結構難しいモンよ。たとえば科学物質において当時先端に居たであろうドイツでさえ、二次大戦中炸薬調合は熱帯向け、寒冷地向け、その他諸々使用気候に応じて違ったそうな。んで現在においても車両等向け先気候に応じて、排熱対策をしていたりすると言う。日本が南極調査隊を初で送ったとき、極地の気候のみしか考えず機器を作ってしまい赤道直下の高温時のことを考えてなかったため、現地で使えなかった事がある。これは元々広温度範囲である必要は無いが、輸送・保管時までも考えないといかんという例。で、保管温度範囲と、動作温度範囲の設定が必要となる。結局の所、広温度範囲対応が必要になるという。して、四季のある日本の風土、南北に長い国土により亜熱帯から亜寒帯まで存在するため国内で使えるモン作ると、極地域を除く範囲でそのまま持っていって使えるわけだ。これは他の国にはまねできんのよ。