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2020年12月09日 イイね!

ホンダの80年代中盤から90年代末近くまでの



基本制御信号は検出部から入力フィルタは大体こんなもん。
フェライトローターをブチ回すが、超多巻線鉄心コイルで発電された交流電圧をみてんのよ。
IC自体は5mV以上で検知できるが、回路上は上限1.2V位みたいだな。
んで検知時の出力が、確度・精度ともに必要上限満たすには入力は200mV程度は必要な様子。
入ってくる源信号はノイズを含むうえに、回転数で電圧自体上下する。
これを電力的にノイズは消し、想定範囲の信号に変換してICで検出してるわけだ。

で液漏れ時その配置上、大概はまず赤矢印の抵抗が被爆し、絶縁と抵抗値が下がり
信号漏電・5V電源の漏電が起きる*状態はそれぞれ異なる
良く有る状態の裏側腐食は赤↑部分の損傷。
ここは入力の減衰が主目的で、液漏れ被爆初期は漏電で始動困難や低回転時の動作不良
高回転では漏電が増えるので発熱焼損を起こす。
電源回りだとそのまま焼損だ。
液漏れ量が少なく推移し、漏電が続くと各部の抵抗が過熱で特性狂いが起きる。
大体は抵抗値が上がる。

*要は液が存在しているうちは赤→部分は抵抗値が下がり信号もノイズも減衰してしまうが
腐食し乾いてしまうと抵抗値が上がり、本来減衰させていたノイズ毎後ろに送ってしまう。
どっちにせよ動作不良原因だ。

これが水色部におよび、液が水色部のコンデンサ類に及ぶと完全に死亡。
解析用にバラした物の抵抗を測定してみたが、根本的に過熱痕があるとその近辺の抵抗は
抵抗値が上がっている。
絶縁材が禿げている場合、電解液が残存していると漏電しているので抵抗値が低いが
洗い表面の絶縁物も禿げている部分剥いでやると、大体抵抗値が上がっているのが確認できる。
部品面で印刷抵抗が見えるまで損傷していれば100%駄目。
0.1%精度なんだから簡単に精度以上狂う。
禿げて無くても長時間過熱されてる物は狂ってる。
ただし、計測が困難なので過熱痕があれば交換にするしか無い。

ま、バカがどうこうできるもんじゃねぇ

Posted at 2020/12/09 13:00:56 | コメント(0) | 資料 | クルマ

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「@kuhl ラックエンドとかタイロッドとか新品はそんなに簡単に動くようなモンじゃ無いよゆるゆるになったらすでにNG」
何シテル?   12/21 14:03
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