
一年で一番寒いこの時期、関東地方は晴れの日が多いのが通常ですが、今年は暖冬のせいか比較的天気が悪い日が多くなりそうです。
ガレージ内にあるクルマは後で洗車するのが面倒なので、あえて雨の日に外に出したりしません。
しかし、外に置いてある三菱アイとカーポートしかないアルファ156、そして雨でも構わず使用される親父殿のBMW218dは汚れるので、後で私が洗車することになるわけです(頻繁にはやりませんが)。
そうなると、やはり重要なのが洗車用クロス。
以前のブログで洗車用クロス(洗車拭き取り用のクロス)について、なかなかこれといった決定的なものがない旨を記載しました。
それからしばらく経ちましたが、これ以後もいくつかの製品を試しています。
主な観点は以下の4つです。
1.吸水力 :水をどれだけ吸収するか
2.摩擦力 :ボディを拭き取る際にどれだけ抵抗が少ないか
3.拭き残し :水の拭き残しがいかに少ないか
4.扱いやすさ:クロスの大きさ、厚さ、どれだけ絞りやるいか等
今回は以下(1)~(3)の3製品を使用してみた感想です。
そろそろ「これで決まり」というようなものが見つかればいいのですが。
(1)ミラリード ペルシード ドライングクロス
これは、カーショップで実際に触ってみて、手触りが非常に良かったので購入しました。
乾いた状態でもフカフカで、大きさも手ごろです。
しかし実際使ってみると、摩擦力や扱いやすさはいいものの拭き残しが多い。なので、何度も拭く手間が生じてしまいます。
これは拭き取り用としてはダメ。他の用途へ降格です。
(2)ユニ工業 ユニセーム
これはかなり以前からよく見かけた製品なので、おそらくロングセラーなのでしょう。
特徴は、たくさんの小さな穴が開いているところでしょうか。
また、PVAを主成分とする合成セームですが、乾いた状態でもカチカチに固くありません。
使用してみた結果は、結論から言えば「普通」。
大きさは手ごろで厚さも薄いので、扱いやすさはとても良い。ただ、残りの項目はどれも普通というが正直なところ。悪くはありませんが、うたい文句ほどの吸水力や拭き残しの少なさではありません。
(3)ソフト99 マイクロセーマ
「高次元のなめらかな拭き心地 乾燥しても固くならない」といううたい文句に惹かれました。なにせこの手のクロスは、吸水力は高くてもカチカチで摩擦力が高い製品が多いのです。
好みもあるでしょうが、私は拭き心地が悪い製品は大嫌いです。
大きさは、ユニセームと縦横比が違いますが同程度。厚さもユニセームとほぼ同じ。
触感もユニセームに似ています。
使用してみた結果は、これまたユニセームに近い感じがします。扱いやすさ、吸水力、吹き残しに大きな差はありません。ただ、摩擦力はこちらの方が少ない。「高次元のなめらかな拭き心地」はまんざらでもないようです。
というわけで3製品を使ってみましたが、ユニセーム、マイクロセーマは〇、ドライングクロスは△という結論で、◎になるようなものはありませんでした。
なかなか難しいですね。
ところで、ユニセームについて「新品の時はいまいちで、使い込むと良くなる」という主旨のコメントを頂きました。
確かにそういう部分はあるかもしれません。
3製品とも1~2回しか使用しておりませんので、使い込んでいくとまた別の評価になることも十分考えられます。
そうなると、ますます評価が難しくなりますね。
特にあまり使いたくない製品を、使い込んでいって結果やっぱりダメだったという可能性も大いにあるわけで、そうなったら苦痛ですからね。(^^;)
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Posted at
2020/01/27 00:14:39