
前回までのブログに記載した通り、三菱アイのタイヤ選びに入ったわけですが、選択の条件は以下の3つです。
1.純正標準サイズ
2.国産または欧州ブランド(アジアンタイヤは不可)
3.前後で同一銘柄
特別なこだわりありませんが、果たしてどうでしょう。
まず私の好きなミシュラン、コンチネンタルなどで探してみましたが該当ゼロ。特に3.の条件が問題。アイは前輪:145/65R15 後輪:175/55R15というどちらもやや特殊なサイズであり、該当サイズのタイヤは各々あるものの、前後両方該当するタイヤはありません。ピレリも該当はなく欧州ブランドでは無理のようです。
なので必然的に国内ブランドになります。
参考までに、ブリヂストンのサイトで15インチで最も一般的と思われる165/55R15サイズで探してみましょう。
REGNO GR-XⅢ、POTENZA RE-71RS、POTENZA Adrenalin RE004、ECOPIA NH200C、NEWNO、NEXTRYの6つがラインナップしているので、スポーツでもコンフォートでもエコでも予算と好みとで選択できます。
一方アイのサイズではどうでしょう。結果はECOPIA NH200C、NEWNOの2つのみ。
同様に探してみるとダンロップはENASAVE EC204のみ、ヨコハマはBluEarth-Es ES32のみ。
3社で計4種類しかありません。
前回のブログで記載した通り、アイのタイヤ代は決して高いわけではないので、タイヤコストはアイの弱点ではありません。
むしろ弱点と言えるのは、タイヤの選択肢が極めて少ないという点なのです。
しかしこれが致命的かと言えば、実はそうでもありません。GT-RやRX-7のようなクルマのオーナーであれば、タイヤの銘柄にこだわる人は多いでしょう。
一方アイも含めた軽自動車のユーザー層は全然異なり、おそらく大半はタイヤの銘柄なんて無頓着。みんカラのタイヤの記事を見るような方は世の中の極少数派なので、選択肢が少なくても実質的に困る人は少ないと思われます。
タイヤ選択の話に戻すと、上記の通り3社で計4種類しかなくどれもスタンダードタイヤで大差なさそうなので、今装着されているのと同じENASAVEでいいかなと一旦は思います。
そこで「そう言えば国産ブランドってもう一つあったよな」と気付きます。そうです、
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)です。
前記3社に比べるとややマイナーなので、私もこれまで購入したことはないですし、購入候補にも考えていませんせんでした。
ですが一応見ておきましょう。
すると驚いたことにNANOENERGY3、PROXES CF3の2種類がラインナップしており、特に
PROXES CF3(プロクセス・シーエフスリー)はアイに適合するタイヤの中で唯一「コンフォートタイヤ」と謳っているものです。
発売も2024年1月と新しい。もうこれはPROXES CF3しかないでしょう。うーん、トーヨータイヤ侮りがたし。
というわけでトーヨータイヤを初購入。ネットで注文したところ数日で到着しました。
左右非対称のトレッドパターン。操縦安定性に寄与するというパイピングリブ(上から2列目)が特徴です。
なにげにうれしいMADE IN JAPAN。
アイに搭載して近所のクルマ屋さんへ。特に予約もしていないので「急がないので空いている時に交換しておいて」と依頼して、クルマごと置いてきます。徒歩数分なのでできる芸当です。
3時間後には終了していました。
数百メートルしか走っていないので、まだ何も分かりませんが、見た感じ乗り心地良さそうではないでしょうか。(^^;)
Posted at 2025/07/12 22:23:40 | |
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