2011年05月10日
さて、ウォーターポンプ交換して
水漏れが無くなったアルトは・・・
すこぶる快調です。
パワー・トルク、ともにアップした気がします。
『気がする』と書いたのは、
計測してないからそう表現しましたw
まず基本的に水漏れしちゃうようなウォポンは、
ベアリングがダメになってるってことです。
新品にすれば当然ベアリングも新品が組まれてるので、
回転抵抗が減ります。
このベアリングを回してるのはエンジンの回転なので、
楽に回せるようになれば、そこでのロスが減ります。
また、タイミングベルトの張りがけっこうキツク張られてました。
これも再組み付け時に、適正な張りに調整しました。
そして当然、オルタネーターとエアコン駆動のVベルトも、
交換作業に伴って外してるので、適正な張りで再組み付け。
うむ。
これでいろいろロスが減ってパワーアップ。←
いや、ホントだよ。(笑)
なんたってアルトは推定30馬力だから
3馬力上がれば1割パワーアップなのだ。
1割のパワーアップは普通の人でも体感できるとされている。
でもあたしはクルマに関しては普通の人ってカテゴリーとは
ちょっと違うカテゴリーかもしれないので、
ややオマケして5%のパワーアップでも体感しちゃうとすれば、
アルトでなら1.5馬力アップすれば体感できちゃうってことかも!!(笑)
なんてねw
超低パワーのクルマに乗ってると
気付かされることも案外あるよって話ですwww
ちなみに、組み付けでのパワーの話で言うと・・・
よく『クリアランスを詰める』なんて言うよね。
メタルクリアランスを詰めるとか、ピストンクリアランスを詰めるとか。
“詰める”って言葉の感じから、狭い方へ攻めるイメージでしょ?
たとえば、
『ピストンクリアランスをユルユルに広く詰めてボーリングした』
とはあまり言わない気がする。
それに適正クリアランスの範囲が、
たとえば0.04~0.07mmってなってたら、
0.04mmで組み上げれば、なんかエライ感じするよね?
でも実はそれは、パワーにはあまり効かないんだ。
ピストンやメタルなんかのクリアランスは
緩い方がパワーは出るんだよ。(※リングは別)
限度は当然あるし、そうするために必要なことがまた別に出てきちゃったり
耐久性とはまた別の話になっちゃうけど。
単純な話として、緩いとフリクションは少なくなってパワーが出る。
だから耐久性ってことをあまり考えなくて良いレースエンジンなんかでは
生産仕様の2倍近いクリアランスでエンジンを組んでたりする。
とかなんだとか言いつつ、
やっぱりエンジンを組む時は、
パワー出したいからって緩めのクリアランスで組んだりはせず
基準の範囲内で狭めなクリアランスを狙うけどね。
・・・別にこんな話をして・・・
組んだエンジンがパワー出なかった時の
言い訳にしようとしてるわけではないwww
Posted at 2011/05/10 15:47:27 | |
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