
シルバーガンメタツートンの
紳士的な4ドアR33スカイライン。
先日・・・
FUELホースからガソリンの滲みがあるので、
フィルターともども交換して欲しいと言われ、
ナンチャッテTypeMさんのおうちまで、
出張してきました。
突き刺すほどの日差し、うだるような暑さの中、
作業はちゃっちゃと終了し、
話題は相変わらずマニアックなボディ剛性の話に・・・
世の中にはびこる巧妙な罠を、そしてインチキを、
密かにたったふたりで暴いて笑っておりました。(笑)
そしてクルマの修理も終わったので、
テストコースでちょいと試走してみることに。
テストコースまでは、
アップダウンのある住宅街の細いチマチマした道を、
渋滞しながら進んでいかなくてはいけないのですが、
前のクルマが進んだから、クラッチをちょっとだけつないで5m進む。
まったくギクシャクすることなく、エアコンONの状態で、
1500rpm以下で低速走行をしちゃってたりする。
優しい。←
まさに紳士的なスカイラインだ。
そんなことを繰り返しながら、テストコース到着。
テストコースは、高速コーナーが連続する気持ちの良い道。
アクセルを踏み込むと4ドアツートンのタイプMが回転を上げてゆく。
マフラーが静かなので、室内にはRB26のエンジン音が入ってくる。
エンジン音を聞きながらのドライブは、
音量の大きなマフラー音に慣れてる自分にはとても新鮮だ。
わずかな直線で、タコメーターと同調してスピードメーターの針もあがる。
紳士的なんてとんでもない。
矢のように加速して、まわりの景色が流れる。
カムもタービンもノーマルで、触媒すら付いているとはとても思えない。
HKSのスペシャルパイピングを組み込んで、
シンプルさを求めリサキュレーションバルブは装着していない。
レイテックによりエアフロを取り外したDジェトロ制御なのに、
サージングはいっさい発生しない。
どこにも淀みのない澄み切った加速をする。
暴力的だ。
そしてテストコースを過ぎれば、また静かな1500rpm以下の渋滞走行。。。
RB26を2.8リッターにして、
T88-34Dを組み込んでブーストを2キロかければ
それがモンスターかい?
確かにそうだろう。
ラインオフされたクルマに3倍のパワーを与えて、
タイヤは銘柄を変えたとしても所詮4輪であることに変わりはなければ、
その有り余るパワーはモンスターだろう。
でも、
この4ドアスカイラインも、
あたしから言わせればモンスターだ。
紳士的と言ったが・・・暴力的とも言える・・・
一粒の妥協も無く 運命の車輪は回る ←
Posted at 2010/08/08 13:28:38 | |
トラックバック(0) |
お仕事 | 日記