
さて、BNR32セッティング終えました。
前ブログのまま音沙汰ナシでは、
なんか壊しちまったのか?なんて
思われそうですし、
ご報告もしないといけないですね。
結果から言えば、上々の仕上がりだと思いまつ。
本物のバトルセッティングを出すために
急遽駆けつけてくれたRB26勢のみなさんありがとう。
最初、お預かりした状態は、
インジェクターが換わって普通には走ってる以上、
少なくとも誰かがベストだと思ってセッティングを済ませた状態。
でもたとえ何様がセッティングをしてようと、
あたしはあたしのベストのセッティングをするだけ。
ちゃんと組み直されたエンジンのようなので、
4000~5000回転あたりにいつものデータを突っ込むと、
『ジジジジジ』ってノッキングの音がしちゃうので(笑)、
ちょい甘めにデータを変更などしつつ、
預かった状態のブースト圧が1.5キロくらいという・・・
仕様にしてはちょっとハイブースト過ぎる気がしたので、
1.2~1.3キロに落として渡す前提でさらにセッティング。
何もパーツは付けず改造もせず、
ブーストは下げてしまってセッティング。
ありゃま、キツイお仕事。(笑)
普通は遅くなっちゃうね。
でもちゃんと速くしましたよ。
実走330kmオーバーだから。
あ、これ距離ね。←
気になったのは使用わずか2000kmというタービンからの異音。
クゥ~ン、クゥ~ンとけっこうな音が出てる。
ブーストもかかってるし、白煙も吹いてないけど、
こんな音はタービンからは普通しません。
使用2000kmでしょ?
微妙なんだよね。
タービンのオイルインレットバンジョーを
ボール用のにしてなくて、
仮に奢りめなオイルポンプでも使ってて、
ブースト高めでタービン回してれば2000kmあれば壊れ始めちゃう。
もし聞けるなら、エンジンを作ってくれたお店に、
どんなインレットバンジョーを使ってるか確認できたら良いかも。
そのせいかどうかはわかりませんが・・・
3000~4000回転くらいのパワーの立ち上がり部分と、
6000回転オーバーの最大パワーを発生していく部分が、
若干いつもよりちょっと足りないかな?って感じ。
こういうのって難しいんだよね。
初めて来てくれたお客さんのクルマをセッティングして、
『コレ、タービンがあやしいかもしれませんよ』って非常に言いにくい。
なんか・・・チューニングショップの常套句みたいじゃない?(笑)
もうちょっとなんかやらせろ的な。←
Posted at 2010/05/23 12:06:35 | |
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