クルマを作るとき
当然『こうなって欲しい』
という完成予想図を描きますよね
パワーであったり
フィーリングであったり
あたしは、その完成予想図を達成するのに交換するパーツは、少なければ少ないほど良いと思ってます
なんて書くと、字面だけ読んでどうこう思われてしまうかもしれませんが・・・・
作り手としては、予算が許すのであれば、ある意味なんでもかんでも(なんでもかんでもじゃないよ?)、やってしまいたい(笑)
カムだとか、バルブ関係とか、別にちっとも面倒だなんて思わない
むしろ好き、要はニーズがあるかどうか(笑)
望まれてない性能をクルマに上乗せして、費用が余計にかかってしまうのはどうなんだろう?って思ってるだけです
そういう意味で、社外パーツの使用はけっこう少なめな傾向が強いんですが
仕様・ニーズ・目標を問わず採用しちゃうのがRB26のインマニ・スロットルガスケット
ここ純正は紙ガスケットなんですよ
だからってわざわざインマニまでバラして必ず交換するなんてことはしませんが、何かでバラしたなら純正紙ガスケットで組んだりはしない
必ずメタルタイプのガスケットで組んでます
純正ガスケットは切れて抜けたりしたことがあるからね
そしてここらへんをバラすのは、かなり大変(笑)
難しいというより大変(笑)(笑)(笑)
だいたいよく見えないし、コレクタータンクの下はけっこう配管多いし、ホースバンドの向きひとつで死ぬほど泣かされたりする
クラッチとブレーキのマスターバックへの配管のステーが、一箇所M6で下から止まってるんだけど、そこなんてホントに、手首と肘の間にもうひとつ関節を作りたくなる始末(笑)
あれだけの機構を盛り込んでおきながら、大変だろうとなんだろうとそれでもなんとか脱着出来るように作られてるのは、さすがメーカーだね
そういえば、いつだったか・・・・
紫いも君がここのガスケット切れに見舞われ、長野の雪の中で凍傷寸前になりながら、なんだかんだ作業に3日間かかってたなぁ・・・(懐古笑)
Posted at 2013/03/31 13:14:52 | |
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