基本工業製品すべからく必要精度ってモンがある。電子基板でもだ。が、PC用基板や移動通信機器類などの基板でもそこそこの物ならそれほど高度な加工技術が無くても、ある程度の設備投資さえすれば作れてしまう。ただし、品質管理能力が無ければ粗製濫造にしかならないのは毎度のことだが。んで、現在電子機器の製造は台湾メーカー主導の生産は大陸ってのが主体になっている。管理さえできればそれでも歩留まり稼げるからだろうが。組み立ては。高精度基板やフィルム基板などは日本メーカー製。結局は高精度品は作れない。機械加工品の精度見てればわかる。基礎のネジがダメな以上、さらに基礎工業力に問題有りの所では作れない罠。少品種・大量生産なら組み立てコストの安い所を求めるのは、資本原理から正しい。が、多品種・少量生産や高精度品などは基礎がなってない限り無理。要は電機品は粗製濫造でも一定レベルの物は作れてしまう。無論安価な分、耐久性その他は低い。エネルギー効率が求められる今でさえ、粗悪品が出回る。価格だけで買う層が居る以上なくならん。真に完璧を求めれば高額で出回る以前の状態になるが、その手前の物なら基礎工業力のある国なら、そこそこの価格で十分生産できる。工業製品精度は基本だ。粗悪品を高額で買ってるの見ると、もうバカかと。わざわざ大陸で作ろうとする時点で救いようがねぇなと。