
ここ埼玉県では11月は晴天の日が続き、気温も涼しくなりクルマに乗るには絶好の季節です。
昼間エアコンが不要になるのも、ようやくこの時期からです。
そしてうちのクルマの場合、11月に点検時期を迎えるのが3台あるため、クルマ屋さんに行く頻度が高くなる月でもあります。
まずはアルファロメオ156の車検。
昨年の納車から1年半で1万kmちょっとと、うちのクルマの中では圧倒的に走っています。
こちらは初代カローラがお世話になっている近所のクルマ屋さんにお願いしました。
点検の結果、特に問題なし。
エンジンオイルは9月に自分で交換したので「交換不要」と伝えたはずですが、交換しちゃったとのこと。
まだ交換後200kmぐらいしか走っていなかったのですけどね。まあ、いいかあ。
続いてサバンナRX-7(FC3S)の12ヶ月点検。
この1年での走行距離は約1000km。いつものディーラーへ依頼。
特に問題なく、エンジンオイルのみ交換です。
そして3台目はビート。
この1年での走行距離は約500km。これもいつものディーラーへ依頼
こちらはまだ戻ってきていませんが、特に問題なしとの連絡がありました。
そのビートの代車としてやってきたのがN-WGN。
いつも点検の際に代車に乗ると、同じ軽でも旧いビート(1995年式)や三菱アイ(2006年式)との違いに驚かされます。
2月にR35 GT-R点検の際に代車であったV37スカイライン400Rは特に驚くようなことはありませんでしたが、こちらの方がある意味新鮮です。
では見てみましょう。
「軽は安価で装備も貧弱」というのはもう大昔の話となり、今の軽は装備面で全く普通車に引けを取ることはありません。
まず、ステアリングにチルトだけでなく、テレスコピックが付いています。
最近は軽でも付いてるんですね。
ビートなんかチルトすらありません。
いやビートにあるのはエアコンとパワーウインドウだけで、パワステもABSもエアバッグもないので、そもそも全く比較の対象にすらなりません。
そしてシートヒーターや渋滞追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、衝突軽減ブレーキ、車線維持支援システムなど盛りだくさん。
この辺りは三菱アイの世代では、全く無縁です。
リバースに入れた場合や、90度以上ステアリングを切ったままエンジンをかけたりすると、ステアリングの向きまで表示されます。
タイヤ角度モニターというそうです。
ステアリングが1回転しているのに気付かないまま動いて、思わぬ事故に遭うのを防ぐ意味があるのでしょう。
そして話には聞いていましたが、消すことができないヘッドライト。
デフォルトでAUTOになっています。
スイッチを見ると一見OFFやスモールにもできるように見えますが、実はできません。
OFFやスモールにできるのは停止中だけ。スイッチもOFFの位置に回しても、すぐにAUTOの位置に戻ります。
そして走り始めれば(周囲が暗ければ)勝手にライトが点灯します。
トンネル内や夕方暗くなってもヘッドライトを点灯しないクルマがいるので、こういうことになったのでしょうか。
このクルマでは藤原拓海もブラインドアタックが使えませんね。
でも自分が使用する上で特に困ったことはありません。(^^;)
そしてロービーム・ハイビームが自動的に切り替わる(オートハイビーム)のも初めて体験しました。
私はこまめに切り替える方なので、これは結構便利です。
これらを総合して装備の面でうちの旧い軽と比較してみると、感覚的にはこんな感じです。
N-WGN >>>>>> 三菱アイ >> ビート
室内空間も広く乗り降りもしやすい。燃費も普通に25Km/L以上走ります。機能として全く不足ない感じです。
しかし、しかし・・・・・・・「走りの楽しさ」という面では評価が異なります。
エンジンレスポンス、操舵感はビートに大きく劣り、アイにも及びません。
特に高速道路では単にパワーが足りないというだけでなく、風の影響を受けやすく安定性が低い。また風切り音も大きい。
ACCがあっても高速道路を長く走ろうという気になりません。
これは軽自動車の物理的な制約なので仕方ありませんが、同じ軽でもビートのように車高が低いクルマとも大きな差がでます。
なので、走りの楽しさを感覚的に表すと、こんな感じでしょうか。
ビート >>>>> 三菱アイ >>> N-WGN
まあビートが唯一N-WGNに勝っているのは、この走りの楽しさだけのような気がしますが。
代車に乗っても「こっちが欲しい」とならないのは、自分はこの走りの楽しさがどうしても譲れないからなんでしょうね。(^^;)
Posted at 2020/11/11 20:53:55 | |
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