2022年02月25日
センサーとは
電気・電子で使われる検出部品のことだ。
その定義は「検出対象を検知したら出力が出る物」
であり使用する側が認識していなければならないのは、何を検知するのか
その検知範囲と出力仕様であって、センサー自体の構造までは知る必要は無い。
センサー構造まで知る必要があるのは、装置設計などで検出干渉や特性偏向も考慮しないといけない場合や品証などが必要な場合だ。
SETで出来てるものや制御ユニット側メーカーが指定部品を出して居るや品番指定してる場合
ユーザー側が構造まで理解しても意味が無い。
ま、センサー故障の追求には有効だが、制御ユニット側で判定してくれるし。
どうせ気体検出になると物理・化学・機構とさらに薄膜技術やら半導体製造技術やらそこらがわからないと
理解出来るようなもんでは無いので、理解出来ない奴には絶対理解出来ない。
理論と実証の世界の典型だから余計。
ぐだったO2でいえば
O2センサーは使用目的は排ガス中の酸素濃度が「多いか少ないかもしくは中間か」
という3点スイッチだ。
ジルコニアに酸素が透過するときに電圧が生じることを利用した物な訳だが、
あくまでこれはジルコニアの両面の酸素濃度の違いを検出するという、差を見ているだけの物
絶対値では無いし、排気側は大気側よりも酸素濃度が低いことが前提
「低い」であって「有る無い」ではない、これが理解出来ない奴には出来ない。
そもそも、ただ使う分にはこの辺は理解しなくてもいいんだ。
あくまで「燃料多ければ電圧が上がり、少なければ電圧が下がる」
これだけのことでいいからだ。
で、リーンバーンエンジンがでてくると、O2の検出には限界が来る。
検出値が正確なのか、そもそもO2機能してるのか?
という問題がでてくる。*常に燃料少ねーんだから
そのため別途A/Fを搭載し計量できるようにしたり、O2もポンプセルを付けて
パルス出力機能を付けてみたりとなる。
ここいらなんかましても理解出来ない奴には理解出来っこない。
えーかげん理解出来ないと言うことを認知してくれ。
O2とA/Fは全く出力特性が異なることだけ理解してればいいだけだ。
大体オレ自体旧型の人間ではあるが、エンジン制御のMAP弄りはA/F付けて
が基本なのくらいわかってる。
ただ困るのがA/F=ワイドバンドだと言うことを理解出来ないバカが多いこと。
O2は3点スイッチ A/Fは計量 だっつーの。
大体O2とA/Fは構造からして違う
ブログ一覧 |
技術放談 | 日記
Posted at
2022/02/25 10:43:39
今、あなたにおすすめ