基本どのオシロスコープも入力はGND共通で絶縁されていない。
つまり1台のオシロの計測基準は同じであり、基準電位の違う計測は不可能。
これ大前提。
・・・バカには理解出来ないがな。
んで、この基準電位が違う物を計測するには、差動プローブが要る。
大体の差動プローブは計測回路と、オシロ側を絶縁したプローブで
計測端耐圧もオシロ本体の数倍から十数倍ある*物による
して、その特性上プローブ自体に給電が必要。
これは、オシロメーカーの純正なら何も考えなくて良い。
非純正品だとすると、給電自体と複数使用時に注意がいる。
GND共通にあるオシロ側で迷走電流が流れないか?
ってあたりだが。
これよりも話がややこしいのが電流プローブ。
まず電流プローブには2種有る。
交流電流計測専用のカレントトランス式の外部電源が不要なもの。
交直電流両用のホール素子計測で電源供給必須な物。
大まかにこの2種だ。
カレントトランス式は何も考えなくていい、なんせ絶縁トランスを
繋げてるだけだから、各検出も接続も縁が無い。
漏電してるか高周波見た時に輻射漏洩はあるかもしれんがそれはそれ。
ホール素子の方は電源供給が必須。
オシロ自体からや、専用電源で給電を受ける物は複数接続も前提で
出来てるので問題はないのだが・・・・
たまに乾電池式の物が有る。
そのまま使うのは問題はなにもないが、これが電池の持ちが悪いのなんの。
故に外部給電式にしたろうというのがこの間からやってる電源の正体な訳だが・・・
ここで問題なのは、給電するにあたりGNDループが出来ることと
そもそも電池で駆動してるので縁切りされている物なので、共通ライン
の存在を想定していない。
・・・となると電源の絶縁かは必須。
と言うことになる。
で、試しにつくったは良いがノイズ問題が・・・
そのなかでキーサイトの最廉価モデルのDSP処理精度に問題があるのが
はっきりしてくると(w
もー沼
Posted at 2025/11/27 22:42:44 | |
工具・計測器・謎の自家製 | 日記