これ以上許して欲しくない~
はい、題名・冒頭ともに
少女隊“バランスシート”より引用。
となれば、話はバランス取りですよ。
あたしンちでは、
ピストン・コンロッドのバランス取りは、
デフォルトでございます。
OH工賃に含んでいるから、全エンジンにやっちゃうよ。
エンジンをバラして組むんだから、
そんくらいやっとかなきゃ気分出ないぜ。
ちなみに、内燃機加工屋さんに依頼すれば、
この“バランス取り”も、やってもらえまつ。
有名どころの、J社もN社もメニューにあるよ。
んとね、気筒差を限りなく1g以内に仕上げてくれるってさ。
世間で言われてるのはそれが“バランス取り”だ。
ところで・・・
先日RB25をバラしたので(もうほぼ組んじゃったけど)、
その時のピストン・コンロッドの、
重量データを公開してみようか?
ノーマルエンジンから取り出したそのままね。
まずピストン。
①522.3g
②522.1g
③522.8g
④522.6g
⑤521.8g
⑥522.7g
という結果でしたよ。
ふむ。
もともと重量差1g無いんですけど。(笑)
続いてコンロッド。
①589.7g
②588.2g
③588.2g
④588.7g
⑤588.3g
⑥588.4g
コンロッドは1番が重くて、一番軽いのと1.5gの差があるね。
んで、どーなのよ?
これ、内燃機屋にバランス取り依頼したら、
ほとんど触られずに返ってくるぜ?
だって、内燃機屋レベルでは重量差無いんだもの。
でもカネは取られるよ、きっと。(笑)
ピストン・コンロッドのバランス取りの相場は、
合わせて1気筒12000円くらいだ。
SR20なら48000円、RBなら72000円サヨナライツカだ。
みんないーのか?
そんなことで。
あたしンちは違うよ。
Rismy、ナメるな。
まず0.1g単位で合わせるからね。
ピストンはね、1番軽かった4番のバリをさらったら、
重量が521.5gになったから残りをそれに合わせた。
コンロッドは一番軽いのの側面をアール加工したら、
重量が588.1gになったから残りをそれに合わせた。
全ピストン・コンロッド加工してっから。
このレベルで合わせるのは超めんどくさいぜ。
でもさ、エンジン組みなんて大切なことを、
頼んでくれたことへのお礼の気持ちなんだな。
あと、あたしがそういうの好きなんだよ。(笑)
自分で言ってりゃ世話無いが、やるやらないで全然違うから。
みんなも、
魂込めて良いエンジンを組むチューナーに巡り合ってくれよ!
今日は自分マンセーでスマソ!
Posted at 2010/03/09 18:21:54 | |
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