でも製造後未使用で10年もたったら廃棄する。被覆の劣化があるからだ。まして設備用の配線なら、敷設後の寿命もあるんで置きぶるし大体5年で廃棄すると内部的に決めてることも多い。電力扱ってる場合は特に。通電状態でなら、経年劣化含めて約20年くらいなら6600~600V耐圧クラスの電線類はもつが、それ以上は絶縁物の劣化や導線自体の錆などで事故の発生が格段に上がる。置きぶるしのものでは、敷設後の寿命や、保管時の劣化で余計寿命が短い。そんなモン使ってりゃ顧客からの評価が下がるっと。その辺あるからだが。動くのと使えるのは違うのと同じで、その時点で一応使えても長くは使えない。事が起きれば大損害だからねぇ家電品なども同様で10年長くても15年程度での入れ替えには、樹脂の劣化から来る限度が含まれてる。目安だがそのくらいが限度と言うこと。単純なモーター機器でも、巻き線よりも他の部分の配線の被覆の劣化が来るから15年程度で替えないと燃える訳よ。20年以上前の扇風機が燃えたとか最近よく出てたけど当たり前。適切に補修すればモーター自体の絶縁低下やブラシの摩耗限度が来ていなければ使ってもかまわないが、その補修費用と電力効率を考えたら買い換えが妥当なんだ罠。単純機械類なら摩耗や破損が無ければ、使い続けることに効率問わなければ問題ないだろうが、電機品そうはいかねーのよ。よって電気・電子制御が絡んでる物は、それらの寿命に依存する。逆言えばその部分の完全な再生が出来れば、機械的な限度まで稼働が可能という事よ。