
ここで良く出てくるフリーの電子回路図エディタだ。
このソフトはBSch3のころから使ってるので、もう10年以上か。
元々は只の接続図しか作れなかったが、VerUPとともにユーザー側がライブラリを作れるため
実態配線図・現物配置図まで作れるように進化した。
当初ソフトの作者自体はそこまでになるとは想定してなかっただろう。
使用者のオレからすれば、基本的に自作する場合0.1 inc単位で穴が開いてる基板で作るのが大半で
部品自体が0.1 inc ピッチでの実装を想定してる物が多く、この回路図エディタの仕様上
現品のライブラリを作り実装図を作る構想に行き着くのは容易だと思うんだが。
実際問題はじめから実態図から引き出し、そのまま実装図書くのに使っていたら、やはり
この手の物を使いこなせる方々は同じ事考えるもんで、規格サイズの基板のライブラリや
有る程度の電子部品の実態ライブラリなどが配布されるようになり、ソフト制作者自身が
配布するようにまでなった。
更新が可能で基本設計が柔軟に出来てるから可能なソフトウエア故の話だから、リアルな工具では
不可能な転用や拡張使用だけど。
んで、回路図は・・・
結線図 実態配線図 物理結線図 ・・・ete
まぁ表現状態がいろいろ有るんだわよ。
元々の本業は制御盤屋なので、ラダーと制御盤の部品配置くらいしか書かないんだけど、
電子回路自作時、規格基板で作るのにどう部品は位置すれば電源や信号的にスマートに
いくか、また製作時に楽かその辺確認するのに現品部品並べる前にできないか~?
と思っていたときに見つけたのがBSch3だった。
当時は実態配線図までが限度だったが、しばらくしてライブラリ機能が強化され現品の
形状を作り配置できる様になり、良くウチのブログでみるこんな図が↓書けるようになる。
その現物
おかげで回路設計から現物製作までの期間がかなり短い。
とくに製作時のミスは大概防げる。
大体1回で動かなくても、回路や物理配置問題ではなく製作時の配線漏れやハンダ付けの
ミスだし。
たまにライブラリ作る段階でピン配置間違えてドツボにはまってるときもあるが、稀なので
全体にこのソフトのおかげで自作品の開発は楽になった。
ただし、自家用図なので見ても理解できない奴には絶対理解できないみたいだが。
論理回路図にありがちなバスの省略表記、論理ICのEIA表記での図等規格図読めても
物理配置図兼配線図は理解できないジジィの多いこと。
頭固すぎ。
ソフトウエアを使うのは使い方も柔軟じゃねーとな。
最終的に効率を求める訳だし、トラブル対策含めて使える物があるんだから使わない手は
ねーわな。
まぁ論理設計ミスしてる場合はやり直しになるのと、物理的に改修する場合丸ごと作り
直した方が早い事が多いけど。
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Posted at
2016/08/06 23:16:53