
一番簡単で高速なA/D回路で。
注:電圧を数値化することしか出来ないので、電流を数値化する場合は
I/Vやって電圧に換算する必要がある。
また基本も基本の動作原理説明なので現物とは異なる部分がある。
んで基本も基本がこれなわけだが、均等にリファレンス(基準)電圧を分圧し
各分圧値と信号を比べ、等しければON、それ以外OFFの比較出力をエンコーダーで
処理する物。
なわけだよ。
単純にrefが3Vなら各抵抗にかかる電圧は1V、各比較器がイコールのみON前提なので
0V 全OFF 1V 一番下の比較ON 2V 真ん中比較ON 3V 一番上比較ON
になる。
01で言えば0V &b000 1V &b001 2V &b010 3V &b100
でこれをエンコードして0V &B00 1V &B01 2V &B10 3V &B11
こうなると。
基本原理なので中間電圧等の事は考えるな。
あくまで連続量をどう数値化するのの基本だ。
で、要は数値化のため基準電圧と比較を行い合致した値を数値とする。
なわけだよ。
よって信号源が自家発するものだと、refの変動は致命傷。
影響が出ないのはrefと電源を共有している場合で、相対出力の場合。
可変抵抗等の分圧出力などが該当。
絶対値出力の場合はアウト。
抵抗分圧などの相対の場合は、電源電圧3Vの時全閉を0-1Vの間 全開2-3Vの間と
規定されているなら、電源電圧が1.5Vなら 全閉は0-0.5V 全開1.0-1.5Vつーことよ
6Vなら全閉は0-2.0V 全開4.0-6.0V になる
センサー出力の現物の計測および調整において、電源電圧を計測し換算値を用いる必要がある。
基準を合わせること、これが絶対でその基準値により相対で実効範囲は変わる。
これが運用に置ける基本も基本。
以上を踏まえて、スロットルポジションセンサーの検査治具を作ってるわけだが、
ECUが見ているのは「電圧」でありそれはECU自身が送っているものだ、よって
電源が5.00V時全閉0.44-0.56V 全開4.40-5.00Vであって
電源電圧が5.00以外では換算が絶対だ、これがバカにはわからんのよな。
電源が4.80Vなら各範囲は96%0.42-0.53 4.22-4.80になるって事だ
これはセンサー直近かECUの端子部分かで直に計測しないと意味は無い。
誤魔化し用の大御所機器のサブコン類の表示なんか意味ねぇんだよ。
また、既存のシステムとして完成されている物への割り込みは、電源の取り方
一つでいくらでも狂う。
電源の電位は取り方でいくらでも狂うんだ。
だから余計な事すっなってんだよ、弄くる奴ほどバカなんだからよ。
Posted at 2022/06/06 15:32:58 | |
技術放談 | 日記