
昇圧用の話はしたが、降圧でも電源側負荷は同じ事。
実際問題昇圧よりもわかりやすい。
降圧の場合、TrのON中流れるIXはデューティー50で変換量の倍。
降圧の場合はTr ON-OFFで電流は完全に断続になる。
0-MAX間を行き来する。
よって
入力10V1A 出力5V2A(毎度の事ながら効率は置いておく)
10VAのコンバーターだとすれば、平均値I1=1A だが、IX=2A流れる。
I2はTr ON時I2=IX(送電電力の半分) OFF時コイルが貯めた電力によりDを通し流れる I2=IY
となる。
緑の平均値が紫つーわけよ、面積同じだ罠。
要はこのコンバーターではTr ON時に負荷分とコイルへの充電分電力を送る。
昇圧はOFF時に電力を送る。
この違いくらいで電源に対する負荷は同じく表示値よりも高い。
均された電力の面積では高効率かもしれないが、実際は倍以上の給電能力があるか
パルス負荷に対応した電源回路に繋がなければいけないのは同じなわけだ。
Posted at 2017/01/28 18:01:46 | |
技術放談 | 日記