂　モーニングコンサート　2023年7月20日

東京藝術大学のコンサートに行ってきました

ここのところのパターンとしては早く上野について一日最大1800円の駐車場にとめて時間調整で近隣を歩く、、ということで、、、

秋葉原で買い物したいものもなくはなかったんですが開店時間までいると上野に戻ってくるのが慌ただしくなるなとおもいつつ、、、



8時半アメ横入り口
ここから高架沿いを秋葉原方面へ、、、

そして今日絶対確認しようと思っていたスポット、、、



最初分からなくてホームページを検索してもなおよくわからないほど、、、

秋葉原のキャンプ練習場
https://www.jrtk.jp/campass/




入り口は施錠されていました
そりゃそうだよなと、、、
こんなところを夜間オープンにしてたらいろいろ問題起きかねないし、スタッフを夜間常駐させるような場所でもないし、、、


フェンス越しに中を覗く、、、



この鉄条網のなかでキャンプ体験をするって、、、、(笑)
当然宿泊できるみたいですが、この空間で宿泊を好んでするのって、別の意味でなんかマニアだと思います、、、(笑)


このあと秋葉原に、、、

分かってはいましたがオヤイデは開店前




そこから秋月のすぐ先のジャンクPC屋さん



ここは先日かかとん氏が紹介していたので一度来ようと思ってましたが、こんど開いてる時間に来ます
それでこのお店よりもインパクトあったのが対面のお店



いかにも秋葉的なお店が入ってる雑居ビルですが、、、

「秘密結社薔薇十字団」、、、このネーミングは微妙にツボってますｗ
「カラオケがないアニソンバー」、、、カラオケ入れると費用かかるからカスラックに隠れて音源再生してたり、、、？？

この場所で1分くらい立ち止まって考えてました、、、ｗ

（追記　コメントに参考情報が寄せられましたｗ）


ここから上野方向に戻り、駐車場で汗だくになったシャツを着替えて藝大方向へ、、、



蒸し蒸しするなか上野公園の中で一瞬気持ちよい風が、、、


こういう感じで今日は歩きました、、、




藝大奏楽堂









奏楽堂のモーニングコンサートは、藝大の学生ソリスト＋藝大フィルの協奏曲がメインの印象です
1500円でほんとお得です


始めは、学部4年作曲科の鈴木千遥さんの作品をオケが演奏するというもの
10分の作品



「この音楽好きか？」と聞かれれば「うーん難解すぎて微妙、だけど凄いということは感じる」
という感想で、
作曲理論的にどう評価されるのかはさっぱり分からないけれども、素朴にオケの作曲が出来るのはものすごい才能だと思った、、、
演奏直後のオケのみなさんの表情みると、ニコッとしていた方が少なく、硬い表情の方が多いなというのが印象に残り、、、
演奏家的にはこの作品はどうだったのか、そっちのほうがあとあと気になってきました、、、


次のプログラムは　辻愛結実さんのヴァイオリン協奏曲



辻さん、検索したらご自身のYoutubeチャンネルありました
2年前の演奏がありました



今日のプログラムはブラームスで、もちろん自分は初めて聴くし、そもそも生でヴァイオリン協奏曲を聴くのも初めてでした


演奏が始まって思ったのは、ヴァイオリン協奏曲でのソリストのヴァイオリンとオケの音圧の比率って、
生で聴くものと、音源になってるものとでは違うのでは、、、？
ようするに音源になってるほうは、たぶん近年の録音になればなるほどだと思いますが、ソリストのヴァイオリンの音圧を少し弄って上げているのでは、、、と、、、6デシくらい？？

普通に考えれば、そもそもオケで何人もヴァイオリンのパート揃えている時点で、ソリストとは基本的に音圧が違ってくるはず、、、
音源のほうは絶対ソリストを上げてるよなと、、、


その次に感じたのは、、、

「このヴァイオリンの音は、めっちゃ滑らかで美しい音色だ、、、、」でした

いままで生でヴァイオリン聴いて、曲にもよるとは思うんだけれども、ヴァイオリンの音には「耳障りアタック」みたいな音が入ってくる時があって、こういう音がオーディオ再生で表れたときに評価が難しいなと、、、
再生上の課題なのか、それともこういう音で録音されたものなのか、、、
ということを思い出し考えながら聴いていたんだけれども、それにしても滑らかで美しい音だ、、、

第二楽章の頭では、他の管楽器のBGM？のなかでオーボエのソロパートがあって、これはオーボエの見せ所だな、、、、と思いながら聴いてました
オーボエっていい音だよなと、、、
終演直後でもこの奏者は促されて一人立ち上がって拍手を受けていたのもうなずけます、、

第三楽章、、、オケの旋律で首と背中に電流が走る、、、2回あった、、、、
そして辻さんの演奏も、オケと完全に融合しながら、そして出るとこ出すとこ出す！みたいな力強い演奏で鳥肌が立ってきた、、、

弾き切った！
会場からもオケメンバーからもものすごい拍手で、目頭が熱くなる、、、、

いやあ、、、いい演奏会だった、、、、！



帰りの運転中、いろいろ考えながら、、、


2年前から再び？クラシックのコンサートに行くようになったんだけど、最初は自分のオーディオの参考にするため、という目的が強かった、、、
なんだけど、前回の相模湖でのコンサートの音を聴いて吹っ切れたというか、、、
https://minkara.carview.co.jp/userid/2979457/blog/47048056/



純粋に、

「最も高音質な音楽を聴くために生音の演奏会にいく」

というものにシフトしつつあるなと、、、、


つい最近、みん友さんが紹介されてた車田先生の動画



ほんといいこと言ってるよなと、、、

スピーカーの音だけ聴いてたっていい音は分からないよと
生音も継続して聴かなければ耳がなまるよと


そういうことなんだよなと、、、



音楽の楽しみ方、オーディオの楽しみ方は、人それぞれだけど、

定位がどうとか、ステージがどうとか、
そんな聴き方はどうなのかなって




毎度毎度思うのでした、、、